学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

砂遊びのねらいを知ることでもっと楽しく遊べる!教諭がメリットや遊び方を紹介

砂遊びのねらいを知ることでもっと楽しく遊べる!教諭がメリットや遊び方を紹介

皆さんも、子どもの頃に一生懸命に泥団子を作ったり、トンネルを作って遊んだ記憶が残っているのではないでしょうか。

さらさらだったり、ドロドロにもなる砂は人生経験が浅い子どもにとっては新鮮なものです。形状の異なる砂を組み合わせることで、何かを作りあげることができた際には、達成感も感じることができるでしょう。

砂遊びは、遊び方が無限大にあり、子どもにとって伸び伸びと自由な発想で取り組むことができる魅力的な遊びです。

この記事では、『お子様が主体となり遊ぶことができる環境や保育』に力を入れているふたば幼稚園が、砂遊びで身に付く力や様々な遊び方をご紹介しています。

砂遊びでのバリエーションを増やしていくことで、マンネリ化を防ぎ、楽しみながらお子様の成長をサポートしていきましょう。

砂遊びで育まれるの4つの力

砂遊びで育まれるの4つの力

砂遊びには、子どもの成長を育む様々な効果があります。項目ごとにご紹介していきたいと思います。

1、発想力や創造力

砂場で自由に様々なものを作ることで「発想力」や「創造力」が育まれていきます。

子どもは、崩れにくいトンネルを作ろうと工夫したり、出来るだけ大きな山を作ってみようと、イメージを膨らませながら遊びます。

大人の方は、子どものイメージがさらに膨らむ様、助言をしたり、作業のサポート側にまわることを意識して取り組みましょう。

2、社会性や協調性

砂遊びでは、友達と遊ぶことも多いと思います。道具を順番で使ったり、友達と協力して1つのものを作り上げることで次第に「社会性」や「協調性」が育まれていきます。

子ども同士が喧嘩をしてしまった場合には、できるだけ本人達で解決できる様な助言や工夫をしていきましょう。

3、手先の感覚

砂を掴む、握る、固めるといった作業には、手先の細かい動きが求められるため、楽しく遊びながらも「手先の感覚」が養われていきます。

素手だけでなく、様々な砂遊び用の道具も取り入れてみましょう。

4、怪我をしにくい体

砂遊びは立ったり座ったりする動作が多い遊びです。このような動きを繰り返すことで、足腰の筋肉体力が育まれていきます。

また、足場の悪い砂場での遊びは、バランス感覚を養い、怪我をしにくい体づくりにも繋がっていきます。

砂遊びで気をつけたいこと

砂遊びで気をつけたいこと

砂遊びには、様々な能力を育む効果がありますが、取り組む際に気をつけていきたい点を3つご紹介します。

1、何でも舐めなくなった1歳半ごろからはじめるのがおすすめ

公園の砂場に限らず、砂や泥の中には様々な細菌がいます。砂や泥を直接体内に入れてしまうことで、高熱や腹痛などで具合が悪くなってしまう場合があります。

さらには、砂場は細菌がいるだけでなく、野良猫のトイレになってしまっていることもしばしば見受けられます。

砂を誤飲してしまったことで高熱や腹痛が見られた際には、すぐにかかりつけの先生を受診しましょう。

砂や動物のフンの誤飲を未然に防いでいくには、まずは遊ぶ前に砂場の状況をチェックする習慣をつけましょう。もし、動物のフンなどが絶えず残っている場合には、砂を入れ替えてくれることもあるので、公園の管理者に問い合わせてみましょう。

早い子どもでは、9ヶ月ごろから砂遊びに取り組むことができますが、何でも舐めてしまうという癖があり、その癖がなかなか抜けないというお子様は、1歳半ごろからを目安に砂遊びにチャレンジしてみましょう。

2、遊び終わったら必ず石鹸で手を洗う

前述の内容でも触れた様に、砂や泥の中には細菌がいます。だからと言って「子どもを砂場で遊ばせない!」と思う必要はありません。遊び終わった際には、石鹸を使用して手を洗うことで大概の細菌や汚れを落とすことができます。

2、遊び終わったら必ず石鹸で手を洗う

引用:北里大学食品機能安全学研究室

上記の写真は、手の細菌の量を表したものです。左から洗浄前、水で洗浄後、石鹸で洗浄後の手の細菌量を表しています。

お分かりの様に、水で洗浄しただけでは、かえって雑菌の繁殖を増やしてしまっている箇所が見られます。右の写真の様に、石鹸を使用してしっかりと手を洗うことで、大概の細菌を落とすことができます。

石鹸を使用しても、隅々まで洗えていない場合にはあまり効果が得られないことがあります。効果的な手洗いのコツをご紹介します。

<手洗いのコツ>
  1. 流水で手に水分を含ませてから石鹸を手に取る
  2. 手の平・手の甲・指と指の間・指先と爪・親指のつけ根・手首の6つを意識して30秒程度洗う
  3. 清潔なタオルやハンカチで水分を拭き取る

この様にして、さっと洗うのではなく30秒程度時間をかけて洗い、最後には清潔なタオルやハンカチを使用してしっかりと水分を拭き取りましょう。

3、安全に配慮する

砂場には、動物のフンだけでなく、ガラスの破片など鋭利なものが混入してしまっている場合があります。

そのため、子どもが砂場で遊ぶ直前には、砂場の状態を確認し取り除く必要があります。また、砂場の枠はコンクリートでできていることが殆どですが、場所によっては木の枠でできていることもあります。

