学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

子どもの「挑戦する力」を育む家庭での関わり方と遊びを紹介

子どもの「挑戦する力」を育む家庭での関わり方と遊びを紹介

お子さんをお持ちの親御さんの中には、わが子に失敗を恐れずにいろんなことに挑戦してほしいと考える人もいるのではないでしょうか。

情報化社会の現代では、簡単に正しい情報が入手できる環境です。その結果、何事にも慎重になりすぎてしまい、失敗を必要以上に恐れてしまうこともあるといいます。

そこで今回は北海道旭川市豊岡にあるふたば幼稚園が、子どもの挑戦する心を育むための家庭での関わり方と遊びをご紹介します。関わり方と遊び方を確認して、お子さんの挑戦力を育むお手伝いをしましょう。

子どもの挑戦する心とは

子どもの挑戦する心とは

そもそも「挑戦力」とは、課題や問題に対して積極的に取り組もうとする姿勢のことをいいます。しかし、最近の子どもには挑戦できない子が増えているそう。その理由は、挑戦をする前に失敗を恐れてしまう傾向があるからだといいます。

失敗をすることで、負けたり、間違たりすることへの恐怖心が高まってしまうため、挑戦してみようという気持ちが弱まってしまうのです。だからといって、挑戦しないままでいると、何事もできるようにはなりません。

そのためにも、子どものうちから何事にも挑戦してみることの大切さを理解できるようにすることが大切です。子どもの挑戦する力を育むためにも、挑戦してみようと思う機会を増やしてあげるといいでしょう。

子どもの挑戦する力を育むために!親としての関わり方とは?

子どもの挑戦する力を育むために!親としての関わり方とは?

子どもの挑戦する力を育むために、親として関わる際に気をつけたいことがあります。ここでは、親としてどのように関わるといいのかを確認しておきましょう。

失敗しても問題ないことを伝える

挑戦しない子どもは、失敗してはいけないと思いがちです。そのため、親は子どもに「失敗しても大丈夫だよ」と教えてあげるようにしましょう。

仮に子どもが挑戦して失敗してしまったとしても、指摘することは避けてください。挑戦したことを褒めてあげると、お子さん自身がまた挑戦しようと行動してくれるようになるでしょう。

先回りしない

親が先回りし、子どものやることの準備をするのはやめましょう。親が先回りしてしまい、子どもが失敗する経験を積めないでいると、子どもの学びのチャンスを奪ってしまうからです。

失敗をすることで、その子にとっての経験となり、次は失敗しないような方法を考えるようになります。そのためにも、まずは口出しをせずに黙って見守ってあげることが大切です。

声かけをして子どものやる気を引き出す

親が子どもにかける一言で、挑戦してみようという勇気を出せる可能性があります。「応援しているよ!」「〇〇ならできるよ!」などと、次の挑戦につながる声かけをしてみましょう。

言葉で親の愛情を感じ取ることは、子どもの自信につながります。やる気を引き出す力にもなるはずなので、積極的に声かけをしてあげましょう。

子どもの挑戦する力を育む3つの遊びを紹介!

子どもの挑戦する力を育む3つの遊びを紹介!
当園の挑戦する環境にするために設計した園庭

子どもの挑戦する力を育むには、どのようにすればよいのでしょうか。ここでは、子どもの挑戦する力を育む3つの遊びをご紹介します。

1、遊具遊び

園庭や公園にある遊具でも、子どもの挑戦する力を育むことができます。ブランコや滑り台、ジャングルジムなどさまざまな種類の遊具がありますが、これらは子どもに楽しい遊びを提供する大切な遊び道具です。

たとえば、ジャングルジムの場合、上に登るだけでもさまざまな登り方がありますよね。自分の体を支えながら登っていかなければいけないので、多少の危険は伴いますが、その危険への挑戦が楽しさにつながることもあるのです。

2、運動遊び

跳び箱や鉄棒、マット運動などの運動遊びも、子どもの挑戦する力を育むことのできる遊びです。運動遊びにチャレンジしてみて、成功することで自分はできるという感覚や自信へとつながっていきます。

子どもたちに体を動かす楽しさを味わってもらえますし、何回も挑戦してやっていくうちにできなかったことができるようになるため、達成感も味わえるでしょう。

3、自然遊び

身近にある自然と触れ合う自然遊びも、子どもの挑戦する力を育める遊びです。たとえば、公園を散歩するだけでも、木や葉っぱ、虫、池などさまざまな自然と触れ合うことができるため、いろいろな生き物に興味を持つきっかけになります。

また、雪や氷など季節特有の自然現象でも子どもの好奇心が育まれ、触ってみたいなどの挑戦心が芽生えてくるでしょう。こうした自然遊びとの関わりは、子どもの挑戦する力を育むのに最適な遊びといえます。

まとめ

簡単に正しい情報が入手できる現代。その結果、何事にも慎重になりすぎてしまい、失敗を必要以上に恐れてしまう子どもが多いといいます。

しかしながら挑戦心が旺盛で、何にでも意欲的に取り組むことができる子どもは、あらゆる面でぐんぐん伸びていくそうです。お子さんに何度失敗しても立ち上がる挑戦力を身につけてもらうためにも、遊具遊びや運動遊び、自然遊びなど、日常で簡単に取り入れられる遊びをお子さんと一緒にして挑戦心を育むお手伝いをしてあげましょう。

旭川ふたば幼稚園は、子どもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育を実践しています。そんなふたば幼稚園の最大の特徴は、子どもが思いっきり遊べる環境を用意していることです。

まとめ

たとえば、ふたば幼稚園の園庭にある遊具は、どれもお子さんが自主的に挑戦してみようと思えるようなものばかり。登ったり、降りたり、くぐったり、いろんな経験ができる遊具ばかりなので、きっとお子さんの挑戦心をくすぐるはずです。

「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいておりますので、ふたば幼稚園に興味がある方はぜひ見学や園開放をご利用ください。

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