子どもたちが遊びこめる環境づくり
当園の保育は【遊びを中心とした保育】です。
遊びの中から子ども達の思いを汲み取り、成長に必要な要素を先生が援助する・子どもの主体性を最大限に尊重しながら保育の意図を環境に込めることを目指しております。
保育環境を提供する上で考えている5つの要素
- 01挑戦できる
環境 - 02ホッとできる
環境 - 03試すことができる・
変化を感じること
のできる環境環境 - 04関わり合って
作り上げられる
環境 - 05力を出しきる・
発散できる環境
一級建築士 井上先生からみたふたば幼稚園
ふたば幼稚園と関わった当初は、広場を取り囲むように既成の遊具がある、よくある運動場という感じでした。
2015年から本格的な関わりがスタートし、スタッフ研修し徐々に園庭づくりが始まりもう10年が経とうとしています。
そんな、ふたば幼稚園を一言で表すと、「機動力がある園」。園長の山中先生の環境に対する理解が深く、それに続くよう、スタッフも意欲が高く、積極的に学び続けています。園全体が「子どもが自ら育つ環境づくり」という目標に向かっているため、機動力が発揮されていると感じています。
年に2、3回の訪問してますが、ミーティング後に遊具の設計図を書き、午後から遊具づくりを始め、1日で完成してしまうこともあります。これは、この起動力あってからこそだと感じています。
園庭のこだわり
園庭は1日の保育時間の30〜40%過ごす場所で重要性も高い場所です。
私たちは毎日子どもたちが遊ぶ環境を整えていくことが大切だと、プロの設計士指導のもと、スタッフが製作する園庭づくりに力をいれています。
スタッフみんなで製作することで、問題が発生してもすぐに気づき、安全な遊び環境を提供できると考えています。
園庭は今でも改修を重ね、子どもたちの様子に合わせて進化しています。
遊具と子どもの遊びの変化を追えるのも、ふたば幼稚園の園庭の魅力です。
園庭マップを見てみよう!
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ぱっぱくんハウス
中央にそびえるぱっぱくんハウスは、1階にハンモック、2階にお絵かきコーナー、3階に展望デッキがあります。
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展望ハウス
ふたばらんどには、展望デッキやすべり台があります。下にはトンネルがあり、通り抜けられるようになっています。
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ふたばらんど
初級一本橋をクリアしたら次は中級!この中級一本橋はふたばらんどに繋がっています。
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藤棚
固めやすい海砂を利用しています。砂場の上には日除けをかねた藤棚があり、数年後には藤で覆われる予定です。土場もあり泥団子も作っています。
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初級一本橋
小さな挑戦が出来る初級一本橋です。練習したあとは、大きな一本橋に挑戦しています。
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小さな砂場
草木に囲まれた中にあり、おままごとができる環境がそろっています。ゆっくり落ち着いて遊べる空間です。
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焚き火コーナー
焚き火コーナーでは、マシュマロや園内で育てたとうもろこしを焼いて食べたりして楽しんでいます。
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自転車置き場1
片付けやすい車庫をつくっています。4輪カートは免許制です。車庫の上は登って歩けるようになっています。
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自転車置き場2
上に登って遊べる自転車置き場です。段差をつけることによって走りづらくなり、落下防止に役立てています。
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小山
奥にある広場との仕切りになる小山があり、ストライダーなどでも登ることができます。
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広場
広場にはポンプもあり、夏には丸太プールをつくってたくさん水遊びをしています。
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丸太橋
ぱっぱくんハウスにつながる丸太橋は、手すりがあるので挑戦しやすいです。
園内のこだわり
室内も同様「遊び込める環境」を目標にプロの設計をもとにスタッフが製作しています。
導線を考えながら各スポットにコーナーを作り、集中して遊びを展開できる工夫をしています。
ホールを見てみよう!
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トンネル
ロフトとロフトの間はトンネルで続いています。底が透明の板になっているのでドキドキ、わくわくの体験ができますよ。
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こだちハウス
元々あったジャングルジムを解体して製作しました。子どもたちの落ち着ける環境づくりという意図があります。
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ロフト遊具
2階までよじ登る動線があるので、アクティブな運動ができますよ。
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個室テーブル遊びコーナー
ロフトの2階にある遊びコーナーです。塗り絵や積み木など興味のある遊びができます。
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おままごとコーナー
木製のおままごと道具でおままごと遊びができます。
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お絵描きコーナー
自由な絵や塗り絵で創造力を発揮できるスペースです。
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机を使った遊びコーナー
折り紙や塗り絵作業をここで行います。
園全体の見取り図
- 1階
- 2階
- 絵本コーナー:図鑑や机上ゲームなどで遊ぶことができます。
- クールダウンコーナー:集団生活に疲れたり、気持ちを落ち着かせたいときに使用するお部屋です。
クラスごとの環境のこだわり
各クラスのお部屋にも遊びこめる環境としてロフト空間があります。
クラスごとで構成が異なり、担任の想いを大切にしながら、それぞれ子ども達の活動にあった環境構成になっています。
先生たちの関わり
私たちは以下のことを大切に保育にあたっております。
- 子どもの主体性を大切にし、一人ひとりの違いを受け止めます。
- 子どもと一緒に考え、子どもから答えを引き出す関わりをします。
- 子どもに教え込むのではなく、子どもの成長を支え・手助けするサポートをします。
- 子どもの気持ちを尊重し、待つ・聴くことを大切にしています。
- 保育者自身も遊び心を忘れず子ども達と向き合います。
安全管理
他の園とは違う環境で驚かれた方、子どもには危険なんじゃないかと思われた方も多いことと思います。
確かに、危険性はあるかもしれませんが、成長に必要なリスクは残し、子ども達の発達段階に応じた設計になるよう工夫し、大きな怪我につながらないことはもちろんスタッフ全員最低限の知識をふまえ日々関わっています。
01.全スタッフ必須「安全研修」
日々子ども達が安全に遊べるよう職員はMFチャイルドケアプラスという国際規格の応急救護のプログラムを受講しています。
さらに、外部講師も定期的に招き安全に対する知識を養うようにしています。
02.園内外に、41台のカメラを設置し録画
防犯はもちろんのこと、怪我や事故が起こった際に検証するためにも利用します。当園は100%怪我がありませんと断言しません。
子どもの発達や行動によりどうしても防ぎようのない怪我もあり得ます。
その際にビデオ記録を確認することで、子どもがどのように怪我をしたのか、保育環境に問題がなかったのかなど保護者様に適切な状況連絡する際、そして、今後の改善に役立てております。
03.バスの安全管理画
子ども達のばバス送迎後、基本的に、専任の運転手・スタッフの2重チェックで行います。さらに、バスの中には、ホーネット社製のバス置き去り防止安全装置とモリタエレテック社で独自開発された閉じ込めを知らせる「助けてボタン」を設置しています。
子ども達にも日々使い方を説明しながら関わっています。
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