子どもにとって「雪遊び」は冬の醍醐味です。肌で冷たさや柔らかさを感じながら全身を使って遊ぶことで、雪そのものや自然に興味を持つきっかけにもなります。
今回は雪国の本場、北海道旭川市にあるふたば幼稚園が「親子で楽しめる雪遊び」を紹介します。定番の遊びからユニークな遊びまで様々に紹介していますので、ぜひ親子で新しい遊びにも挑戦してみて下さいね。
ふたば幼稚園は旭川市豊岡にあり、45年以上保育に携わってきた実績があります。『遊びを中心とした保育』『こどもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育』の2つを基本に『遊び=幼児期の学び』と捉えて、五感を通して学ぶことを大切にしています。
1. 自由な発想で作ろう「雪だるま」
雪玉を2つ付ければ、あっという間に「雪だるま」が完成。石や枝、色水を使って、自由にデコレーションして遊びましょう。
1〜2歳のお子様は、まずは手のひらサイズのものから、雪だるま作りに慣れてきたお子様は、家族や友達と協力して大きなものにも挑戦してみましょう。
用意するもの | 石、枝、絵の具や食紅を溶かした水 |
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遊び方 | 雪を転がす、動物やキャラクターのようにデコレーションする |
ポイント | 雪質によっても作りやすさが変わるので、その日の雪をよく観察して取り組みましょう。 |
2. 道具の使い方も身に付く「かまくら作り」
雪がたくさん積もった日には、家族や友達と力を合わせて「かまくら」を作ってみましょう。スコップやスノーダンプなど様々な道具を使って作れば、必要に応じて道具を使い分ける力が自然と養われていきます。
また、完成後かまくら内でおままごとやごっこ遊びをすれば、普段とは違う雰囲気を味わいながら遊ぶこともできますよ。
用意するもの | スコップ、スノーダンプ |
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遊び方 | かまくらを作って遊ぶ、かまくらの中で遊ぶ |
ポイント | スコップやスノーダンプ、バケツなど様々な道具を用意して取り組んでみましょう。 |
3. 夢中で遊べば体力アップの効果も「ソリ遊び」
広い公園や雪道で「ソリ」を使って遊んでみましょう。もちろん、新しくソリを買わずとも段ボールや厚めのビニール袋を使って遊ぶこともできます。
ソリ遊びは、友達と交代で引っ張り合って遊んだり、小高い丘を滑ればスピード感を楽しむアクティビティにもなります。夢中で何度も丘を登ったり、落ちないようにバランスを取ることで、体力や筋力アップにも効果的な遊びです。
用意するもの | ソリ(段ボール、ビニール袋でも代用可能) |
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遊び方 | 引っ張って遊ぶ、傾斜を滑る |
ポイント | 傾斜がきつい場所で遊ぶ場合や、人がたくさんいる場所では怪我に気をつけて遊びましょう。 |
4. 冬しか体験できない「雪のすべり台」
かまくらを作る時のように雪を集め傾斜をつければ、すべり台にして遊ぶこともできます。また、ソリと組み合わせればスピード感を楽しめる遊びにもなります。
傾斜をつけすぎた滑り台は、転んだり、落ちてしまったりと怪我にも繋がる恐れがありますので注意して遊びましょう。1歳ごろのお子様は大人と一緒に滑って遊べば安心です。
用意するもの | スコップ、ソリ |
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遊び方 | すべり台を作る・滑って遊ぶ、ソリと組み合わせて遊ぶ |
ポイント | 傾斜をつけ過ぎないよう注意して作りましょう。 |
5. この時期にしかできない遊び方で取り組む「宝探し」
「宝探し」は雪の中でも行える遊びです。同じ遊びでもいつもと違ったシチュエーションで行えば、楽しさも倍増します。
雪の中は通常より探しにくいので、見つけやすいよう目立つ色のものを使ったり、隠す範囲をあらかじめ決めておくとスムーズに行えます。
用意するもの | お宝となるもの(カラーボールなど) |
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遊び方 | 雪の中にお宝となるものを隠し、探す。 |
ポイント | カラフルなものや探す範囲を決めておくことで、取り組みやすくなります。 |
6. 自然に対する興味・関心が深まる「雪観察」
何もしゃべらず耳を澄ませ、雪の降る音や足で踏む音を聞いてみましょう。積もった雪の量や質を観察してみたり、雪の中であえてじっと寒さを体感してみると、普段とは違う発見があるかもしれません。一つひとつ形が異なる雪の結晶を観察してみるのも楽しいですよ。
用意するもの | ー |
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遊び方 | じっと耳を澄ませ雪の音や結晶を観察する |
