ふたば幼稚園は、遊びの中から子ども達の思いを汲み取り、子どもの主体性を最大限に尊重する保育を目指しています。
私たちは、保育環境を提供する上で以下の5つの環境要素があることを大切にしています。
- 「挑戦できる環境」
- 「ホッとできる環境」
- 「試すことができる、変化を感じることができる環境」
- 「関わり合って作り上げられる環境」
- 「力を出し切る、発散できる環境」
これらを基準に園庭や室内に遊び込める環境づくりの整備を進めています。
今回は、こだわりが込められた室内の遊具を4つ紹介していきます。紹介する遊具は、全て一級建築士/保育環境アドバイザーの指導を受けながらスタッフ自ら手で製作しています。
1. 挑戦できる環境「ロフト遊具」
こちらは、運動をメインにし挑戦できる環境を目的として製作しました。
基本的に遊び方は自由で、よじ登ったり、ぶら下がったり、6角形の枠から顔を出してみたり、子どもの好きな『狭い・暗い・隠れられる』という要素が含まれている遊具です。年長さんになると上の方まで登れる子もいます。
ちなみに、ここからさらに進化を遂げた2023年3月。
一級建築士の井上さんの助言をいただきながら、橋や新たなロフトが誕生し大きくなりました。
ロフトが繋がりあい行き来できる回遊性が増し、新しいロフトはいくつもの部屋に分かれており、それぞれに遊びのコーナーを設ける予定となっています!
今後も子ども達の遊びの様子に合わせて、形も変わっていくことでしょう。
2. ホッとできる環境「こだちハウス」
こちらの木立は、落ち着く環境を目的に元々のジャングルジムを改造して製作しました。
家のような形になっており、子どもの好きな『隠れられる』という要素を含んでいます。
遊び方は子供達それぞれ違い、家のようにみたてて遊ぶ子もいます。
大きな柱は元の遊具で周りに木材を付け足し、中に入れば落ち着いて遊べる空間にしています。隙間をあけて作ったので、子ども達が中に入っても職員が外から見えるように工夫してます。
大切な学びの機会がたくさんある幼稚園生活の中で、遊んで楽しめる遊具としてだけではなく、気持ちを落ち着かせる場所も成長のひとつになればと思います。
3. 関わり合いが育まれる「絵本コーナー」
職員室の向かいにあるのは、絵本や机上活動ができる空間です。まるで家にいるかのような落ち着いた空間で、友達同士で積み木をしたり、先生と一緒に本を読んだりと交流できる環境です。
4. 各クラスにも落ち着ける環境がある
各クラスの一角には、年齢に応じた遊具もあります。ままごとや絵本、よじ登ったりできるのが特徴的。
ふたば幼稚園は、だいたい10:30からクラス活動に移行するので、クラスの環境づくりも大切だと考えています。それぞれのクラスで違った遊びができることも魅力の一つ。
まとめ
ふたば幼稚園の室内にある遊具を4つ紹介しました。
1日の半日を過ごす幼稚園。当園では子ども達が「遊び込める環境」を目的に発達に合わせた遊具を作っています。
園内を見学したい方、入園・転園をご検討の方はこちらからご予約お願いいたします。
見学予約 入園案内旭川ふたば幼稚園
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