学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

幼稚園の途中入園はできる?メリット・デメリットや入園の手順を徹底解説

幼稚園の途中入園はできる?メリット・デメリットや入園の手順を徹底解説

今の保育園が合わない、保育より教育面を重視したいなどの理由から、幼稚園への途中入園を希望する親御さんも少なくありません。なかには、年度途中でも幼稚園に入園できるか、そもそも子どもが幼稚園に馴染めるのかなど、不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。

今回は、北海道旭川市豊岡にあるふたば幼稚園が、幼稚園の途中入園に関する情報や手続きの流れなどを詳しく解説します。途中入園のメリット・デメリットも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

幼稚園の途中入園はできる

幼稚園の途中入園はできる

定員に空きがあれば、年度途中でも幼稚園に入園することは可能です。幼稚園では、年齢別に園児の受け入れ人数が定められています。例えば、満3歳児のクラスは15人まで、4歳児のクラスは10人までなど、幼稚園によってその年度の募集人数が異なります。お子さんの年齢に合わせたクラスに空きがあれば、入園が可能です。

ただし、都心など待機児童が問題になっている地域では、空きがなく入園できないケースも珍しくありません。人気がある幼稚園は、4月入園の募集時期である11〜12月時点で枠が埋まってしまう可能性もあるため、注意が必要です。

園の募集人数や空き状況は、自治体や幼稚園のホームページでも確認できます。確認が難しい場合には、幼稚園に直接電話で問い合わせると教えてもらえます。まずは、空き状況をこまめにチェックし、入園可能な幼稚園を探すのがおすすめです。

また、一般的に途中入園しやすい時期は、追加募集を始める5月、会社の人事異動が増える9月~10月といわれています。このタイミングを逃さないよう、情報収集と入園を希望する幼稚園を早めに決めておくのもひとつの方法です。

幼稚園途中入園するメリット・デメリット

幼稚園途中入園するメリット・デメリット

ここでは、途中入園するメリット・デメリットについて詳しく解説します。幼稚園の途中入園を迷っている方は、それぞれのメリット・デメリットを踏まえたうえで判断しましょう。

途中入園するメリット

幼稚園に途中入園する主なメリットには、以下の3つがあげられます。

  • 手厚いサポートが期待できる
  • 同じクラスの子と仲良くなりやすい
  • 園生活のイメージがつきやすい

途中入園する頃には、年度始めの慌ただしさが過ぎ、クラスが落ち着いている時期です。他の園児たちは幼稚園での生活に慣れており、先生たちにもゆとりが出てきます。そのため、先生から手厚いサポートを受けられる可能性が高く、お子さんも新しい幼稚園に馴染みやすいでしょう。

また、途中入園のメリットには、他の園児たちに名前や顔を覚えてもらいやすい点があげられます。子どもは、新しいお友達に興味を示してくれるものです。同じクラスの子ども達が積極的に関わってくれるため、お子さんがクラスに馴染むまでの時間も短くて済むでしょう。

途中入園は、クラスの様子や雰囲気を見学できるため、入園後の具体的な園生活をイメージしやすくなります。園児達の様子、先生の子ども達への接し方など細かくチェックできるため、途中入園の不安を解消できます。さらに、お子さんに合った園選びの判断材料にもなります。ぜひお子さんと一緒に、複数の幼稚園を見学するようにしましょう。

途中入園するデメリット

途中入園にはさまざまなメリットがある一方、いくつかのデメリットもあります。

  • 希望の幼稚園の空きがない
  • 入園準備の負担が大きい
  • ママ友作りに苦戦する
  • 入園式に出席できない

途中入園の最大のデメリットは、希望する幼稚園に入園できない可能性が高いことです。先ほども述べた通り、幼稚園は受け入れ可能な園児の数が決まっています。希望の幼稚園に空きがない場合は、他の幼稚園を探さなければなりません。

スムーズに入園できるよう、希望の幼稚園を複数ピックアップし、空き状況をこまめにチェックすることが大切です。

途中入園は、入園決定から入園までのスケジュールが短い場合がほとんどです。短い準備時間の中で、必要な書類や持ち物を用意しなければならず、親御さんの負担が増えます。

さらに、園の行事が重なってしまうと、行事に必要なものも追加で準備しなければなりません。少しでも負担を軽減できるよう、途中入園に必要なものをリストアップし、早めに準備しておきましょう。

また、途中入園はママ友作りに苦戦してしまう可能性もあります。途中入園した頃には、保護者会などの交流する機会がすでに終了しており、ママ友のグループができていたというケースも多いです。

そのため、人によってはグループの中に入りづらい、声をかけづらいと感じてしまうかもしれません。ママ友を作るには、無理しない範囲で交流を深めることが大切です。幼稚園の行事や懇談会への参加、送迎時のあいさつなどから始めてみましょう。

