学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

秋ならではの自然遊び!どんぐりを使った遊び方を屋外・屋内別にご紹介

秋ならではの自然遊び!どんぐりを使った遊び方を屋外・屋内別にご紹介

秋になると、よく道端に落ちているのを見かけるどんぐり。ただの木の実では?と思うかもしれませんが、ちょっとした遊びに使えるおすすめの木の実なのです。

今回は北海道旭川市豊岡にあるふたば幼稚園が、屋外・屋内別に遊べるどんぐり遊びをいくつかご紹介します。お子さんと一緒にどんぐり遊びをしたいと考えている人は、参考にしてくださいね。

どんぐり遊びをすることによる子どもへの効果

どんぐり遊びをすることによる子どもへの効果

自然遊びのひとつであるどんぐり遊び。どんぐりなどの木の実を拾い、自然に触れることによって、子どもの感覚を刺激する効果が見込めます。

個体による大小さまざまな形の違いに気づいたり、皮の中にも身が入っていることに気づいたりするなど、あらゆることに興味を持つことで好奇心を持つことにもつながるのです。

また、自分が拾ったどんぐりを使って工作すれば、子どもにとって特別な経験となるでしょう。実際にどんぐりに触って遊びを体験することで、新しい発見や気づきを得ることができますよ。

どんぐり遊びをする前に注意してほしいこと

お子さんとどんぐり遊びをするときには、親としていくつか注意してほしいことがあります。まずは誤飲です。どんぐりは基本的に小さく、直径1.5cmほどの大きさしかありません。小さなお子さんが間違って口に入れて飲み込んでしまわないように、遊ぶときは目を離さないようにしましょう。

もうひとつは、家で保管する場合は、処理を済ませておくことです。拾ってきたどんぐりをそのまま放置しておくと、中から白い虫が出てくることがあります。煮沸する場合は、熱湯の中にどんぐりを入れて5分から10分ほど茹でてください。冷凍する場合は、ビニール袋にどんぐりを入れて1週間ほど冷凍します。

いずれの場合も、前処理をしたらカビが生えないように3日から1週間ほど陰干しして、しっかりと乾燥させてから遊ぶことでいつまでもどんぐりを大切にできます。

【屋外】どんぐりの遊び方3つ紹介

【屋外】どんぐりの遊び方3つ紹介

公園などの屋外で遊ぶ場合は、砂遊び用のおもちゃしか持って行かないことがほとんどでしょう。そのため、特別な道具を用意しなくても簡単に遊べるものがおすすめです。ここでは、屋外で遊べる遊び方をご紹介します。

1、どんぐりのおままごと

どんぐりを使って、ごっこ遊びをしましょう。この遊びは、言葉のやり取りができるようになる2歳頃から取り入れるのがおすすめ。

おままごとをする際に砂遊び用のバケツや容器にどんぐりを入れれば、食べ物に見立てて遊ぶことができます。どんぐり以外にも、秋によく見かける落ち葉や松ぼっくりなどを使ってみるのもよいでしょう。

2、どんぐりボーリング

どんぐりをボーリングのように並べ、少し離れたところからどんぐりを転がして倒す遊び方です。この遊びは、ルールがある程度理解できるようになる3歳頃から取り入れるとよいでしょう。

特別な道具を用意する必要はありませんが、どんぐりが転がりやすいようにコンクリートの上などを使って遊ぶのがおすすめ。年齢が上がるにつれて、ボーリング用どんぐりと投げる用どんぐり距離を長くして、少しずつ難易度を上げてみましょう。

3、どんぐりお絵描き

公園内のコンクリートやグラウンドなどの平坦なところを使い、どんぐりを好きな形に並べて、お絵描きをするという遊び方です。この遊びは、自然遊びを楽しめるようになる2歳頃から取り入れられます。

遊び方としては、どんぐりを自由に並べて絵を描くだけ。ただ地面に並べるだけなので、何度もやり直しがききます。作品を作った思い出として、スマホで写真を撮って残しておけばあとで見返すことができますよ。

【屋内】どんぐりの遊び方3つ紹介

【屋内】どんぐりの遊び方3つ紹介

家にどんぐりを持って帰って遊ぶなら、外ではできない遊び方を取り入れるのがおすすめです。少し手間を加える工作などがいいでしょう。ここでは、屋内で遊べるどんぐり遊びをご紹介します。

1、どんぐりやじろべえ

どんぐりを使った工作の王道といえば、どんぐりで作るやじろべえです。この遊びは、3歳以上のお子さんから取り入れられる遊びです。

どんぐりと竹ひごをそれぞれ3つずつ用意します。キリを使ってどんぐりに穴をあけます。真ん中にくるどんぐりは左右両方に穴をあけ、両端のどんぐりは1箇所だけあけてください。それぞれの穴に竹ひごを刺し、3つつながったら完成です。

2、どんぐりマラカス

どんぐりをペットボトルやプリンカップ、卵パックなどに入れてマラカスのように振って音を鳴らす遊び方です。

ペットボトルならどんぐりを入れてふたを閉めるだけなので、1歳頃のお子さんも遊べます。プリンカップや卵パックを使う場合は、ビニールテープで止める必要があるので2歳以上のお子さんと工作がてら作ってみてくださいね。

3、どんぐりコマ

どんぐりとつまようじを使って、どんぐりコマを作ります。どんぐりとつまようじは作りたいコマの数だけ用意するとよいでしょう。工作をすることになるので、この遊びも3歳以上のお子さんと挑戦するのがおすすめです。

きりを使い、どんぐりの3分の1のところまで穴をあけます。ハサミを使って、つまようじを2cmぐらいの長さに切っておきましょう。尖っている部分は危ないので、捨ててください。穴をあけたどんぐりに切ったつまようじを刺せば、コマの完成です。

まとめ

今回は、家庭で簡単に取り入れられる屋外・屋内別のどんぐり遊びをご紹介しました。どんぐりを使った自然遊びには、子どもの感覚を刺激する効果が見込めます。どんぐりに触って遊びを体験することで、新しい発見や気づきを得ることができるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

また、拾ったどんぐりを自宅に持ち帰る場合は、必ず遊ぶ前に前処理を済ませておきましょう。どんぐりをそのまま放置しておくと、中から白い虫が出てくることがあるので、忘れずに煮沸もしくは冷凍するなどの処理をしてくださいね。

旭川ふたば幼稚園では、随時幼稚園見学を受け付け中です。ただし、行事やイベントなどを実施している場合は見学ができない可能性もあるため、見学をご希望の方は事前にご連絡を入れていただきますようお願いいたします。

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