学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

公園遊びは子どもにとってメリットがたくさん!年齢別のおすすめな遊び方18選

公園遊びは子どもにとってメリットがたくさん!年齢別のおすすめな遊び方18選

1年中いつでも楽しむことができる「公園遊び」。

公園で取り組む遊びにはお子様の身体面精神面を育む様々な効果が期待できます。

この記事では、『お子様が主体となり遊ぶことができる環境や保育』に力を入れているふたば幼稚園が、公園遊びのメリットについてや親子で楽しんで取り組むことができる遊びを多数ご紹介しています。

いつも同じ様な遊びになってしまいがち…と感じていらっしゃる方にも、ぜひこの記事を読んで頂けたらと思います。

北海道旭川市には、広々とした自然豊かな公園から、遊具が充実した公園まで、様々な公園があります。お近くの方は、ぜひ下記の記事を参考にして、お気に入りの公園を見つけて頂けると幸いです。

公園遊びの嬉しいメリット

公園遊びの嬉しいメリット

公園遊びは、遊具を使ったり、広いスペースで伸び伸びと遊ぶことができます。好奇心旺盛で遊び盛りな子どもにとって、思う存分遊ぶことができる公園はまさにオアシスです。

そんな公園遊びには、身体面精神面を育むメリットがたくさんあります。それぞれに養っていくことができる力をご紹介します。

<身体面>
  • 神経回路をが発達、適度な筋肉が身につくことで健康的な身体を育む
  • 体力や瞬発力、バランス感覚などの運動能力が育まれる
  • 太陽の光を浴びることで自律神経が整う、生活習慣が整う
<精神面>
  • 友達を遊ぶことで、コミュニケーション能力が育まれる
  • 公園のルールを守っていくことで、協調性が育まれる
  • ストレス解消になり、情緒が安定しやすくなる
  • 自然の変化を肌で感じることで感受性が育まれる

これらの身体面や精神面での成長は、幼稚園・保育園を卒業してからの集団生活や学習でも役立つ力です。公園遊びで育まれる様々な能力は、一生ものの財産と言えるでしょう。

子どもと公園で遊ぶ時の気をつけること

子どもと公園で遊ぶ時の気をつけること

実際に子どもと公園で遊ぶ時に気をつけていきたいことを、簡単に3つご紹介します。

安全面での配慮

幼児期のお子様は、目を離さないことを意識しましょう。特に、1〜2歳頃の子どもはまだまだ体が成長途中で転倒しやすいため、常に良く見ておきましょう。

危険な行為についても理解するのが難しい年齢です。遊んでいる間に道路に出てしまったり、遊具を間違った方法で使用していた場合には、できるだけ理由をきちんと説明して注意しましょう。

また、公園で遊び始める前の準備として、怪我や事故に繋がりやすい服装(マフラーやフードに紐がついたパーカーなど)は控え、未然に防ぐ対策を行いましょう。

衛生面での配慮

砂遊びをしたり、木の実や葉っぱをたくさん触った後は、石鹸で良く手を洗いましょう。

公園にはゴミが落ちていたり、周辺に様々な動物が住みついていることで、気づかない間に細菌や寄生虫に触れてしまっている可能性が考えられます。だからといって外で遊ばせないと神経質になる必要はありません。

事前に不衛生な物や危険な物が無いか確認すること、遊び終わった際には、石鹸を使用してしっかりと手を洗うことを意識して対策を行っていきましょう。

楽しく遊べる様な工夫

遊びを通して得られる楽しさや成功体験は、子どもの「やってみたい」「自分にはできるはず!」という意欲や肯定感を育む効果があります。まずは子どもが楽しんで取り組める様なサポートを心がけていきましょう。

また、時間帯によっては公園に人が多く、遊具が使えなかったり、遊ぶスペースが取れない場合があります。子どもとゆっくり公園で遊びたいとお考えの方は、比較的人が少ない午前中に行くことをおすすめします。

午前中に公園でたくさん体を動かすことは、内臓を活発にはたらかせることにも繋がります。内蔵を活発にはたらかせることで、お腹が減りやすく、お昼ご飯もしっかり食べることができる様になるでしょう。

遊具がない公園での遊び方

遊具がない公園での遊び方

ここからは、実際に公園に行った際のおすすめの遊び方をご紹介したいと思います。

公園に着き、あたりを見渡すと「遊具がない」といった場合も考えられます。遊具がない公園は、あえて遊具を設置していない場合があります。それは、遊具を設置しないことで、「発想力」を養っていくことができると考えられているからです。