ポイント | 雪の中に倒れて空を見上げれば、いっそう自然を感じることができるかもしれません。 濡れてもよい服装で遊ぶのをお忘れなく。 |
7. 真っ白なキャンパスで伸び伸びと遊ぼう「お絵描き」
真っ白な雪のキャンバスに、自由に伸び伸びと絵を書いて遊んでみましょう。指や道具を使ってそのまま描いて遊ぶことができますが、絵具を水に溶いたものを使えば、カラフルな色がついてとっても綺麗になります。
用意するもの | 水で溶いた絵の具、色水を入れる容器 |
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遊び方 | 雪をキャンパスと見立てて絵を書く |
ポイント | 色水を使う場合は、誤飲防止のために食紅を使うのがおすすめです。 |
8. 綺麗に作れば手先も器用になる「型抜き遊び」
砂場のように雪をカップや型に入れて、型抜き遊びをしてみましょう。市販のものもありますが、プリンカップや砂遊びの道具でも十分代用可能です。綺麗な型を取れるよう試行錯誤すれば、自然と手先の感覚も育まれ、器用に使えるようになります。
用意するもの | 型を抜くための道具(プリンカップ、砂遊び道具でもOK) |
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遊び方 | 雪を型にはめて遊ぶ |
ポイント | 空き容器でも様々な型を用意してあげると、おままごともさらに盛り上がります。 |
9. ルールを取り入れた遊びに挑戦「雪合戦」
「雪合戦」は、雪玉を互いにぶつけあって楽しむゲームです。単純に雪を投げ合うだけでもエキサイティングな遊びになります。年長さんくらいであれば子どもたちに合ったルールを独自に作っても良いでしょう。
ルールや勝ち負けのある遊びは、友達と喧嘩や仲直りしながら協調性や社会性を身につけていくのに最適な遊びです。実際に喧嘩をしてしまった際は、出来るだけ自分たちで解決できるようなサポートを心がけましょう。
用意するもの | ー |
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遊び方 | 雪を投げ合う |
ポイント | 雪とはいえ、あまり固く作りすぎると怪我をする恐れがあるので注意しましょう。 |
雪遊びの注意点
雪遊びをする際は、普段とは少し違う視点での配慮が必要です。ここでは、雪遊びの注意点を2つ紹介します。
1. 危険箇所を事前に把握する
路面が滑りやすい箇所や、落雪の危険がある場所には注意が必要です。大人の方は事前に周辺環境チェックし、「あの場所には近づかないように」とお子様に伝えておきましょう。
2. 防寒・防水対策をする
小さな子どもは、遊びに熱中してしまうと雪で身体が濡れていても気づかず遊び続けてしまうことがあります。しっかりと防寒・防水加工のある衣服を着用し、身体が冷えないようこまめにチェックを行いましょう。
まとめ
今回は、定番の遊びからユニークな遊びまで「親子で楽しめる雪遊び」を9つ紹介しました。紹介した遊びは、おもちゃを買わずとも取り組めるものばかりですので、今日からでも取り組める内容となっています。
また、定番の遊びからユニークな遊びまで様々に紹介していますので、ぜひ親子で新しい遊びにも挑戦してみて下さいね。
「ふたば幼稚園」では、『遊びを中心とした保育』『こどもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育』について随時情報を発信しています。
当幼稚園についてさらに詳しく話を聞いてみたいという方は、以下の問い合わせフォームを、幼稚園選びをされている方、入園を希望される方は見学予約フォームからお気軽にご連絡ください。
幼稚園見学のご予約はこちら北海道旭川市にあるふたば幼稚園は1975年に活動を開始し、地域に根ざした保育園、幼稚園として実績を積んでまいりました。ふたば幼稚園の最大の特徴は、子供が思いっきり遊べる環境があることです。
こちらは校庭の写真です。
子供たちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計されました。子供たちは時にどろんこまみれになりながら、遊びを通して「生きる力」を育んでいきます。机に座って学ぶだけでは「生きる力」を育むのは難しいでしょう。子供が遊ぶ大切さは、いつの時代も変わらないのではないでしょうか。
「生き生きとした子に育って欲しい」「自分で考え、行動する子に育ってほしい」
ふたば幼稚園は「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいております。
また、親御さんが気になる園での安全管理として、送迎バスにはダブルチェックシステム、おたすけボタン、職員同士の共有、園児への声かけ等を通し日頃から確認・すぐに対応できる環境作りを心がけております。
入園相談の方はこちらからお問い合わせください。
旭川ふたば幼稚園
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