学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

非認知能力を育む遊びを室内・屋外別に10個紹介!

非認知能力を育む遊びを室内・屋外別に10個紹介!

非認知能力とは、一般的に数値化することが難しい意欲や自信、忍耐、自立などといった内面的なスキルのことです。この能力は生涯にわたって役立つ能力ですが、幼児期の子どもに特におすすめの能力だといわれています。

そこで今回は、北海道旭川市豊岡にあるふたば幼稚園が、お子さんの非認知能力を育める遊び方をご紹介。どれも簡単に取り入れられるものばかりなので、ご家庭で取り組んで、お子さんの非認知能力を育んでいきましょう。

室内でできる非認知能力を育む遊び5選

室内でできる非認知能力を育む遊び5選

非認知能力を育むといっても、具体的にどうすればいいのでしょうか。ここでは、室内でできる非認知能力を育む遊びを5つご紹介します。

1.ごっこ遊び

特定の人物になりきって遊ぶごっこ遊びは、お子さんの想像力を鍛えるには最適な遊び方のひとつです。なぜなら、ごっこ遊びは自分で想像しながら遊びの展開を広げていく必要があるため、想像力と探究心が身につきます。

一人で遊ぶというよりも、家族や友達と一緒に遊ぶことが多いので、社会性やコミュニケーション能力も身につけることが可能です。

2.お絵描き

クレヨンや鉛筆を持って描くお絵描きには、手や腕などを自分でコントロールして行うため、運動能力を高めてくれる効果が期待できます。さらに絵を描くことにより、思考力や発想力、創造力が膨らみ、ものをイメージする力を養うことも可能です。

また、さまざまな色のクレヨンや鉛筆を使うことより、色彩力も身につけられるようになります。

3.積み木

丸や三角、四角などさまざまな形をした木のおもちゃを並べたり、積み上げたりする積み木は頭の中で考えた形を実現するための創造力を育むことができます。

さらに、ひとつの作品を完成させるために積み木を積み上げる際に、根気よく努力しようとする自制心や忍耐心も身につけることが可能です。

4.リズム遊び

音楽を聞きながら、音楽に合わせて歌を歌ったり、体を動かしたりするリズム遊びは、集中力や表現力を上げてくれます。

音楽に合わせるという行動は、家族や友達と一緒にコミュニケーションを取りながら行うため、次第に協調性も身についていくでしょう。

5.絵本などの読み聞かせ

大人が子どもに絵本の読み聞かせをすることは、子どもの想像力を育てるのに効果があるといわれています。

テレビとは違って、絵本は動かないので、登場人物がどんな動きや声をしているのかがわかりません。そのため、子どもたちは想像力を膨らませながら話を聞くことになります。また、読み聞かせを通して、登場人物の気持ちや感情を読み取れるのが特徴です。

屋外でできる非認知能力を育む遊び5選

屋外でできる非認知能力を育む遊び5選

室内でできる非認知能力を育む遊び方がわかったところで、今度は屋外でできる遊び方をご紹介します。屋外ならではの遊びには、一体どんなものがあるのかを確認しておきましょう。

1.泥遊び

泥を使っていろんなものを作る泥遊びをすることで、自然と想像力や発想力を育めます。泥は加える水の量によって、固めたり、溶かしたりとさまざまな性質に変わっていくのが特徴です。

そのため、子どもは泥を水で崩したり、形を作ったりすることを何度も繰り返すうちに、次に作る形を考えたり、どうしたら固めやすくなるかなと考えたりするようになります。このことから、常に想像力や発想力を働かせながら遊ぶことが可能です。

2.草花遊び

どこにでもある草花の葉っぱや花、木の実を使って遊ぶ草花遊びは、子どもの好奇心を刺激する遊びです。

視覚や聴覚、触覚などの五感を使って変化を感じながら、草花に触れて遊ぶことで想像力が豊かになる効果を期待できます。

3.遊具遊び

公園や幼稚園、保育園などに置いてある遊具で遊ぶことも、子どもの非認知能力を育むことができます。たとえば、雲梯ひとつをとっても渡り切るための努力を身につける忍耐力などをつけることが可能です。