遊具がない公園での遊びには、以下の様なものが挙げられます。

<遊具がない公園での遊びの例>
  • 鬼ごっこ
  • 靴飛ばし
  • ごっこ遊び
  • 木の実・石集め
  • 生き物観察

これらの遊びは、道具を使わずに取り組むことができ、その時の人数や状況に合わせて遊び方を工夫していくこともできる遊びです。

時には遊具の無い公園へ訪れ、子ども達自身で遊びを工夫していく環境を作ってみましょう。そうすることで、自由な発想力を養っていくことができます。

次の項目では、一般的な遊具がある公園も含め、年齢に合わせた公園での遊び方遊びの例をご紹介していきたいと思います。

1〜2歳児の公園での遊び方おすすめ6選

1〜2歳児の公園での遊び方

1〜2歳は身体の発達が著しく、できることもぐんと増えて行く時期です。この頃の子どもが取り組むことができる遊びには、以下のものが挙げられます。

まだルールを取り入れた遊びは難しい時期ですので、シンプルに体を動かす遊びを取り入れていきましょう。

1.すべり台

公園にある大きなすべり台は、3歳以上を対象としている場合が多く見られます。小さなお子様の場合は、ママやパパの膝の上に乗せて一緒に滑ることから始めてみましょう。
まだ遊び方が分からず、すべり台を逆走してしまうこともあるかもしれません。「すべり台は階段から登ろうね!」などと、優しく声をかけながら、みんなで楽しく遊ぶルールを教えてあげましょう。
中には、低めで短いすべり台もあります。高さが低くスピードも出ないので、初めてのお子様でも安心して遊べます。はじめは隣で補助してあげながら、すべり台に挑戦させてあげましょう。

2.ブランコ

ママパパのひざの上にのせ、ゆらゆらと声をかけながらゆっくりゆらして楽しんでくださブランコデビューは、ママやパパの膝の上に優しく抱っこしてあげましょう。「ゆらゆら〜」と声をかけながら、ゆっくりと揺らしてあげると、お子様も喜んでくれるでしょう。
ただし、揺らしすぎると怖がってしまい、遊んでくれなくなることもあります。お子様の反応を見ながら、優しく揺らしてあげてください。

ブランコやすべり台で遊ぶと、三半規管が鍛えられて、バランス感覚がぐんぐん育ちます。前後左右の動きにも対応できるようになって、転びにくくなるだけでなく、まっすぐ歩くことにもつながるなど、遊びながら、自然と体の発達を促せるのでおすすめです!

3.砂遊び

1歳くらいになると、公園の砂場もおすすめです。まだ手や腕の動きがぎこちないので、砂山を作るのはちょっと難しいですが、砂を触ったり、握ったりするだけでも、お子様にとっては新鮮な体験になります。

ママやパパも一緒に、砂の感触を楽しみながら、「冷たいね!」「サラサラしてるね!」などお子様に話しかけてあげてください。
もし、おもちゃを持っていたら、砂に埋めてみたり、こすりつけてみたりするのもおすすめです。おもちゃと砂がぶつかる音や、砂の上を滑る感触に、お子様の好奇心が刺激されるはずです。砂遊びは、お子様の五感を育むだけでなく、想像力や創造力も育みます。

4.鉄棒

1歳〜2歳児にとっては、鉄棒を握ってぶら下がるだけでも、立派な運動になります。
小さな手でぎゅっと鉄棒を握ることで、握力が鍛えられます。さらに、自分の体重を支えながらぶら下がることで、腕の力もぐんぐん強くなります。最初はママやパパがしっかり補助してあげてくださいね。

5.シャボン玉

シャボン玉遊びは五感を刺激するだけでなく、好奇心や探求心を育む絶好の機会になります。一緒にシャボン玉を追いかけたり、割れる瞬間を楽しみながら、お子様とコミュニケーションをとることで、大人もリフレッシュできますよ。

6.追いかけっこ

1歳〜2歳頃は、よちよち歩きが可愛らしい時期です。しかし、まだ歩幅も小さく、長時間歩くのは難しいこともあります。そんな時期におすすめの遊びは「追いかけっこ」です。
ママやパパが楽しそうに逃げる姿を見て、お子様もきっと、一生懸命追いかけることでしょう。追いかけっこは、歩く楽しさを教え、歩行能力を高めるのに最適な遊びです。誰かを追いかけるという目標があることで、1人で歩くよりも集中力が増し、自然と運動量もアップします。

