最近の幼稚園では、毎日お弁当を持参するところもあれば、週何回と設定しているところもあるようです。とはいえ、あまりにお弁当を作る頻度が多いと何を作ったらいいか悩んでしまうことも少なくないでしょう。
そこで今回は、北海道旭川市豊岡にある旭川ふたば幼稚園がお弁当作りに悩まないためのアイデアとして、お弁当作りのポイントやアイデア、便利グッズなどをご紹介します。幼稚園のお弁当作りに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
幼稚園のお弁当作りのポイント
幼稚園のお弁当作りには、いくつかポイントがあります。ここでは、幼稚園のお弁当作りのポイントを確認しておきましょう。
子どもが食べきれる量にする
自宅で食べるときはある程度時間がかかってもいいかもしれませんが、幼稚園のような集団生活をする場では時間内に食べきらなければなりません。
そのため、始めのうちは少し足りないかな?と思うくらいの量を持っていくのがポイントです。一定の量が食べきれることを確認できたり、幼稚園から帰ってきてお腹がすいていたりするようであれば徐々に量を増やしていってもいいかもしれませんね。
おかずはひと口サイズなど食べやすいサイズにする
お弁当に入れるお肉や野菜などのおかずは、なるべくひと口で食べることができるようなサイズに切って入れるようにしましょう。
ひと口サイズにしておけば、大きなものをそのまま口に詰め込んでしまい、喉につまってしまうという危険を避けることができるため安心です。
また、中にはフォークやスプーンを使うのが苦手なお子さんもいるので、手で掴みやすい大きさにするのもおすすめですよ。
栄養と見た目のバランスを考える
お弁当に入れる食材の栄養も大事ですが、同時に見た目にも気を配るようにしましょう。赤・黄・緑のおかずが入るようにお弁当に詰めていけば、見た目もきれいなお弁当になるはずです。たとえば、それぞれの色で以下のようなおかずを入れるとよいでしょう。
- 赤:にんじん・カニカマ・ミニトマト・ベーコン・赤ウィンナーなど
- 黄:卵焼き・かぼちゃ・とうもろこし・さつまいもなど
- 緑:ブロッコリー・ピーマン・ほうれん草・枝豆など
さまざまな色のおかずを使った彩りがカラフルなお弁当だと、お子さんにもきっと喜んで食べてもらえるでしょう。
聞いてみた。幼稚園のお弁当作りの頻度についてアンケート!その結果は?
ミルトークにて、幼稚園に通われているお子さんがいる・いた方を対象にアンケートを行ったところ、30人中15人が幼稚園でお弁当作りを毎日していたと回答!
その他の意見としては、月1回が1人、週4回が3人、週3回が3人、週2回が4人、週1回が4人という結果となりました。この結果を見ると、幼稚園はいかにお弁当作りをする頻度が高いかということがわかりますね。
お弁当作りのアイデア・便利グッズ
お弁当の頻度が高い幼稚園に通うお子さんがいる・いた方は、さまざまなアイデア・便利グッズを駆使してお弁当作りを乗り切っていたようです。どのようなアイデア・便利グッズを使用していたのか確認しておきましょう。
お弁当作りで活用していたアイデアを紹介
まず、お弁当作りは以下のようなアイデアを活用していた方が大半のようです。
- 作り置き
- 料理本
- ネット
- レシピサイト
ある程度作り置きしておけば、毎日のお弁当作りに悩むこともなく、お弁当に詰めるだけで済むのでラクになりますね。
また、料理本やネット、レシピサイトからお弁当のアイデアを集めることも多かったそうです。最近はネットやレシピサイトにたくさんのお弁当アイデアが掲載されているので、簡単に探しやすいことも魅力となっているのかもしれません。
お弁当作りで使った便利グッズとは?
登園前のお子さんの準備に朝ごはんなど、ただでさえ朝は慌ただしくなりがちです。そんな忙しい朝も、便利グッズを使って乗り切っている保護者の方は多いようです。
最も多かったのは冷凍食品を使うという意見でした。基本的に調理をする必要もなく詰めるだけで済むので、便利なアイテムであることは間違いないでしょう。
さらに夜ご飯として作った料理をアレンジし、翌日のお弁当のおかずにするという意見もありましたよ。
その他には、キャラクターやかわいいイラストがついたピックや型抜き、おかずカップなどを利用する方もいました。キャラクターものは特にお子さんに人気なので、入れるだけで喜んでもらえそうですね。
幼稚園のお弁当づくりに役立つ時短レシピとおかずを紹介
幼稚園のお弁当事情がわかったところで、ここでは幼稚園のお弁当づくりに役立つ時短レシピとおかずをご紹介します。
電子レンジでできるレシピ3選
まずは、忙しい朝にぴったりな電子レンジでできるレシピを紹介します。
じゃがいもとウインナーのジャーマンポテト
<材料>
じゃがいも(中2個)、ウィンナー(4~5本)、顆粒コンソメ(小さじ1)もしくは塩こしょう(味見しながら量を調整)
<作り方>
- じゃがいもの皮をむき、1~1.5cmほどのサイコロ型にカットします
- カットしたじゃがいもを耐熱容器に入れ、ラップをかぶせて600Wの電子レンジで4分加熱してください。加熱している間にウインナーも、じゃがいもと同じ大きさにカットしておきます
- レンジからじゃがいもを取り出し、ウインナーとコンソメ(もしくは塩こしょう)を入れてかきまぜます
- かきまぜたあとに再度ラップをかぶせて600Wの電子レンジで1分加熱すれば完成です
卵と小松菜の中華炒め
<材料>