木の枠が劣化してしまっている場合には、木の破片が刺さらない様配慮しましょう。この場合にも管理者に問い合わせることで、修繕の依頼をしましょう。

他にも、砂遊びをする際にはフードに紐がついているタイプの服や、フード付きの服装は首が詰まってしまったり、どこかに引っかかってしまう可能性があるため、避けることをおすすめします。

安全に配慮し、未然に事故や怪我を防いでいきましょう。

子どもとするおすすめの砂の遊び方5つ紹介

砂遊びには、水を使ったり、道具を使ったりと遊び方が無限に考えられます。その中でも、代表的な遊びや少しユニークな遊びをご紹介したいと思います。ぜひ、日々の遊びのマンネリ化防止にも役立てて頂けたら幸いです。

1、たくさん体を動かせる!「トンネル・山作り」

1、たくさん体を動かせる!「トンネル・山作り」

砂場でトンネルや山を作る遊びは、夢中になって体をたくさん動かすことができる遊びです。

大きな穴を掘って遊んでみたり、寒くない時期には水を通してダムを作る遊びもすることができます。

他にも、季節に合わせて公園に落ちている葉っぱやどんぐりなどでデコレーションして遊ぶのも良いでしょう。アイテムを探すため、公園内を歩き回るのも程よい運動になります。

2、手先の感覚を養う「泥団子作り」

2、手先の感覚を養う「泥団子作り」

泥団子作りは、手先の感覚を養うには最適な遊びです。

初めは固めの泥を使用し、仕上げにはサラサラの砂を使用することで作ることができます。

さらにレベルの高い泥団子に挑戦したいと言うお子様は、ビニールに入れて一日寝かせてみたり、柔らかな布を使用して表面を磨いてみましょう。

ついつい大人の方が夢中になってしまうかもしれません。

3、楽しみながら道具の使い方も練習できちゃう「おままごと」

3、楽しみながら道具の使い方も練習できちゃう「おままごと」

砂場でのおままごとでは、ロールプレイをするだけでなく道具を使って取り組んでみましょう。

様々な道具に挑戦し、使い方を練習することもできます。砂場で使うことができるおもちゃや道具には以下の様なものがあります。

<砂場で使える道具>
  • おもちゃのスコップ
  • おもちゃの熊手
  • おもちゃのふるい
  • おもちゃのダンプカー
  • じょうろ
  • バケツ
  • プリンカップ
  • ペットボトル

おもちゃを買わずとも、ペットボトルに砂を入れてみたり、プリンカップに砂を入れ型をとって遊んだりと工夫をして遊ぶこともできます。

砂場で砂をこぼしても何の心配も無いので、ぜひ様々な道具に挑戦してみて下さい。

4、推論力も身に付く!「宝探し」

4、推論力も身に付く!「宝探し」

砂場での宝探しは、手先の感覚を養うことやヒントから探し当てることで、推論力を身につけていくことができる遊びです。

宝物には、葉っぱやビー玉、積み木など様々な物を用いて行うことができます。石ころや鋭利なものを使用するのは怪我防止のため控えましょう。

慣れてきた場合には、お宝を複数個用意して取り組むことで、難易度をアップさせていくこともできます。

5、ルールを守って社会性を身につける!「山崩しゲーム」

5、ルールを守って社会性を身につける!「山崩しゲーム」

山崩しは、ルールや順番を守りながら遊ぶことで、自然と社会性を身につけていくことができます。

基本的なルールとしては、砂を減らしていきながら棒(木の枝など)を倒してしまった方が負けという遊びですが、片手だけで行う、道具を使って行う、棒を2本にして行うなど少し工夫をすることでバリエーションを増やし、難易度も変化させていくことができます。

まとめ

今回は、砂遊びで身に付く力や様々な遊び方をご紹介しました。

砂遊びは、創造力や社会性、手先の感覚といった様々な能力を育むことができる遊びです。大人の方は、お子様の伸び伸びと自由な発想を大切にしながらサポートしていきましょう。

ぜひ、今回ご紹介した砂遊びを取り入れることで、マンネリ化防止にも役立てて頂けたらと思います。

北海道旭川市にある「ふたば幼稚園」は、お子様の成長を促す遊びに力を入れている幼稚園です。

ふたば幼稚園は1975年に活動を開始し、地域に根ざした保育園、幼稚園として実績を積んでまいりました。ふたば幼稚園の最大の特徴は、子供が思いっきり遊べる環境があることです。

北海道旭川市にある「ふたば幼稚園」

こちらは校庭の写真です。

子供たちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計されました。子供たちは時にどろんこまみれになりながら、遊びを通して「生きる力」を育んでいきます。机に座って学ぶだけでは「生きる力」を育むのは難しいでしょう。子供が遊ぶ大切さは、いつの時代も変わらないのではないでしょうか。

「生き生きとした子に育って欲しい」「自分で考え、行動する子に育ってほしい」

ふたば幼稚園は「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいております。

また、親御さんが気になる園での安全管理として、送迎バスにはダブルチェックシステム、おたすけボタン、職員同士の共有、園児への声かけ等を通し日頃から確認・すぐに対応できる環境作りを心がけております。

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