3〜4歳児の公園での遊び方おすすめ7選

3〜4歳児の公園での遊び方おすすめ7選

2歳頃から芽生えていた「自我」が急速に発達し、1〜2歳の頃ではできなかった動作もできる様になっていきます。この頃の子どもが取り組むことができる遊びには、以下のものが挙げられます。

3〜4歳では、1〜2歳ではできなかった、階段をスムーズに登る動作、多少の段差からの着地、後ろ向き歩き、つま先立ち、手足を同時に動かす動作などができる様になります。

また、鬼ごっこやジャンケングリコなどの簡単なルールを取り入れた遊びにも取り組むことができる様になっていき、遊びの幅もぐんと広がっていきます。

親子で様々な遊びに挑戦していくことで、子どもの可能性をさらに広げていきましょう。

1.縄跳び

3歳頃のお子様にとって、縄を回して跳ぶのはまだ難しいかもしれません。そこでおすすめなのが、縄跳びを床に置いて、それを踏まないようにまたいだり、ジャンプしたりして遊ぶことです。

4歳頃になると、縄跳びを使って前跳びなどができるようになるお子様もいます。縄跳びの上下に跳ぶ刺激は、骨を刺激し、骨密度を高め、骨を丈夫にすると言われています。また、縄跳びは有酸素運動なので、脳を活性化する効果もあると言われています。

2.けんけんぱ

公園で木の枝や石などを使って地面に書くことができる「けんけんぱ」。
けんけんぱは、片足で踏み込んだり、着地したりする運動の繰り返しです。そのため、楽しみながら足腰を重点的に鍛えることができます。片足で体のバランスを保ちながら姿勢を維持する動作は、自然と体幹を鍛えることにも繋がります。

3.ジャングルジム

ジャングルジムは、くぐったり、登ったり、ぶら下がったりと、様々な動作を習得することができます。これらの動作を通して、リズム感やバランス感覚、そして動き全体の調整能力を身につけることができます。

4.キャッチボール

3歳くらいになると、キャッチボールができるようになってきます。最初は、ママやパパが転がしたボールをキャッチさせてあげましょう。慣れてきたら、ボールをバウンドさせてキャッチする遊びに挑戦してみましょう。最初は、低いバウンドで投げてあげると、キャッチしやすいです。ボールに慣れてきたら、次はノーバウンドに挑戦するなど、お子様のペースに合わせて、少しずつ練習していきましょう。ボールを捕まえたり、投げたりする動作は、距離感覚や方向感覚を育むのに役立ちます。

5.三輪車や自転車

ペダルをこぐ運動は、足の筋力や体幹を鍛えるのに効果的です。3歳くらいになると、三輪車のペダルをこげるようになってきます。
三輪車に慣れてきたら、次は自転車に挑戦してみましょう。4歳くらいになると、補助輪付き自転車に乗れるようになります。補助輪があることで、バランスを崩す心配がなく、安心して練習できます。自転車に乗れるようになると、行動範囲が広がり、世界がもっと広がります。補助輪付き自転車は、補助輪を外せば普通の自転車として使えるので、長く乗り続けられます。

6.鬼ごっこ

鬼ごっこは、鬼をよけるために、右に曲がったり、左に曲がったり。時には、急に止まったり、後ろを振り返ったり、体をコントロールする力が、鬼ごっこで遊びながら身につきます。また、逃げ切るためには、鬼の動きをよく見て、次はどこに行くのか予測することも大切です。鬼ごっこは、体全体を動かす運動能力を高めるだけでなく、状況を判断する力や、考える力を育むのにも役立ちます。

7.虫取り

公園には、バッタやチョウチョ、ダンゴムシなどたくさんの虫がいます。虫を捕まえたり、観察したりする中で、お子様は「命の大切さ」を学んでいくことができます。特におすすめなのが、アリの観察です。地面をよく見てみると、アリが列を作って歩いているのが見つかります。アリの通り道に、葉っぱや小石を置いてみたらどうなる?砂糖を置いてみると、どうなる?など観察したり、実験したりする中で、お子様の好奇心や探求心はどんどん育まれていきます。

