学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

子どもと楽しめるチラシ遊びの6つのアイディアを紹介

子どもと楽しめるチラシ遊びの6つのアイディアを紹介

新聞の折り込み広告として入っていたり、郵便ポストに投函されていたりするチラシ。普段は大人が見終われば、すぐに捨ててしまうものかもしれませんが、実は子どもの遊び道具におすすめのアイテムなのです。

今回は、北海道旭川市豊岡にあるふたば幼稚園が子どもと一緒に楽しめるチラシ遊びのアイディアをご紹介します。

1.思うがままにチラシをちぎって破る!「チラシちぎり」

名前のとおり、チラシをちぎって破るという遊びです。指を使ってチラシのような紙をちぎる作業は、手指の動きをお子さんが遊びながら身に付けられるという効果が見込めますよ。

比較的単純な作業なので、2歳以上のお子さんであれば楽しく遊べるでしょう。ただし、チラシをちぎったり、破ったりしている最中にお子さんが紙で指を切ってしまわないようにしっかりと大人が見守ってあげてくださいね。

【遊び方】

チラシをちぎったり、破ったり、裂いたりして、お子さんの思うがままに遊ばせてあげます。子どもが好きなだけ破れるように、自由にやらせてあげましょう。

普段は散らかすなんてあまりできないことだと思いますが、チラシちぎりをするときだけは、部屋を思いっきり散らかして遊ぶことができるので、きっとお子さんも喜んでくれるのではないでしょうか。

2.ちぎったチラシを活用!「チラシで雨降らし」

2.ちぎったチラシを活用!「チラシで雨降らし」

さきほどご紹介した「チラシちぎり」という遊びで使用した、細かくちぎったチラシを活用した遊びです。その名のとおり、大人が少し高い位置からチラシを雨のように降らせるというもの。この遊びも、2歳以上のお子さんと遊ぶことができます。

チラシで雨降らしをすることで、チラシに触れることで生まれる独特な音や感触を五感で楽しめるのが特徴です。この遊びをする場合、子どもの視線は上を向いていることが多いので、周りの家具などにぶつかってケガをしないように、大人としてはしっかりとスペースを確保してあげるようにしましょう。

【遊び方】

細かくちぎったチラシを、大人が少し高いところから雨のように降らせます。どれだけチラシをキャッチすることができるかを競ってみるのも楽しいかもしれませんね。

ちぎったチラシの量が少ないと、ちょっと盛り上がりにかけるかもしれないので、大量に用意しておくのがおすすめです。片付けが大変になるのでは?と気になる場合は、どのくらいの時間で片付けることができるかと、お子さんと一緒にできる遊びに変えてしまうといいでしょう。

3.空手チョップでチラシを破る「チラシ割り」

空手チョップのようにチラシを叩き割る遊び方です。お子さんがチラシを破るだけという、比較的簡単なルールではありますが、ある程度ルールを理解できるようになる3歳以上のお子さんと一緒に遊ぶのがおすすめ。

この遊びをするときは、二人一組にならなければならないので、大人としてはチラシを広げる側に回るようにしましょう。

【遊び方】

大きめのチラシを用意し、大人が両手で広げて持ちます。このとき、チラシは両端を持って横にピンと広げるようにしてください。

お子さんはチラシを破る側に回り、手の指をしっかり揃えて空手チョップのようにチラシを叩き割ります。瓦割りをするようなイメージで、思い切りチラシを破ってみるのがおすすめです。

4.棒状のチラシをダンボールの中へ入れる「チラシやり投げ」

4.棒状のチラシをダンボールの中へ入れる「チラシやり投げ」

チラシを棒状にして何本か作り、縦長のダンボールの中へ入れて遊ぶという遊びです。棒状のチラシを作るのに工作しなければならないので、3歳以上のお子さんと遊ぶといいでしょう。工作をすることで、子どもの集中力を高める効果を見込める可能性があります。

棒状のチラシを作るときは、なるべく親がサポートしてあげましょう。なぜなら、最初から自分一人で上手に工作できるお子さんはなかなかいないからです。だからといって、すべてやってあげようとしないで、こうやるといいよというアドバイスを交えつつ、お子さんと関わるようにしましょう。

