昔懐かしいお手玉遊びを家庭でできないかと考えている親御さんはいないでしょうか。お手玉は一人で遊ぶのはもちろんのこと、家族や友人など数人で遊ぶこともできるなど、さまざまな遊び方があります。
今回は北海道旭川市豊岡にあるふたば幼稚園が、お手玉遊びが子どもに与える効果をご紹介します。また、家庭でできるお手玉の遊び方も一緒に確認しておきましょう。
お手玉遊びが子どもに与える効果
子どもがお手玉遊びをすることには、以下のような効果が期待できます。
- 脳の活性化につながる
- 集中力を高められる
- リズム感を養える
色鮮やかなお手玉を見て、手に持って遊ぶことで五感が刺激されるため、脳の活性化につながります。また、お手玉を集中して目で見続けることで集中力を高められるのだそう。
ほかにも、歌をうたいながらお手玉を片手で投げ、片手でキャッチすることでリズム感も養うことができます。
このように、お手玉遊びには子どもの成長にとって欠かせないさまざまな効果を期待することができるのです。
一人でできるお手玉遊び3選
まずは、子ども一人でできるお手玉遊びの遊び方をいくつか紹介します。
1.お手玉を落とさないようにキャッチしよう
まずはお手玉の基本の遊び方として、お手玉を利き手と反対の手のひらを使い、落とさないように交互にキャッチしてみましょう。この遊びは、大人の言っていることを理解できる2歳ごろのお子さんから遊ぶことができます。
投げ方としては、両手を使うので横向きに投げるのがおすすめ。最初に使うお手玉は1個だけにして、ある程度慣れてきたら2個に増やして遊ぶのもいいかもしれませんね。
2.両手を使ってお手玉を上に投げて受け取る
前述した基本の遊び方をマスターできたら、今度は両手を使ってお手玉を上に投げ、落ちてきたときに受け取ってみましょう。この遊びも、2歳くらいのお子さんなら問題なく遊ぶことができるはずです。
最初のお手玉の数は1個がおすすめですが、慣れてきたら2個に増やしてみましょう。ただし、2個で遊ぶ場合それぞれのお手玉を交互に投げて、反対の手でキャッチする必要があるのでお子さんの年齢によっては少し難しい可能性があるので注意が必要です。
3.お手玉を3個にして投げ玉に挑戦してみる
2個のお手玉を使うのに慣れてきたら、今度は3個にして投げ玉に挑戦してみるのもいいかもしれません。この遊びは何歳のお子さんができるかというよりはお手玉をどれだけ上手に扱えるかによって変わってきます。2個のお手玉で問題なく遊べるのでチャレンジしてみるとよいでしょう。
お手玉を右手に2個、左手に1個持ちます。右手の2個あるうちの1個を放物線を描くように高く投げ、それが落ちかけたらもう1個を投げてみましょう。次は左手の1個を右手に移し、最初のお手玉を左手で受け、右手の1個を投げ上げます。これをくり返しやってみましょう。
親子でできるお手玉遊び2選
一人で行うお手玉遊びに慣れてきたら、今度はお子さんと一緒に親子で調整してみましょう。親子でできるお手玉遊びをご紹介します。
1.親子で向かい合って交互に投げ合う
お手玉を2個使い、大人と協力して遊ぶ必要があるので3歳くらいのお子さんと遊ぶのがおすすめです。
親が左右の手に1個ずつお手玉を持ち、右手のお手玉を子どもの右手に向って投げて子どもは右手でキャッチします。次は親が左手のお手玉を子どもの左手に向って投げ、子どもは左手でキャッチします。
今度は子どもが親に向かって、親と同じように投げていきます。息を合わせてリズムよく続けるのがポイントです。慣れてきたら、童謡などの歌に合わせて挑戦してみましょう。
2.リズムに合わせてお手玉をとなりの人に回す
「あんたがたどこさ」という昔からあるわらべ歌のリズムに合わせて、お手玉をとなりの人に回して遊んでみてはいかがでしょうか。この遊びは、大人の言っていることを理解できる2歳ごろのお子さんなら問題なく遊べるでしょう。
お手玉を一人1個ずつ持ち、となりの人と手を繋げるくらいの距離で丸くなります。真ん中を向いて、みんなで向かい合うように座りましょう。「あんたがたどこさ」のわらべ歌に合わせて、「さ」のときにお手玉を右となりの人に渡してくださいね。
まとめ
今回は家庭でできるお手玉の遊び方をご紹介しました。お手玉遊びをすることで脳の活性化につながったり、集中力を高めたりするなど、子どもにとってさまざまな効果が期待できます。
お手玉は一人で遊ぶこともできますが、親子で一緒に遊ぶことで親子のコミュニケーションを深めることができるので、これを機に挑戦してみてはいかがでしょうか。
旭川ふたば幼稚園は、子どもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育を実践しています。そんなふたば幼稚園の最大の特徴は、子どもが思いっきり遊べる環境を用意していることです。
園庭は、子どもたちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計しています。「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいておりますので、興味がある方はぜひ見学や園開放をご利用ください。
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