学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

子どもが喜ぶ!自宅で取り入れられる遊びの環境づくりとは

子どもが喜ぶ!自宅で取り入れられる遊びの環境づくりとは

子どもは遊びを通して、「考える力」や「コミュニケーション能力」などの生きる力を身につけていきます。そのため、最近の幼稚園や保育園などの保育施設では、園庭や室内などに子どもたちが主体的に遊べる環境や設備を整えているところが多いそうです。このような保育施設はそれなりの広さが確保されているため、自由に動き回って遊ぶことができます。

しかし、家庭の場合だとそうもいきません。よほど広いお家でない限り、動き回れるスペースは限定されてしまうからです。そのため、なかなか自宅で子どもが満足できる環境を整えられないのでは、と思う親御さんも中にはいるでしょう。

そこで今回は、北海道旭川市豊岡にあるふたば幼稚園が自宅で取り入れられる遊びの環境づくりのポイントなどを解説します。自宅の遊びの環境を変えたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

子どもの遊びの環境づくりが大切な理由

子どもの遊びの環境づくりが大切な理由

子どもの遊びの環境を整えるということは、保育の現場においても重要なことだと考えられています。幼稚園教育要領や保育所保育指針などでも、子どもが人的環境や物的環境、自然環境、社会環境などのあらゆる環境に関わり、体験することは生きる力を育むためには欠かせない要素だと記載されているからです。

実際に、遊びには子どもの発達に大きく関わる好奇心や協調性、コミュニケーション能力など、大人になったときに身につけておきたい能力がたくさん詰まっています。このような能力を幼いうちに引き出すためにも、子どもが楽しく遊べる環境を作っていくことが大切です。

自宅でありがちな子どもの遊び環境パターンとは

子どもの遊びの環境づくりが大切な理由はわかったものの、具体的にどのように環境を整えていくとよいのでしょうか。実際に、自宅でありがちな子どもの遊び環境として、以下のようなパターンが挙げられます。

たとえば、遊べるおもちゃの量が多すぎることです。幼稚園や保育園に通う年齢の子どもは、まだ目の前にある情報を上手に選択することができません。そのため、目の前におもちゃをたくさん用意すると頭の中が混乱し、ひとつのおもちゃに集中できなくなってしまうことがあるといいます。

また、自宅に子どもが遊びやすい環境が整えられているかも重要です。室内で子どもが遊びやすい環境を作るためには、家具の配置などにも気を配るべきでしょう。小学生くらいになれば自分の部屋を与えることも可能ですが、幼稚園や保育園などに通っている幼児のうちは大人が目を向けられるリビングなどに遊べるスペースを確保したほうがよいでしょう。

家庭で取り入れられる!子どもが集中して遊べる環境づくりのポイント

家庭で取り入れられる!子どもが集中して遊べる環境づくりのポイント

自宅で子どもが集中して遊べる環境を作るには、一体どうすればよいのでしょうか。ここでは、子どもが集中できる遊べる環境づくりのポイントを紹介します。

1.家にあるおもちゃの量を見直す

まずは家にあるおもちゃの量を見直しましょう。前述したとおり、おもちゃがありすぎると子どもの遊びの質を低下させてしまう可能性があるからです。たくさんのおもちゃに次々と目移りしてしまい、集中して遊べなくなってしまうでしょう。

その点、少ない数のおもちゃで遊べば、自ら遊び方を生み出すこともあります。結果的に、子どもの探究心をくすぐることにもつながるでしょう。

2.遊ぶときに使う家具は子どもの目線の高さに合わせる

おもちゃを入れたりする棚や絵を描いたりするときに使うテーブルなどの家具は、子どもの目線の高さに合わせたものを使用するようにしましょう。遊ぶ環境が、ぱっと子どもの目に入る位置にあるのが理想です。

子どもが目で見て選び、おもちゃを取り出しやすい環境にすることで夢中になって遊ぶ姿を見せてくれるでしょう。

3.おもちゃを遊びの種類に分けて収納しておく

ひとことで遊びといっても、ごっこ遊びや積み木遊び、ぬいぐるみ遊びなどさまざまな遊び方があるでしょう。どんな遊びをするかによって使うおもちゃは異なるので、遊びの種類別に分けて部屋の中に収納するようにしましょう。

たとえば、子ども用のタンスがあるなら一段目はごっこ遊び用のおもちゃ、二段目は積み木遊び用のおもちゃなど。このように分けることで片づけやすくなるほか、どのおもちゃを使って遊ぼうかと考えるときにも選択しやすくなるでしょう。

4.くつろげる場所を確保する

子どもが遊ぶ場所が、子どもがくつろいで遊べる環境であるかをどうかを考えてみましょう。たとえば、物がたくさん置かれた狭いスペースが遊ぶ場所だったら大人だってイヤですよね。

そのためにも、狭すぎないある程度の広さを確保しつつ、子どもが満足して遊べるようなくつろげる場所を確保するようにしましょう。

まとめ

今回は、子どもの遊びの環境づくりについて解説しました。子どもの遊びの環境を整えることは保育の現場においても重要なことだと考えられているので、日常生活を過ごす自宅でも積極的に取り入れるようにしましょう。

子どもの発達に大きく関わる好奇心や協調性、コミュニケーション能力などは、全て遊びで身につけることができる能力です。自宅の遊びの環境を整えて、親がお子さんの生きる力を育むサポートをしてあげましょう。

旭川ふたば幼稚園は、子どもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育を実践しています。そんなふたば幼稚園の最大の特徴は、子どもが思いっきり遊べる環境を用意していることです。

園庭は、子どもたちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計しています。「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいておりますので、興味がある方はぜひ見学や園開放をご利用ください。

まとめ
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