【遊び方】

チラシとセロハンテープ、ダンボールを用意します。チラシの枚数は棒を何本作りたいかによって変わってくるので、事前に作りたい本数を決めておくのがおすすめ。ダンボールは切ったりする必要がないように、1.5~2Lのペットボトルが入っているような縦長のダンボールを用意しておくといいでしょう。

チラシを棒状に丸め、数本作っておきます。丸めたあとに広がらないように、セロハンテープで止めてください。数本のチラシ棒を作ったら、ダンボールを少し離したところに置き、上を開けて的にします。ダンボールの中に、チラシ棒を投げ入れます。得点式にして遊ぶと盛り上がるでしょう。

5.チラシで作ったボールで「ボウリング」

中身の入っていない500mlのペットボトルを数本用意し、ボウリングのピンに見立ててチラシで作ったボールを投げて倒す遊びです。大人がボールを作るなら2歳くらいのお子さんから遊べますが、お子さんが自ら作る場合は3歳以上のお子さんと一緒に遊ぶのがおすすめです。

ボウリングのようなボールを使った遊びには、反射神経を鍛えたり、空間認知能力を育てたりする効果が見込めるといわれています。親としては、お子さんがボールに初めて触れる場合は、ボールの持ち方や投げ方をしっかりと伝えるようにしましょう。

【遊び方】

中身の入っていない空の500mlのペットボトルを数本用意します。大体、6~10本ほど用意しておくのがおすすめ。ペットボトルはそのまま使ってもかまいませんが、装飾したり、色を付けたりしてもかまいません。

チラシを何枚か丸めてボールを作ります。チラシの枚数はどれくらいの大きさのボールを作りたいかによるので、多めに用意しておくといいでしょう。丸めたチラシが広がらないよう、ガムテープなどでしっかりと補強してください。

ボールが出来上がったら、空のペットボトルを並べます。並べたところに向かって、チラシボールを投げてペットボトルを倒しましょう。

6.レストランや飲食店のチラシを利用「バイキングごっこ」

6.レストランや飲食店のチラシを利用「バイキングごっこ」

レストランや飲食店、出前などのチラシを利用してバイキングごっこをするという遊びです。基本的にはごっこ遊びの一環でもあるので、お子さんの想像力や発想力を育むことができるでしょう。

また、はさみを使って切る作業が必要となるので、3歳以降のお子さんと遊ぶのがおすすめ。3歳以降の子が遊べるといっても、はさみでケガをしないように、大人がしっかりと見守りながら使うようにしてくださいね。

【遊び方】

たくさんあるチラシの中からレストランや飲食店、出前のチラシを選び、ステーキやお寿司、ピザなどの料理の写真を切り抜きます。

親子でお店屋さん役とお客さん役に分かれ、お店屋さん役の人は切り抜いた料理の写真を机の上などに並べましょう。一方、お客さん役の人は紙皿を持ち、料理の写真の中から好きなものを選んでお皿の上に乗せます。

チラシの写真を使うことで、おもちゃのおままごとセットを使うよりもリアルさが生まれるので、お子さんにも楽しんでもらえるかもしれませんよ。

まとめ

今回は、お子さんと一緒に楽しめる6つのチラシ遊びをご紹介しました。普段は大人が見たあとに捨ててしまうチラシですが、少しだけ手を加えればあっという間にお子さんと遊べるアイテムに変わりするのです。

チラシがあれば簡単に遊べるチラシ遊びは、遊び方によって集中力を高めたり、想像力を育んだりする効果が見込めるので、お子さんにとってもメリットがあります。今回ご紹介したチラシ遊びを参考にしつつ、お子さんと一緒に楽しい時間を過ごしてくださいね。

北海道旭川市にある「ふたば幼稚園」は、お子さんの成長を促す遊びに力を入れている幼稚園です。『遊びを中心とした保育』『子どもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育』について情報を発信しています。さらに詳しく話を聞いてみたいという方は、お気軽にご連絡ください。

まとめ

また、ふたば幼稚園では、随時幼稚園見学を受け付け中です。見学をご希望の方は、事前にご連絡を入れていただきますようお願いいたします。

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