学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

幼稚園教諭が教える「4歳の遊び一覧」室内・屋外別に紹介

幼稚園教諭が教える「4歳の遊び一覧」室内・屋外別に紹介

毎日の育児お疲れ様です。

4歳を迎えたお子様は、毎日笑ったり・泣いたり・怒ったり・ふてくされたりなど、どんどんと心や表現が豊かになっていく様子に成長を感じられている方も多いのではないでしょうか。

4歳は知能と言語が著しく発達する時期です。遊びの中でルールを決めて遊ぶことも増え、社会性を身につけたり心を育んでいく時期でもあります。

出来ることが増えたこの時期だからこそ、さらにお子様の知能や言語、体の発達を促していけるような遊びを室内遊びと屋外遊びの2種類に分けて紹介していきたいと思います。

準備に手間をかけず、お子様もすぐに取り組んでも頂けるそんな遊びをピックアップしてみました。

紹介するのは、北海道旭川市にあるふたば幼稚園

45年以上保育に携わってきた実績があり、『遊びを中心とした保育』『こどもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育』の2つを基本に『遊び=幼児期の学び』と捉えて、五感を通して学ぶことを大切にしています。

遊びのプロだからこそわかることを盛りだくさんお伝えするのでぜひ参考にしてみてくださいね。

室内遊び

室内遊び

雨の日や冬の寒い日は、室内での遊びを楽しみましょう。

準備するものが少なくお手軽で安全に取り組める遊びをご紹介します。

用意するものは紙とペンだけ!思考能力を育む「まるばつゲーム」

用意するものは紙とペンだけ!思考能力を育む「まるばつゲーム」

まるばつゲームとは、2人で対戦するゲームです。

「井」の字を書き、○か×を先に3つ並べた方の勝ちになります。(三目並べ)

ルールに沿って楽しくゲームをしていくことで、考える力も伸ばしていきましょう!

用意するもの紙(1枚〜)、ペン(1本〜)
まるばつゲームのルール
  1. 紙に「井」の字を書き、3×3の9マスを用意します。
  2. 二人でじゃんけんをし、勝った方が先攻の「○」。負けた方が後攻の「×」を使用します。役割を決めたらゲームスタートです!
  3. 先攻の人は好きなマスに「○」を書きます。後攻の人は空いている好きなマスに「×」を書いていきます。
  4. このようにして繰り返しマスを埋めていき、自分のマークを先に3つ並べれた方の勝ちとなります。

推論力が発達する「お宝さがし」

推論力が発達する「お宝さがし」

宝探しゲームは、示された手がかりをもとに実際に隠された宝を探すゲームです。

宝の隠し場所は大まかにしか示されないため、実際に体を動かし、どこに隠されているかを調べる必要があります。

手がかりをもとに隠されている場所を見つけるために頭を使い、実際に隠されているものを探索するときには体を使う。まさに知育にぴったりの遊びです!

用意するもの「おたから」となるもの(1~数個)
おたからさがしのルール
  1. 対象となる宝を隠します。
  2. 隠し場所のヒントを教えて子供たちに探してもらいます。

準備いらず!想像力を育む「ジェスチャーゲーム」

ジェスチャーゲームとは、声を出さずに身振り手振りだけでお題を伝える2人から出来る遊びです。

どの様に表現をしたら伝わるのか、ジェスチャーが何を表しているのか…。

イメージを膨らませながら遊ぶことで、想像力を育むのにピッタリな遊びです!

用意するもの特になし
ジェスチャーゲームのルール
  1. 2人で向き合い、ジェスチャーをする人と当てる人に役割を分担します。
  2. ジェスチャーをする人は、身振り手振りで相手の子どもへお題を伝えます。この時に絶対にしゃべってはいけません!
  3. 回答する子どもはジェスチャーが何を表現しているのか想像し、お題が何かを言い当てます。

屋外遊び

屋外遊び

天気の良い日は屋外で伸び伸びと遊びましょう!

屋外で自然の変化を感じ、豊かな心を育てていける様な遊びを紹介します。

手先も器用になる!「砂あそび」

手先も器用になる!「砂あそび」

小さいうちから遊べる砂あそびには、手先を器用にする効果があります。

サラサラの砂・どろどろの砂・ざらっとした砂など状況に応じて様々な形状に変化する砂で遊ぶことで、自然に手足の感覚を育むことが出来ます。

また、砂遊びグッズを使用することで物を上手に使いこなせる様になり、手先が器用になります!

注意力も鍛えられる!「だるまさんがころんだ」

注意力も鍛えられる!「だるまさんがころんだ」

「だるまさんがころんだ」はオニの掛け声にあわせて、少しずつオニに近づいていく遊びです。

オニが振り向いたときに動いてはいけないというルールがあるため、『注意力』『我慢する心』『努力』が育まれて『感情の抑揚を抑える』ことができるようになると言われています。

用意するものなし
ルール
  1. オニ役を決め、オニになった人が木や鉄棒の支柱などの前に参加メンバーと反対側を向いて立ちます。この時に、最後にオニが移動出来る歩数を決めておきます。
  2. オニが「だるまさんがころんだ」と唱えている間に参加者がオニに近づきます。
  3. オニは最後の「だ」を言った瞬間に振り向いて、動いているメンバーがいないか確かめます。この時に、オニは動いてしまったメンバーの名前を呼び手を繋ぎます。
  4. 上手くオニに近づいていき、オニに捕まったメンバーのつないだ手を「切った!」と言ってさわると、すべてのメンバーはスタートラインのほうへ走って逃げます。オニは「ストップ」と言ってメンバーを止めます。
  5. あらかじめ決められた歩数(5〜10歩)をオニは移動し、メンバーにタッチできたら交代する。

優しい心が育つ「生き物かんさつ」

優しい心が育つ「生き物かんさつ」

アリ・ダンゴムシ・カエルなど身近にいる生き物を観察することで、一生懸命に生きている姿や生命が終わる寂しさなどを見たり感じたりすることで、自分の生命もかけがえのないものだと気づいてくれるかもしれません。

虫かご、虫あみなど必要に応じて用意しましょう。

まとめ

今回は4歳児の遊びを紹介しました。「これ知ってる!」という遊びもあったかと思います。また、今回は準備に手間をかけず、お子様もすぐに取り組んでも頂けるそんな遊びをピックアップさせて頂きました。

出来ることが増えたこの時期だからこそ、お子様の知能や言語、体の発達、心の成長を促していけるような遊びを積極的に取り入れて頂けたらと思います。

旭川市豊岡にあるふたば幼稚園。1975年に活動を開始し、地域に根ざした保育園、幼稚園として実績を積んでまいりました。ふたば幼稚園の最大の特徴は、子供が思いっきり遊べる環境があることです。

まとめ

こちらは校庭の写真です。子供たちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計されました。子供たちは時にどろんこまみれになりながら、遊びを通して「生きる力」を育んでいきます。机に座って学ぶだけでは「生きる力」を育むのは難しいでしょう。子供が遊ぶ大切さは、いつの時代も変わらないのではないでしょうか。

生き生きとした子に育って欲しい」「自分で考え、行動する子に育ってほしい

ふたば幼稚園は「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいております。

また親御さんが気になる園での安全管理として、送迎バスにはダブルチェックシステム、おたすけボタン、職員同士の共有、園児への声かけ等を通し日頃から確認・すぐに対応できる環境作りを心がけております。

詳しくは電話でも承りますので、入園相談の方はこちらからお問い合わせください。

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