学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

子どもの表現力を育むために知っておきたい親の関わり方と遊びを紹介

子どもの表現力を育むために知っておきたい親の関わり方と遊びを紹介

表現力とは、自分の考えていることや伝えたいこと、感情を相手に伝える力のことです。この表現力が豊かになれば、自分の考えや気持ちを相手に正しく伝えることができるようになるといいます。

今回は北海道旭川市豊岡にあるふたば幼稚園が、子どもの表現力についてと家庭での親の関わり方などを解説します。また、子どもの表現力を育む遊びもいくつか紹介するので、ご家庭で取り入れてみてくださいね。

子どもの表現力とは

子どもの表現力とは

前述したとおり、表現力とは、自分の考えていることや伝えたいこと、感情を相手に伝える力のことです。自分の考えや気持ちを表現をする方法には、言葉や文章、行動、表情など、さまざまな手段があります。

この表現力が高い子どもは自分の思考をスムーズに相手に伝えられるため、他者との円滑なコミュニケーションを築くことができます。相手に合わせた表現や言葉選びができるようになるため、良質な人間関係を構築することができるでしょう。

表現力は将来大人になったときにも役に立つ!

子どものうちに表現力を伸ばしておくことは、大人になったときにも役に立つことがあります。たとえば、仕事でプレゼンをするときなどは自分のアイデアや思考を言葉にする能力に加えて、相手の心に響くようにプレゼンする能力が欠かせないからです。

どんなにいいアイデアがひらめいたとしても、相手に伝わらなければ意味はありません。将来大人になったときにビジネススキルを上げるためには、言葉や文章でしっかりと表現できる力が必要なのです。

子どもの表現力を育むために!親の関わり方とは

子どもの表現力を育むために!親の関わり方とは

子どもの表現力を育むために、親として何か気をつけるべきことはあるのでしょうか。ここでは、子どもの表現力を育むために知っておきたい親としての関わり方をご紹介します。

親の理想を押しつけない

一部の親御さんの中には、子どもに期待するあまり理想を押しつけてしまうこともあるでしょう。

親の理想に子どもを押さえつけようとすると、子どもはありのままの自分を表現できず、親の顔色ばかりを伺うようになってしまいます。自分の考えで動けなくなってしまう可能性があるため、注意するようにしましょう。

余計な口出しをしない

子どもと一緒にいると、子どもがすることに対して、つい口を出してしまいたくなる場面もあるでしょう。余計な口出しをすることで、子どもの表現する機会を奪ってしまう可能性があります。

子どもが自分で考え、表現する力を養っていくためには、余計な口出しをせずにそっと見守ってあげることが大切です。

感情を抑えつけない

子どもは感情を言葉でうまく表現することができません。そのため、笑う・怒る・泣くなどの感情は行動で表現することがほとんどです。

たとえば、転んでケガをしたとき痛くて泣いてしまうことがありますよね。このとき、大人は周囲を気にして、「泣かないで」「うるさいよ」などと𠮟りつけることもあるかもしれません。子どもの感情表現を抑えつけると表現力を養えず、感情表現が乏しくなる可能性があるので注意しましょう。

子どもの表現力を育むのにおすすめの遊び5選

子どもの表現力を育むのにおすすめの遊び5選

子どもの表現力は、幼稚園や保育園、家庭などで日常的に遊ぶ遊びを利用して育むことができます。ここでは、どのような遊びがあるのかを確認しておきましょう。

1、粘土遊び

粘土を使って何かを作る粘土遊びは、頭の中のイメージを粘土で表現するため、表現力を育むことができる遊びです。また、手指の細かい動きも求められるので、創造力や想像力も養われるといわれています。

2、お絵描き遊び

お絵描き遊びも、頭の中で考えていることを絵に描いていく遊びです。頭の中にあるものを絵にするということは、子どもの考えを表現するということなので、表現力を育むには最適の遊びといえるでしょう。

3、製作遊び

画用紙や折り紙、お菓子の箱など身近な道具を使って何かを作る遊びも表現力を育むことができる遊びです。切る・貼る・くっつけるなどの工程を経て、作り上げたものは子どもの表現力がつまった立派な作品となるでしょう。

4、砂遊び

砂を使って遊ぶ砂遊びも、子どもの表現力を育むことができます。そもそも砂遊びは、砂を使って、自分の頭の中にイメージするものを自由に表現できる遊びです。山を作ったり、泥団子を作ったり、自分の作りたいものを自分なりに表現できるでしょう。

5、絵本の読み聞かせ

絵本の読み聞かせをすることでも、子どもの表現力を育むことができます。なぜなら、絵本には普段の生活ではあまり使わないようなたくさんの言葉や表現が出てくるからです。絵本によってたくさんの言葉を知ることで、自分の気持ちを相手に伝えるときに多くの言葉の選択肢の中から伝えられるようになりますよ。

まとめ

子どもが幼いうちに表現力を育む手助けをすることで、将来その子が大人になったときにも役に立つことがあります。周囲の人たちと円滑なコミュニケーションを築けるほか、良質な人間関係を構築できるでしょう。

ただし、親が表現力を育む手助けをする場合は理想を押しつけたり、余計な口出しをしたりしないように注意してくださいね。子どもの表現力を育む遊びは、家庭でも簡単に取り入れられるものばかりですので、お子さんと遊ぶときに試してみてはいかがでしょうか。

旭川ふたば幼稚園は、子どもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育を実践しています。そんなふたば幼稚園の最大の特徴は、子どもが思いっきり遊べる環境を用意していることです。

まとめ

たとえば、ふたば幼稚園の園庭には小さな砂場があります。砂場では、表現力を育むのにおすすめの砂遊びができますよ。

このようにふたば幼稚園では、「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいております。ふたば幼稚園に興味がある方は、ぜひ見学や園開放をご利用ください。

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