毎日の育児お疲れ様です。
5歳児のお子様はだんだんと自分でできることが増え、保護者の皆様も日々お子様の成長を感じられているのではないでしょうか。
幼児期の中でも、5歳児は社会性やコミュニケーション力、理解力・記憶力など様々な能力が目に見えて向上する時期です。
そのため、今までよりも少し複雑な指示やお願いも実行できるようになっていきます。
自宅では楽しみながら取り組める遊びも、今までよりレベルアップしたものを取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回、お手軽にお子さんと楽しめる遊びを屋内遊びと屋外遊びの2種類に分けてご紹介します。
紹介するのは北海道旭川市にあるふたば幼稚園。45年以上保育に携わってきた実績があり、『遊びを中心とした保育』『こどもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育』の2つを基本に『遊び=幼児期の学び』と捉えて、五感を通して学ぶことを大切にしています。
遊びを通して、お子さんの成長も促していきましょう!
5歳の室内遊び3つ紹介
雨の日や冬の寒い日は、室内での遊びを楽しみましょう。
準備するものが少なくお手軽で、お子様の成長にも繋げることが出来る様な遊びをご紹介します。
1、相手の気持ちが理解できるようになる「絵本の読み聞かせ」
5歳になると、相手の気持ちを理解する・共感することを覚えるため、より絵本の物語に入り込めるようになります。また、読み終わった後にお子様と感想を伝え合ってみることでコミュニケーション力が深まるかもしれませんね。
2、言語能力を育む「ことば遊び」
ことば遊び中でもおすすめは、「早口言葉」と「しりとり」です。
言葉遊びを通してたくさんの言葉に触れることで、楽しく言語能力や語彙力アップします!
また、早口言葉ではオリジナルの早口言葉を考えてみたり、しりとりではリズムをつけてみたりとレベルアップさせて遊ぶことで、さらに盛り上がるかもしれませんね!
用意するもの | 特になし |
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早口言葉遊びのルール | 決めた言葉を出来るだけ早く間違えずに3回繰り返して言う。 |
しりとりのルール |
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やってみよう!早口言葉 | レベル1:「なまむぎ なまごめ なまたまご」 レベル2:「すもももももも もものうち」 レベル3:「とうきょうとっきょ きょかきょく」 激ムズ:「かえるぴょこぴょこ3ぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ6ぴょこぴょこ」 |
3、記憶力が鍛えられる「神経衰弱」
神経衰弱は、ただ運任せで遊ぶのではなく、記憶が正しかったことを楽しむゲームです。まずは記憶することを教え、意識させましょう。
カードの枚数が多くて難しい場合は、まずは6組の組み合わせから初めてみるなど、お子様のペースに合わせて調節するのをおすすめします。
用意するもの | トランプ |
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神経衰弱のルール |
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5歳の屋外遊び3つ紹介
天気の良い日は屋外で伸び伸びと遊びましょう!
毎日の遊びを通して新たな発見をすることや努力することの楽しさを学んでいきましょう。
1、体力が身に付く「縄跳び」
縄跳びは飛び続ける為に、一定のペースを保ち身体を動かし続ける必要があります。
この点が、ランニングと似ています。一分間縄跳びを休まず跳ぶだけでも、かなりの体力・持久力アップにつながると言われています。
また前跳びだけでなく、後ろ跳び、交差跳びなど様々な技に挑戦していくことで、挑戦することの楽しさを感じてもらえるかもしれません。
2、運動神経が向上する「キャッチボール」
ボール遊びは運動神経をよくするのにもってこいの遊びと言われています。
キャッチボールでは、ボールがどこへ飛んでいくのか予測する観察力を養うこともできます。
両手で大きなボールを投げ合うだけではなく、片手で握れるサイズの小さめのボールを使ったキャッチボールも5歳ごろにはできるようになります。片手で投げるときには、子どもがしっかりと握れるサイズのボールを選ぶようにしましょう。
また、最初は柔らかいボールを使って体に当たっても痛くないものを使うのをおすすめします。
沢山体を動かして、運動神経も高めていきましょう!
準備するボールは、最初は柔らかいものをおすすめします。
3、ちょっとユニーク!?好奇心を育てる「お散歩クエスト」
少しユニークな遊びですが、今回最後に「お散歩クエスト」という遊びも紹介させて頂きます。
いつもと同じお散歩コースでも、様々なものを探しながら歩いてみると新たな発見があり親子で一緒に楽しむことが出来るかもしれませんね!ぜひ取り組んでみて下さい。
用意するもの | 紙(折り紙や落書き帳など)、ペンや色鉛筆(1本)、シール |
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お散歩クエストの流れ |
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まとめ
今回は5歳児の楽しみながら取り組める遊びも、今までよりレベルアップしたものやユニークなものを紹介させて頂きました。これから小学生になる準備をしていくにあたり少しづつでも、学ぶことの楽しさや挑戦することの大切さに気づいてもらえる様な遊びのご紹介が出来ていたら幸いです。
旭川市豊岡にあるふたば幼稚園。1975年に活動を開始し、地域に根ざした保育園、幼稚園として実績を積んでまいりました。ふたば幼稚園の最大の特徴は、子供が思いっきり遊べる環境があることです。
こちらは校庭の写真です。
子供たちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計されました。子供たちは時にどろんこまみれになりながら、遊びを通して「生きる力」を育んでいきます。机に座って学ぶだけでは「生きる力」を育むのは難しいでしょう。子供が遊ぶ大切さは、いつの時代も変わらないのではないでしょうか。
「生き生きとした子に育って欲しい」「自分で考え、行動する子に育ってほしい」
ふたば幼稚園は「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをしております。
また親御さんが気になる園での安全管理として、送迎バスにはダブルチェックシステム、おたすけボタン、職員同士の共有、園児への声かけ等を通し日頃から確認・すぐに対応できる環境作りを心がけております。
お電話でも相談承りますので、入園相談の方はこちらからお問い合わせください。
旭川ふたば幼稚園
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