また、ブランコなどの数人しか乗れず順番待ちを経験する遊具で遊ぶ場合は、協調性を身につけられるようになります。

4.水遊び

水遊びといえば、プールなどを用意する必要があるのではと思われるかもしれませんが、ご家庭にあるものでも簡単に遊べます。

たとえば、バケツの中に水を入れて葉っぱを浮かべたり、じょうろから水を流したりするだけでも十分です。水が、子どもの好奇心を刺激し、創造力を育んでくれます。

5.鬼ごっこ

一人が鬼になり、ほかの人を追い回す遊びの鬼ごっこは数人で遊ぶゲームのため、コミュニケーション能力や協調性などを身につけることができます。

自分がどのように振る舞うべきかを決める判断をすることはもちろん、鬼から逃げ切るための作戦を考える必要があるため、思考力も育むことが可能です。

年齢別の非認知能力の育み方をご紹介

年齢別の非認知能力の育み方をご紹介

子どもは幼いうちに非認知能力を育むことが大切ですが、その年齢に適した育み方があります。ここでは、年齢別の非認知能力を育む遊びを確認しておきましょう。

1歳の場合

1歳のお子さんの場合は、見る力を育むことが大切です。そのため、手で顔を隠したり、開いたりする「いないいないばあ」がおすすめ。ひとつのものを集中して見ることで、次第に集中力が身についてくるでしょう。

2歳の場合

2歳のお子さんの場合は、ある程度の言葉を理解してくる時期なので、聞く力を育むといいでしょう。たとえば、パトカーなどのサイレンの音が聞こえたら「なんの音?」などクイズを出してみるのがおすすめ。聞く力に加えて、想像力を育むことができます。

3歳の場合

3歳のお子さんの場合は、幼稚園や保育園に通い出すお子さんが多い時期なので、コミュニケーション能力を育むのがおすすめです。「なぜ?」と疑問を投げかける会話のキャッチボールをするなどして、うまく言葉を引き出しましょう。

4歳の場合

4歳のお子さんの場合は、相手との意思疎通ができるようになってくる時期なので、考える力を育むことが大切です。たとえば、絵を描くだけでもお子さん自身が自ら考えて絵で表現することができます。絵を描いて、表現力や想像力を育みましょう。

5歳の場合

5歳のお子さんの場合は、知識も増え、論理的に物事を考えられるようになりますので、見る・聞く・考えるなどを総合的に行えるようにすることが大切です。そのため、普段の行動ひとつでも何をするかを考えて実行するといいでしょう。

まとめ

今回は、室内や屋外それぞれでできるお子さんの非認知能力を育む遊びをご紹介しました。ごっこ遊びやお絵描きなどの何気ない遊びでも、非認知能力を育むことができる可能性が潜んでいますので、お子さんと遊ぶ際の参考にしてみてくださいね。

北海道旭川市にある「ふたば幼稚園」は、お子様の成長を促す遊びに力を入れている幼稚園です。『遊びを中心とした保育』『子どもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育』について情報を発信しています。さらに詳しく話を聞いてみたいという方は、お気軽にご連絡ください。

また、ふたば幼稚園では、随時幼稚園見学を受け付け中です。見学をご希望の方は、事前にご連絡を入れていただきますようお願いいたします。

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北海道旭川市にあるふたば幼稚園は1975年に活動を開始し、地域に根ざした保育園、幼稚園として実績を積んでまいりました。ふたば幼稚園の最大の特徴は、子供が思いっきり遊べる環境があることです。

まとめ

こちらは校庭の写真です。

子供たちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計されました。子供たちは時にどろんこまみれになりながら、遊びを通して「生きる力」を育んでいきます。机に座って学ぶだけでは「生きる力」を育むのは難しいでしょう。子供が遊ぶ大切さは、いつの時代も変わらないのではないでしょうか。

「生き生きとした子に育って欲しい」「自分で考え、行動する子に育ってほしい」

ふたば幼稚園は「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいております。

また、親御さんが気になる園での安全管理として、送迎バスにはダブルチェックシステム、おたすけボタン、職員同士の共有、園児への声かけ等を通し日頃から確認・すぐに対応できる環境作りを心がけております。

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