5〜6歳児の公園での遊び方おすすめ5選

5〜6歳児の公園での遊び方おすすめ5選

身体的な発達・成長だけでなく、知的・精神的な発達や成長が顕著に見られる時期です。人間関係や言語能力にも変化や成長を感じることができるでしょう。

5〜6歳は、身体をより大きく動かすことができる様になったり、想像力を膨らませながら遊ぶこと、複雑なルールを取り入れた遊びができる様になります。

小学校入学を控える年齢でもありますので、遊びを通して、友達との関わり方やルールを守って遊ぶ「社会性」を養っていきましょう。

この頃の子どもが取り組むことができる遊びには、以下のものが挙げられます。

1.しっぽ取り

「しっぽ取り」は、鬼ごっこにゲーム性を持たせた遊びです。自分のしっぽをしっかり守りながら、相手のしっぽを奪い合うスリル満点のゲームです。5~6歳の子どもたちには、最後までしっぽが残っていた人が勝ちというルールがおすすめです。たくさんのしっぽを取っても、自分のしっぽを取られてしまったら負けになってしまうため、最後まで気が抜けません。遊びを通して、子どもたちは全身を動かす楽しさを味わいながら、ルールを守ることや、友達と協力することの大切さを自然と学んでいきます。また、勝敗を経験することで、社会性を育むことも期待できます。

2.けいどろ

「けいどろ」は、警察チームと泥棒チームに分かれて行う鬼ごっこです。この遊びでは、ただ追いかけたり逃げたりするだけでなく、チームで協力することが重要になります。仲間と作戦を立てたり、捕まった仲間を助けたりする中で、自然とコミュニケーション能力を高め、社会性を身につけることができます。

3.バドミントン

バドミントンは、全身をくまなく使うスポーツです。フットワークを駆使してコートを走り回り、シャトルに追いつくためにはジャンプも必要です。そして、正確にシャトルを打ち返すためにはラケットコントロールが欠かせません。このように、バドミントンは様々な動作を同時に行うため、運動神経の土台づくりに最適なスポーツと言えるでしょう。

また、ラケットやシャトルは比較的軽く、子どもでも扱いやすいという点も魅力です。

4.フリスビー

フリスビーは、公園など身近な場所で手軽に楽しめるスポーツです。空高く舞い上がるフリスビーをキャッチするには、優れた反射神経と、フリスビーを操る正確なコントロール力が培われます。
フリスビーは、年齢を問わず誰でも楽しめるので小さなお子様から大人まで、一緒に遊ぶことで自然とコミュニケーションが生まれ、笑顔が溢れる楽しい時間を共有できます。

5.アスレチックや大型遊具

アスレチックや大型遊具は、子どもたちの全身運動を促し、運動能力を高めるのに最適な遊び場です。つかむ、登る、ぶら下がる、くぐるといった多様な動きを通して、バランス感覚や筋力を養うことができます。また、公園の遊具は、年齢の異なる子どもたちが集まる場所でもあります。遊びの中で自然とコミュニケーションが生まれ、順番を守ったり、譲り合ったりするなど、社会のルールやマナーを身につける良い機会です。

まとめ

今回は、公園遊びのメリットや年齢ごとの公園での遊び方をご紹介致しました。

公園で伸び伸びと遊ぶことで育まれていく能力は、保育園・幼稚園を卒業した後の生活にも欠かせない力となります。ぜひ、遊具がある公園だけでなく、あえて遊具の無い公園にも遊びに行ってみて下さい。

旭川市豊岡「ふたば幼稚園」で月1回の園開放!

旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。

対象は、幼稚園に入園していないお子さんで、年齢制限はありません。

同じように子育てを頑張るママたちと悩みを共有したり、ちょっとした気づきを交換したりできます。一人で抱えていた気持ちが、誰かと話すことで少し軽くなるかもしれません。

もちろん育児相談も大歓迎です!

「遊びは学び」と考えるふたば幼稚園では、お子さんが屋外でも、室内でも、存分に楽しく過ごせる環境を用意しております。

室内遊具では、おままごとコーナーやトンネルなど、ドキドキとワクワクがとまらない仕掛けがもりだくさん!

「園開放」について

 

園開放の参加は当園の入園を強制するものでは一切ございません。

子ども達に楽しみの一つを提供したいと開放しているので、気軽に公園に遊びにいくかのようにご参加いただければ嬉しいです。スタッフ一同、心よりお待ちしております!

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