学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

非認知能力を育む遊び12選!遊びを通して子どもの可能性を広げよう

非認知能力を育む遊び12選!遊びを通して子どもの可能性を広げよう

近年、子どもの成長において注目されているのが「非認知能力」です。これは、IQやテストでは測れない能力で、例えば、周りと円滑なコミュニケーションを取ったり、目標を決めて取り組むといった個人の社会的・感情的な発達や将来的な成功に大きな影響を与えるとされています。

非認知能力は幼少期に養うことが重要であり、子どもの成長過程でどのように関わっていくかが大事です。

今回は、北海道旭川市豊岡にあるふたば幼稚園が、家庭で取り組める遊びを通じてこの非認知能力を育む方法を紹介します。子どもと楽しみながら、ぜひ取り入れてみてくださいね。

非認知能力って一体何? なぜ今注目されているの?

非認知能力って一体何? なぜ今注目されているの?

非認知能力とは、簡単に言うと、テストの点数では測れない、生きる力を育む力のことなんです。

例えば、お子さんがお友達と仲良く遊んでいる時、砂遊びに夢中になっている時、お絵描きに集中している時…。これら全て、非認知能力を育む大切な時間なんです。

非認知能力が注目されているのは、これからの時代を生き抜くために、点数だけじゃない力が必要とされているからなんです。お友達と協力する力、最後までやり抜く力、新しいことに挑戦する力…。これらは、テストでは測れないけど、お子さんの将来の可能性を広げる力になりますよね!

非認知能力は、幼児期にこそ育みやすいと言われています。お子さんが色々な遊びや経験を通して、たくさんのことを感じたり考えたりする中で、自然と育まれていくものです。

ママやパパができることは、お子さんがやりたい遊びを応援してあげること、新しいことに挑戦する気持ちをサポートしてあげること、そして、お子さんの成長を温かく見守ってあげること。

非認知能力は、お子さんの未来を豊かにする宝物です。一緒に楽しく育てていってください。

室内でできる非認知能力を育む遊び5選

室内でできる非認知能力を育む遊び5選

非認知能力を育むといっても、具体的にどうすればいいのでしょうか。ここでは、室内でできる非認知能力を育む遊びを5つご紹介します。

1.ごっこ遊び

特定の人物になりきって遊ぶごっこ遊びは、お子さんの想像力を鍛えるには最適な遊び方のひとつです。なぜなら、ごっこ遊びは自分で想像しながら遊びの展開を広げていく必要があるため、想像力と探究心が身につきます。

一人で遊ぶというよりも、家族や友達と一緒に遊ぶことが多いので、社会性やコミュニケーション能力も身につけることが可能です。

2.お絵描き

クレヨンや鉛筆を持って描くお絵描きには、手や腕などを自分でコントロールして行うため、運動能力を高めてくれる効果が期待できます。さらに絵を描くことにより、思考力や発想力、創造力が膨らみ、ものをイメージする力を養うことも可能です。

また、さまざまな色のクレヨンや鉛筆を使うことより、色彩力も身につけられるようになります。

3.積み木

丸や三角、四角などさまざまな形をした木のおもちゃを並べたり、積み上げたりする積み木は頭の中で考えた形を実現するための創造力を育むことができます。

さらに、ひとつの作品を完成させるために積み木を積み上げる際に、根気よく努力しようとする自制心や忍耐心も身につけることが可能です。

4.リズム遊び

音楽を聞きながら、音楽に合わせて歌を歌ったり、体を動かしたりするリズム遊びは、集中力や表現力を上げてくれます。

音楽に合わせるという行動は、家族や友達と一緒にコミュニケーションを取りながら行うため、次第に協調性も身についていくでしょう。

5.絵本などの読み聞かせ

大人が子どもに絵本の読み聞かせをすることは、子どもの想像力を育てるのに効果があるといわれています。

テレビとは違って、絵本は動かないので、登場人物がどんな動きや声をしているのかがわかりません。そのため、子どもたちは想像力を膨らませながら話を聞くことになります。また、読み聞かせを通して、登場人物の気持ちや感情を読み取れるのが特徴です。

屋外でできる非認知能力を育む遊び5選

屋外でできる非認知能力を育む遊び5選

室内でできる非認知能力を育む遊び方がわかったところで、今度は屋外でできる遊び方をご紹介します。屋外ならではの遊びには、一体どんなものがあるのかを確認しておきましょう。

1.泥遊び

泥を使っていろんなものを作る泥遊びをすることで、自然と想像力や発想力を育めます。泥は加える水の量によって、固めたり、溶かしたりとさまざまな性質に変わっていくのが特徴です。

そのため、子どもは泥を水で崩したり、形を作ったりすることを何度も繰り返すうちに、次に作る形を考えたり、どうしたら固めやすくなるかなと考えたりするようになります。このことから、常に想像力や発想力を働かせながら遊ぶことが可能です。

2.草花遊び

どこにでもある草花の葉っぱや花、木の実を使って遊ぶ草花遊びは、子どもの好奇心を刺激する遊びです。

視覚や聴覚、触覚などの五感を使って変化を感じながら、草花に触れて遊ぶことで想像力が豊かになる効果を期待できます。

3.公園遊び

公園や幼稚園、保育園などに置いてある遊具で遊ぶことも、子どもの非認知能力を育むことができます。たとえば、雲梯(うんてい)ひとつをとっても渡り切るための努力を身につける忍耐力などをつけることが可能です。

