学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

子どものコミュニケーション能力を高める遊び6選!親としての関わり方も解説

子どものコミュニケーション能力を高める遊び6選!親としての関わり方も解説

良好な人間関係を築くのに役立つコミュニケーション能力。そんなコミュニケーション能力ですが、実は普段親子で一緒に遊ぶような遊びでも簡単に伸ばすことができることをご存知でしょうか。

今回は、北海道旭川市豊岡にある旭川ふたば幼稚園が、子どものコミュニケーション能力を高めるために親子でできる遊びをご紹介します。

1.自分ではない誰かになりきる「ごっこ遊び」

おままごとのような自分ではない違う人になりきって遊ぶ「ごっこ遊び」は、2歳以上のお子さんから遊ぶことができます。頭の中でイメージを膨らませて遊ぶため、想像力や社会性などさまざまな能力を引き出すことができるのが特徴。そのため、自分以外の人の気持ちに寄り添う力や表現力を育むことができます。

また、「ごっこ遊び」は基本的に家族や友達と一緒に遊ぶことが多いです。役割分担をして遊ぶことになり、そのときの状況に合わせた言葉づかいを選ぶ必要があるので、一緒に遊んでいる人とのコミュニケーションを取る機会が増えていきます。

保護者がこの遊びをお子さんとするときは、できるだけ子どもと一緒に楽しむことが大切です。大人では思いつかないようなストーリーになっていると驚くこともあるかもしれませんが、子どもの世界観を壊したりはせずに子どもの持つイメージに寄り添いながら関わるようにしましょう。

2.しりとりや早口言葉、なぞなぞなどの「言葉遊び」

2.しりとりや早口言葉、なぞなぞなどの「言葉遊び」

「言葉遊び」は、しりとりや早口言葉、なぞなぞなどの言葉を使った遊びです。この遊びをすることで、自然と語彙力や表現力を養えます。そのため、話し言葉の基礎ができる時期の3歳くらいのお子さんと行う遊びとして最適でしょう。

そもそも「言葉遊び」は遊びのルールを理解したり、協力してゲームを行ったりする必要があるため、会話というコミュニケーションが不可欠です。そのため、自然と言葉のキャッチボールが生まれるので、コミュニケーション能力を向上させることが期待できるでしょう。

保護者がお子さんと「言葉遊び」をするときは、積極的に話しかけたり、お子さんが話している言葉にしっかりと耳を傾けたりすることが大切です。ただし、無理に言葉を引き出そうとして、保護者が一方的に話しかけてしまいすぎないように注意するようにしましょう。

3.身近な自然と触れ合う「自然遊び」

身近にある草や花、水などのさまざまな自然と触れ合う「自然遊び」。一般的に、この遊びは2歳くらいのお子さんと遊ぶといいといわれています。「自然遊び」は一人でも十分遊べますが、兄弟や友達と協力して遊ぶことでコミュニケーション能力を身につけることが期待できます。

たとえば、自然遊びをするときに、身近にある自然の中で兄弟や友達と花や草を摘んだり、集めたりすることもあるでしょう。子どもはこのような遊びをする中で、自分たちで役割を決めるなどして、コミュニケーション能力を育んでいくといわれています。

保護者がお子さんと「自然遊び」をする場合は、安全面に気を配りながら、お子さん本人が自由に遊べるように見守ることが大切です。中には遊び方を教えてしまう方もいるかもしれませんが、お子さん自らが学ぶ体験や行動を制限してしまうことがあるので関わりすぎないように気をつけるようにしましょう。

4.普段出会わない人と関わる機会が増える「外遊び」

4.普段出会わない人と関わる機会が増える「外遊び」

公園での遊具遊びや鬼ごっこといった「外遊び」。どのような遊びをするかによっても変わってきますが、この遊びは自分で歩き始められるようになる1歳前後から遊ぶといいといわれています。

「外遊び」は近所の公園などで遊ぶことが多いため、保育園や幼稚園などで会う友達とは違う人と出会う機会が多いです。そこでいろんな人と接したり、一緒に遊んだりすることで、誰かと一緒に遊ぶ楽しさや遊ぶ際のルールを学んでいきます。多くの人と触れ合うことで、自然とコミュニケーション能力が発達していくことが期待できるでしょう。

保護者がお子さんと「外遊び」をするときは、子どもを見守りながら、ときには共感したり、一緒に遊んだりすることが大切です。そうすることで子どもが安心するため、好奇心や意欲が養われていくでしょう。

5.目の前にあるものを別の何かに見立てる「見立て遊び」

「見立て遊び」は、子どもが目の前にある何かを別の何かに見立てて、想像して遊ぶ遊びのことです。たとえば、公園に落ちている木の実や石を食べ物に見立てるといった遊び方があります。この遊びは、1歳前後のお子さんから遊べます。

「見立て遊び」では、一緒に遊ぶ相手に自分が考える世界観を伝えたり、ルールを設けたりすることがあるため、誰かと一緒に遊ぶことで豊かなコミュニケーション能力が身についていくことが期待できるでしょう。

保護者が子どもと一緒に「見立て遊び」をするときは、子どものペースに合わせて楽しむことが大切です。たとえばペースが遅いからと急かしたり、理解できない設定にしたりすると、子どもは遊びを楽しめなくなってしまいます。子どもが自由に遊べるような環境に整えましょう。

6.親子のコミュニケーションを深められる「絵本の読み聞かせ」

6.親子のコミュニケーションを深められる「絵本の読み聞かせ」

「絵本の読み聞かせ」も、お子さんのコミュニケーション能力を高めるには最適な遊びのひとつです。読み聞かせに関しては何歳から始めたらいいという明確なスタート時期はありませんが、生後半年くらいから始めるといいといわれています。

読み聞かせで耳から物語の登場人物の感情や行動に関する情報を取り入れることで、子どもは他人の感情や視点を理解できるようになります。その結果、共感力やコミュニケーション能力が向上するそうです。また、親子のコミュニケーションを深めることも期待できます。

保護者がお子さんに「絵本の読み聞かせ」を行う場合は、子どもの想像力を邪魔してしまわないように大げさに声色を変えたり、身ぶり手ぶりで表現したりしないようにしましょう。また、無理に感想を聞くのもNGです。お子さん本人が絵本の物語の余韻に浸る大切な時間を、壊さないように注意しましょう。

まとめ

今回は、子どものコミュニケーション能力を高めるために親子でできる遊びを6つご紹介しました。どの遊びも、子どものコミュニケーション能力を育む効果が期待できるので、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

最後に、旭川ふたば幼稚園は子どもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育を実践しています。そんなふたば幼稚園の最大の特徴は、子どもが思いっきり遊べる環境を用意していることです。

特に園庭は、子どもたちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計しています。「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいておりますので、興味がある方はぜひ見学や園開放をご利用ください。

まとめ
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