小松菜(1束)、卵(2個)、醤油(小さじ1)、鶏がらスープのもと(小さじ1)、砂糖(小さじ1)
<作り方>
- 小松菜の根元の部分を洗っておき、ラップを巻きます
- ラップが巻かれた小松菜をレンジで600Wに設定し、3分~3分半ほど加熱します
- 加熱し終わったら、レンジから取り出してラップに包んだまま30秒ほど水につけて冷まします。熱いので水についたままラップを取り外してください
- 小松菜の根元を切り落として5cm幅に切り、手で絞って水気を切ります
- 耐熱容器に卵を割り入れ、ほぐします。その中に小松菜と醤油、鶏がらスープのもと、砂糖を入れてかき混ぜます
- 容器にラップをかぶせ、600Wの電子レンジで3分加熱してかきまぜれば完成です
マカロニパスタ
<材料>
マカロニ(50g)、いんげん(2本)、ハム(1枚)、ケチャップ(大さじ1)、塩こしょう(少々)
<作り方>
- いんげんを斜めに、ハムを細かく切っていきます
- マカロニ、いんげん、水1/3カップを耐熱ボウルに入れ、ラップをして電子レンジで5分加熱します
- 3~5分ほど蒸らしてハム、ケチャップを加えて混ぜます
- 最後に塩こしょうを入れ、味を調えたら完成です
作り置きレシピ3選
お弁当は当日の朝に慌てて作らなくても、時間のあるときにある程度の量を作り置きしておけばお弁当に詰めるだけで済みます。ここでは、おすすめの作り置きレシピをご紹介します。
ふわふわ卵そぼろ
<材料>
卵(3個)、みりん(大さじ3)、マヨネーズ(大さじ1)、鶏がらスープのもと(小さじ1)、塩(ひとつまみ)
<作り方>
- 耐熱ボウルにすべての材料を入れ、菜箸でときほぐします
- ラップをふんわりかぶせ、600Wの電子レンジで2分加熱します
- レンジから一度取り出し、もう一度菜箸でよくかき混ぜます
- 再びふんわりラップをかぶせ、600Wの電子レンジに1分加熱します
- 取り出し、別の菜箸でよくかき混ぜれば完成です
のり巻きチキンからあげ
<材料>
鶏もも肉(約400g)、醤油(大さじ1.5)、酒(大さじ1)、しょうがチューブ(4cm)、焼きのり(6枚)、片栗粉(大さじ3)
<作り方>
- 鶏肉の余分な脂を取り除き、フォークなどで数カ所穴を開けて、のりが巻きやすい大きさにカットします
- ポリ袋や食料保存袋などに醤油、酒、しょうがチューブを入れ、よく揉み込み、20分から一晩漬けておきます
- のりを縦半分に折って切ります
- 袋から鶏肉を出し、手で汁気を軽く落とし、のりを巻いていきます
- すべて巻いたらバットに片栗粉を広げ、薄くまんべんなく鶏肉にまぶしていきます
- 多めの油をひいたフライパンを熱し、中火から強めの中火で揚げ焼きにします
- 金網にあげ、完全に冷めてから、保存容器に移してください
にんじんしりしり
<材料>
にんじん(1本)、ツナ缶(1/2缶)、みりん(小さじ2)、醤油(小さじ1/2)、顆粒だし(小さじ1/2)、サラダ油(小さじ2)
<作り方>
- にんじんを斜めに細く切っていきます
- ツナ缶の油をきります
- フライパンに油を入れて熱し、切ったにんじんを炒めます
- にんじん全体に油が馴染んだら、ツナ、みりん、顆粒だしを加えて味を調えます
- 強火で汁気がなくなるまで煮からめれば完成です
素材を活かせるおかず3選
お弁当のおかずの中には、調理しなくてもすぐに詰められるものもあります。たとえば、以下のおかずが該当します。
- ミニトマト
- 自然解凍OKの冷凍食品
- ミートボール
ミニトマトは小さいのでお弁当の隙間を埋めるのにぴったりなおかずです。ただ、お子さんの年齢によっては口に入れるには少し大きいかもしれないので、半分にカットして詰めるとよいでしょう。
また、自然解凍OKの冷凍食品も、特にレンジで温める必要もなくお弁当にそのまま入れられるため便利です。さらに、ミートボールも加熱調理が済んでいるおかずなので、袋から開けてすぐお弁当に詰めるだけでおかず一品が完成します。
お弁当のおかずを細々と作っている時間がないときは、素材をそのまま活かせる詰めるだけのおかずを取り入れてみるとよいでしょう。
まとめ
今回は幼稚園のお弁当作りに悩まないためのアイデアとして、お弁当作りのポイントやアイデア、便利グッズなどをご紹介しました。
電子レンジで温めるだけだったり、作り置きできたりする簡単な時短レシピなどもあるので、お弁当作りに悩んだときはぜひ参考にしてくださいね。
なお、旭川ふたば幼稚園のお弁当の頻度は保護者の方の負担軽減に加え、お友達と同じものを食べる楽しみを感じてもらうため、週3回給食を取り入れております。基本的にはお弁当給食となりますが、月に2回は牛乳・パン・おかずの給食です。
もし北海道旭川で幼稚園をお探しの方がいらっしゃいましたら、旭川ふたば幼稚園をご検討ください。
旭川ふたば幼稚園は子どもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育を実践しています。そんなふたば幼稚園の最大の特徴は、子どもが思いっきり遊べる環境を用意していることです。
園庭は、子どもたちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計しています。「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいておりますので、興味がある方はぜひ見学や園開放をご利用ください。
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