また、ブランコなどの数人しか乗れず順番待ちを経験する遊具で遊ぶ場合は、協調性を身につけられるようになります。

4.水遊び

水遊びといえば、プールなどを用意する必要があるのではと思われるかもしれませんが、ご家庭にあるものでも簡単に遊べます。

たとえば、バケツの中に水を入れて葉っぱを浮かべたり、じょうろから水を流したりするだけでも十分です。水が、子どもの好奇心を刺激し、創造力を育んでくれます。

5.鬼ごっこ

一人が鬼になり、ほかの人を追い回す遊びの鬼ごっこは数人で遊ぶゲームのため、コミュニケーション能力や協調性などを身につけることができます。

自分がどのように振る舞うべきかを決める判断をすることはもちろん、鬼から逃げ切るための作戦を考える必要があるため、思考力も育むことが可能です。

6.自然遊び

自然は、お子さんの好奇心を刺激し、成長を促す最高の遊び場です。毎日違う表情を見せる自然の中で、お子さんは五感をフル活用して、ワクワクする発見をたくさんすることができます。自然の中で遊ぶことは、お子さんの好奇心と探求心を育み、「なぜ葉っぱは色が変わるの?」「この虫は何を食べてるの?」といった疑問を見つけ、自分で答えを探す力を養います。

7.ボール遊び

ボール遊びは遊び方の幅が広く、一人でじっくり考えながら遊ぶことも、お友達と協力して楽しむこともできます。複数人で遊ぶ場合は、ボールを一緒に持って走ったり、サッカーやドッジボールなど、ルールのある遊びを通して、コミュニケーション能力や協調性、チームワークを育むことができます。

また、ボール遊びは太陽の下で行うことで、子どもの体力作りにも役立ちます。

年齢別の非認知能力の育み方をご紹介

年齢別の非認知能力の育み方をご紹介

子どもは幼いうちに非認知能力を育むことが大切ですが、その年齢に適した育み方があります。ここでは、年齢別の非認知能力を育む遊びを確認しておきましょう。

1歳の場合

1歳のお子さんの場合は、見る力を育むことが大切です。そのため、手で顔を隠したり、開いたりする「いないいないばあ」がおすすめ。ひとつのものを集中して見ることで、次第に集中力が身についてくるでしょう。

2歳の場合

2歳のお子さんの場合は、ある程度の言葉を理解してくる時期なので、聞く力を育むといいでしょう。たとえば、パトカーなどのサイレンの音が聞こえたら「なんの音?」などクイズを出してみるのがおすすめ。聞く力に加えて、想像力を育むことができます。

3歳の場合

3歳のお子さんの場合は、幼稚園や保育園に通い出すお子さんが多い時期なので、コミュニケーション能力を育むのがおすすめです。「なぜ?」と疑問を投げかける会話のキャッチボールをするなどして、うまく言葉を引き出しましょう。

4歳の場合

4歳のお子さんの場合は、相手との意思疎通ができるようになってくる時期なので、考える力を育むことが大切です。たとえば、絵を描くだけでもお子さん自身が自ら考えて絵で表現することができます。絵を描いて、表現力や想像力を育みましょう。

5歳の場合

5歳のお子さんの場合は、知識も増え、論理的に物事を考えられるようになりますので、見る・聞く・考えるなどを総合的に行えるようにすることが大切です。そのため、普段の行動ひとつでも何をするかを考えて実行するといいでしょう。

まとめ

今回は、室内や屋外それぞれでできるお子さんの非認知能力を育む遊びをご紹介しました。ごっこ遊びやお絵描きなどの何気ない遊びでも、非認知能力を育むことができる可能性が潜んでいますので、お子さんと遊ぶ際の参考にしてみてくださいね。

北海道旭川市「ふたば幼稚園」では、子供が思いっきり遊び込める環境づくりにこだわっています。

北海道旭川市「ふたば幼稚園」では、子供が思いっきり遊び込める環境づくりにこだわっています。

こちらは校庭の写真です。

子供たちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計されました。子供たちは時にどろんこまみれになりながら、遊びを通して「生きる力」を育んでいきます。机に座って学ぶだけでは「生きる力」を育むのは難しいでしょう。子供が遊ぶ大切さは、いつの時代も変わらないのではないでしょうか。

「生き生きとした子に育って欲しい」「自分で考え、行動する子に育ってほしい」

ふたば幼稚園は「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいております。

また、親御さんが気になる園での安全管理として、送迎バスにはダブルチェックシステム、おたすけボタン、職員同士の共有、園児への声かけ等を通し日頃から確認・すぐに対応できる環境作りを心がけております。

ふたば幼稚園では、随時幼稚園見学を受け付け中です。ぜひお気軽にご連絡ください。

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月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放を行っています!

月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放を行っています!

旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。

対象は、幼稚園に入園していないお子さんで、年齢制限はありません。

園庭遊びやごっこ遊び、製作など日程によって体験できる内容が異なるため、興味のある内容がございましたらお気軽にご参加ください。

ポイント①こだわりすぎた園庭

ふたば幼稚園のこだわりすぎた園庭

ポイント②室内遊具も工夫がたくさん

ふたば幼稚園の室内遊具

遊具がいっぱいの園庭・ホールで自由に遊んだり、その時に流行っているもの、参加者に合わせた遊びをします。

園庭、室内、教室など幼稚園内を自由に遊べますよ。

ご参加、お待ちしております。

園遊び体験「園開放」も実施中

旭川ふたば幼稚園のすぐ隣には、0歳〜入園可能な定員12名の小規模保育園「ふたばの庭」があります。幼稚園同様、遊びを中心とした保育を取り入れており、子どもたちの自主性と好奇心を育む環境づくりに力を入れています。保育園見学も受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

小規模保育園「ふたばの庭」ホームページ

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