コミュニケーション能力は、人と関わる上で欠かせない重要な能力のひとつです。そんなコミュニケーション能力を、子どものうちからわが子に身につけさせておきたいと思う保護者の方もいるかもしれません。
そこで今回は、北海道旭川市豊岡にある旭川ふたば幼稚園が子どものコミュニケーション能力を伸ばすことの重要性や年齢別の親としての子どもとの関わり方をご紹介します。子どものコミュニケーション能力の高め方に悩んでいる保護者の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
子どものコミュニケーション能力を伸ばすことの重要性
コミュニケーション能力は年齢関係なく、身につけておきたい能力のひとつでもあります。家族や友達との会話はもちろんのこと、大人になって社会に出たときにも欠かせない重要なスキルだからです。
コミュニケーション能力が高いと、自分の考えを上手に伝えられますし、相手の考えも把握できるようになるため、人間関係のトラブルを起こしにくくなるというメリットがあります。
また、相手の価値観を理解することにも繋がるので、相手との信頼関係も生まれるでしょう。このようなことから、子どもの頃からコミュニケーション能力を育むことで将来大人になったときにも充実した生活を送ることできる可能性があります。
親子のコミュニケーションの取り方は年齢ごとに変える
子どもの頃からコミュニケーション能力を伸ばすことにはさまざまなメリットがあることがわかりましたが、どの年齢の子であっても一律で同じコミュニケーションの取り方をしてもいいというわけではありません。
なぜなら、子どもは成長していく過程で少しずつ自立心が芽生えていくため、年齢を重ねれば重ねるほど親との距離が徐々に離れるようになっていくからです。そのため、いつまでも同じ関わり方をするのではなく、年齢によって少しずつ子どもと親の関わり方は変えていったほうがよいでしょう。
【年齢別】子どものコミュニケーション能力の伸ばし方を紹介
親子のコミュニケーションの取り方を年齢ごとに変えたほうがいいのはわかりましたが、具体的にどれくらいの年齢でどのようなコミュニケーションを取るべきなのかまではわからないという人も多いでしょう。
ここでは、1歳から5歳までの未就学児の子どもを対象に、年齢別にコミュニケーション能力の伸ばし方を詳しく紹介していきます。
1歳児と親のコミュニケーション方法
言葉を理解し始めるようになる1歳児の子どもは、自己主張が生まれ始める時期でもあります。見るもの触れるものすべてが新鮮で、なんでも吸収する時期なので、五感を使った遊びを取り入れてみるといいかもしれません。
また、この年齢の子どもとコミュニケーションを取るときには、感触や感情を表す言葉を話しかけるのがポイントです。
2歳児と親のコミュニケーション方法
2歳児の子どもは、自己主張が激しくなる時期でもあります。個人差はあるものの、多くのお子さんが二語文を話せるようになるため、言葉によるコミュニケーションも取れるようになるでしょう。
そのため、子どもが話す言葉にしっかりと耳を傾け、関心を示してあげるといいかもしれません。たとえば、子どもが答えられるような簡単な質問をするなどがおすすめです。
3歳児と親のコミュニケーション方法
3歳児の子どもは言葉のバリエーションが格段に増えてくる時期なので、保護者や先生だけではなく、友達とのコミュニケーションも取れるようになってきます。
子どもと言葉のキャッチボールが自然とできるようになるため、子どもとの会話量をどんどんと増やして積極的にコミュニケーションを取っていくことが大切です。
4歳児と親のコミュニケーション方法
4歳児の子どもは集団生活にも慣れてくる頃です。物事への興味や関心も強くなってくる時期なので、気になることに関しては質問をしてくることもあるかもしれません。
その一方で、嘘をついたり、よくない言葉を使ってしまったりすることもあるようです。もしこのような状況となった場合は、嘘をつくことやよくない言葉を使ってはいけない理由をしっかりと説明するようにしましょう。
5歳児と親のコミュニケーション方法
5歳児の子どもはもうすぐ小学校入学を迎える年齢でもあるため、いろいろな人と触れ合う機会を持たせるようにすることが大切です。
小学校に上がれば、これまで関わったことのないたくさんの人たちと関わることになります。そのときに自分から話しかけたり、友達を作ったりしていける行動力が必要だからです。
また、社会のルールや公共の場でのマナーを理解できるようになってくる時期でもあるので、親がルールを守る姿を見せながら関わることを意識しましょう。
子どものコミュニケーション能力を伸ばせる!代表的な遊び3選
実は子どものコミュニケーション能力は、普段親子で一緒に遊ぶような遊びでも簡単に伸ばすことができます。ここでは、代表的な遊びを確認しておきましょう。
ごっこ遊び
おままごとのような自分ではない違う人になりきって遊ぶごっこ遊びは、自分以外の人の気持ちに寄り添う力や表現力を育めるのが特徴です。
また、ごっこ遊びは基本的に家族や友達と一緒に遊ぶことの多い遊びです。役割分担をして遊ぶことになるため、一緒に遊んでいる人とのコミュニケーションを取る機会が増えていきます。
必然的に自分以外の人と会話をすることになるため、コミュニケーション能力が自然と育まれていくでしょう。
言葉遊び
しりとりや早口言葉、なぞなぞなどの言葉遊びをすることで、自然と語彙力や表現力を養えます。
そもそも言葉遊びは遊びのルールを理解したり、協力してゲームを行ったりする必要があるため、会話というコミュニケーションが不可欠です。
そのため、自然と言葉のキャッチボールが生まれるので、コミュニケーション能力を向上させることが期待できるでしょう。
自然遊び
身近にある草や花、水などのさまざまな自然と触れ合う自然遊びは、一人でも十分遊べますが、兄弟や友達と協力して遊ぶことでコミュニケーション能力を身につけることが期待できます。
たとえば、自然遊びをするときに、身近にある自然の中で兄弟や友達と花や草を摘んだり、集めたりすることもあるでしょう。
子どもはこのような遊びをする中で、自分たちで役割を決めるなどして、コミュニケーション能力を育んでいきます。
まとめ
今回は、子どものコミュニケーション能力を伸ばすことの重要性や年齢別の親としての子どもとの関わり方をご紹介しました。
子どものうちからコミュニケーション能力を高めておくことは、将来大人になったときにも役立ちます。そのため、子どもの年齢に合った関わり方をしてコミュニケーション能力を高めるためのサポートをしましょう。
最後に、旭川ふたば幼稚園は子どもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育を実践しています。そんなふたば幼稚園の最大の特徴は、子どもが思いっきり遊べる環境を用意していることです。
特に園庭は、子どもたちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計しています。「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいておりますので、興味がある方はぜひ見学や園開放をご利用ください。
幼稚園見学のご予約はこちら 園遊び体験「園開放」も実施中旭川ふたば幼稚園
最新記事 by 旭川ふたば幼稚園 (全て見る)
- 子どもの遊び環境のプロ・井上先生が語る、子どもの主体性を育む大人の関わり方【お仕事インタビュー】 - 2024年8月15日
- 旭川市の子連れ水遊びスポット7選!暑くてもおもいきり遊びせたい方へ - 2024年8月1日
- 2歳の子どもがご飯を食べないときの理由と対処法を解説 - 2024年6月12日
- 2歳前後の子どもに表れ始めるイヤイヤ期とは?家庭での関わり方を紹介 - 2024年6月1日
- 幼児限定!家庭で2人の子どもと一緒に遊べる【3人遊び】を紹介します - 2024年5月15日