幼稚園の入園式は4月に行われるため、途中入園の場合は入園式に参加できない可能性が高いです。

そのため、子どものイベントが減ってしまい、残念に思うかもしれません。ただし、幼稚園によっては翌年度の入園式に出席できる場合もあります。途中入園でも入園式に参加したい場合は、入園を希望する園に確認すると良いでしょう。

途中入園による子どもへの配慮

途中入園による子どもへの配慮

途中入園に向けた準備で忙しいとは思いますが、忘れてはいけないのがお子さんへの配慮です。慣れ親しんだ園やお友達から離れて、新しい生活を始めることに戸惑ってしまうお子さんもいます。

途中入園については、早い段階で伝えるようにしましょう。このとき、わかりやすい言葉を意識し、詳しく伝えることが大切です。お子さんの不安や緊張に寄り添いながら、家庭でのケアをしっかり行いましょう。

また、入園後の先生とのコミュニケーションも大切です。途中入園について親御さんが不安に感じていると、それがお子さんの気持ちに伝わってしまう場合もあります。気がかりなことや不安なことは先生に相談し、家庭と幼稚園の両面でサポートできる環境づくりを意識しましょう。

幼稚園途中入園する手順

幼稚園途中入園する手順

保育園から幼稚園に途中入園するケースを例に、途中入園の手順を紹介します。途中入園を決めた際は、遅くとも2ヶ月前から行動するようにしましょう。

空き状況の確認

公立・私立のどちらの幼稚園の場合でも、まずは空きがあるかを確認しましょう。空き状況は、自治体や各幼稚園のホームページ、幼稚園への電話での問い合わせなどで確認できます。

子どもと一緒に幼稚園を見学する

希望の幼稚園を絞り込んだ後は、お子さんと一緒に見学しましょう。複数の幼稚園を見学し、園の教育方針・施設・職員の対応などもしっかり比較することが大切です。お子さんが、楽しく過ごせる幼稚園を見つけてください。

なお、幼稚園ごとに見学の予約方法が異なるため、園のホームページなどをチェックしておくとスムーズです。電話予約の場合には、見学を希望する日程の1~2週間前までを目安に行うと良いでしょう。電話をかける時間帯は、登園時間と降園時間を避けた12:00〜14:00頃がおすすめです。

通っている保育園に退園する旨を伝える

保育園に在籍中の場合は、退園希望日の1ヶ月前までに退園する旨を伝えましょう。口頭で伝えた後は、退園届の提出が必要です。

必要書類を準備し申し込む

入園したい幼稚園が決まったら、入園願書などの必要書類を準備したうえで申し込みましょう。延長保育や預かり保育を希望する場合には、勤務先で記入が必要な書類も追加で必要な場合もあります。入園が決まったら、説明会や園長との面談が行われるケースも多いです。入園生活の流れ、園グッズなど、事前に準備するものをしっかり確認しておきましょう。

お世話になった保育園にあいさつをする

今までお世話になった保育園に、きちんとお別れのあいさつをしましょう。保育園が合わないなど、途中入園にはさまざまな理由があるかもしれませんが、失礼のない謙虚な姿勢が大切です。お子さんのお友達やママ友にも、「今までありがとう」の気持ちを伝えましょう。しっかりお別れすることで、お子さんの気持ちの整理もつきやすくなります。

まとめ

幼稚園の途中入園は、枠があれば入園可能です。ただし、途中入園するかどうかを悩んでいる場合は、メリット・デメリットをしっかり把握したうえで判断しましょう。

年度途中での入園に、不安や悩みを抱えるご家庭も多いです。慣れ親しんだ園やお友達と離れてしまうことに、戸惑いや寂しさを感じるお子さんもいます。そんな時は、いつも以上にお子さんとのスキンシップを取り、新しい環境に慣れていく過程を温かく見守りましょう。

途中入園にお悩みのママは必見!旭川市豊岡「ふたば幼稚園」の月1回の園開放

旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。

対象は、幼稚園に入園していないお子さんで、年齢制限はありません。

同じように子育てを頑張るママたちと悩みを共有したり、ちょっとした気づきを交換したりできます。一人で抱えていた気持ちが、誰かと話すことで少し軽くなるかもしれません。

もちろん育児相談も大歓迎です!

「遊びは学び」と考えるふたば幼稚園では、お子さんが屋外でも、室内でも、存分に楽しく過ごせる環境を用意しております。

室内遊具では、おままごとコーナーやトンネルなど、ドキドキとワクワクがとまらない仕掛けがもりだくさん!

「園開放」について

園開放の参加は当園の入園を強制するものでは一切ございません。

子ども達に楽しみの一つを提供したいと開放しているので、気軽に公園に遊びにいくかのようにご参加いただければ嬉しいです。スタッフ一同、心よりお待ちしております!

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