学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

発達段階ごとで大切にしたい子どもの遊びの種類を幼稚園教諭が紹介

発達段階ごとで大切にしたい子どもの遊びの種類を幼稚園教諭が紹介

普段何気なくお子様と遊んでいる遊びは、種類を分類することができ、得られる効果も異なります。

この記事では、『遊び=幼児期の学び』として『遊び』に力を入れ運営をしている北海道旭川市にあるふたば幼稚園の遊びのプロでもある教諭が、お子様の発達段階に合わせた遊びの種類効果を紹介しています。

遊びの効果を理解しながら取り組むことで、遊びが面白くなります。

お子様の発達段階に合わせた遊びを知りたい方だけでなく、新しい遊びを取り入れたいとお考えの方もぜひご覧下さい。

発達段階でわかる子どもの遊びの種類一覧

まずは、お子様の発達段階の流れを大まかに見ていきましょう。

下記の表の様に、お子様の発達段階によって必要となる能力や学べることは変化していきます。

名称年齢目安内容
①愛着形成期生後〜3歳頃養育者と子供で関わりながら遊ぶ段階。愛着を向けるべき相手を理解し、その相手に対して愛着を深めていく時期。スキンシップが取れる遊びを取り入れる。
例)いないいないばあ、くすぐり遊び
②感覚遊び期2・3カ月頃~2歳頃視覚・聴覚・平衡感覚等の刺激を楽しむ段階。感覚器官が発達していく時期。感覚器官を使う遊びを取り入れる。
例)おはなししましょ、砂遊び
③模倣遊び期(ごっこ遊び期)2歳頃~5歳頃大人の真似をする遊びから、想像の世界を広げて遊べる様になる段階。他社と関わる遊びも取り入れる。
例)〇〇ごっこ、おままごと
④運動遊び期3歳頃~遊びを通して身体と心の成長を促していく段階。心肺機能を向上させる遊び、他社との関わりを育む遊びを取り入れる。
例)けんけんぱ、スキップ競争、縄跳び遊び
⑤構成遊び期3歳頃~何かを作り出すという行為をしはじめる段階。手先の感覚や思考力を高めていく遊びを取り入れる。
例)積み木遊び、粘土遊び
⑥ルール遊び期(集団遊び)3・4歳頃~ルールに従って遊ぶことができる段階。ルールのある遊びや目的のために組織を作ることができる遊びを取り入れる。
例)鬼ごっこ、双六、ボードゲーム
⑦自律期6〜10歳頃相手に合わせて、自分は我慢して遊ぶことができる段階。自分で考え、その通りに動くことができる力を育む遊びを取り入れる。
例)背文字ゲーム、かくれんぼ、伝言ゲーム

この様に、大まかに分けて7つの段階に分けることが出来ます。

発達段階の流れを理解したところで、それぞれの発達段階取り入れていきたい遊びを詳しく紹介していきます。

①愛着形成期

愛着形成は生後〜3歳頃までに形成されるものと言われています。この頃は、お子様が愛着を向けるべき相手を理解し、その相手に対して愛着を深めていく時期です。

愛着形成を促すには3つのポイントがあります。

それは、

  • 目と目で向き合うこと
  • 手と手で触れ合うこと
  • 子供に微笑むこと

の3点です。

例えば、お子様の目をしっかりと見て、いないいないばあをしてあげたり、お子様とくすぐり遊びを通してスキンシップを取るのも愛着形成に効果的です。

愛着形成を促す遊びを紹介します。

愛着形成の土台を作る「いないいないばあ」

愛着形成の土台を作る「いないいないばあ」

愛着形成を促すには、「いないいないばあ」が効果的です。

お子様は、大人の人の正面の顔を見てだんだんと覚えていきます。顔が逆さになっていたり、横顔のままでは覚えることができません。ですので、しっかりと目と目を合わせてお子様と関わっていきましょう。

また、お子様に微笑んであげるということも愛着形成に効果的。お子様が安心して居られる様な環境を、大人の方から作ってあげることを心掛けましょう。

用意するもの
遊び方
  1. お子様と対面になる
  2. 「いないいない」と言いながら顔を隠す
  3. 「ばあ」と言いながら手を広げ、顔を出す
ポイント目と目をしっかりと合わせてコミュニケーションを取りましょう。大人の方から笑顔で接してあげましょう。

スキンシップがとれる!「くすぐり遊び」

スキンシップがとれる!「くすぐり遊び」

愛着形成には、手と手で触れ合う様なスキンシップも重要です。

手と手が触れ合う感覚はお子様の感覚神経の成長を促すと共に、スキンシップを取ることで「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。

このオキシトシンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、このホルモンが分泌されることで幸福感を増すことができます。大人でも大切な人とスキンシップを取ることで幸せを感じる様に、小さなお子様も同様に幸せを感じます。

また、スキンシップを取ると、お子様だけでなく大人の方にもオキシトシンが分泌されるので、双方の愛着形成にも重要な役割を果たします。

意識的にスキンシップを取ることで、愛着形成を促していきましょう。くすぐり遊びは、遊びを通してスキンシップを取ることができます。ぜひ取り入れてみて下さいね。

用意するもの
遊び方
  1. お子様を寝かせる
  2. 足の裏、お腹、腕など全身を優しくくすぐる
ポイントお子様が怪我をしないよう、爪はあらかじめ切っておきましょう。

お子様の愛着形成について詳しく知りたい!という方にはこちらの記事もおすすめです。

②感覚遊び期

「感覚遊び(感触遊び)」は、お子様の神経回路や脳の発達を促進させるのに最適な遊びです。

感覚遊びは、特にお子様の成長が著しい生後1ヶ月〜2歳頃までに取り入れていくのがおすすめ。

初めは、揺れるおもちゃを眺めたりする段階から、次第に手先を使って遊ぶような段階にレベルをアップさせていきましょう。

生後1ヶ月のお子様から取り組める感覚遊びの例をご紹介します。

聴覚を刺激する「おはなししましょ」

聴覚を刺激する「おはなししましょ」

おはなししましょ」は、大人の方からお子様に声をかけてあげることで、聴覚を刺激します。お子様の機嫌が良さそうな時には、積極的に話しかけてあげましょう。

はっきりした反応が無くても、お子様は親御さんの声をしっかりと聞いています。話しかけていくことで「自分の存在が親に認められている」ということを次第に感じる様になります。

このことを通して子どもは、「自分は大切にされている存在なのだ」「この世界は安心できるものだ」と感じることができます。

お互いの愛着を育んでいくためにも、親御さんから沢山話しかけてあげて下さいね。

用意するもの
遊び方赤ちゃんに話しかける
ポイント「きれいなオムツ気持ちいいね」「おっぱいおいしいね」「ねんねしたいね〜」など、優しく話しかけてみましょう。

手先の感覚を養う「砂遊び」

手先の感覚を養う「砂遊び」

感覚遊びの1つとして「砂遊び」もおすすめです。

砂遊びは状態によって変化する砂を遊びながら認識することができ、自然とお子様の手の感覚も養います。また、砂を使って自由に遊ぶことで、想像力も育んでいくことができます。

簡単に取り組めて、様々な効果が期待できる砂遊びをぜひ取り入れてみて下さいね。お子様の発達段階に合わせて、砂遊び用のスコップやバケツを使用するのもおすすめです。遊びを通して道具の使い方を学んでいきましょう。

用意するもの
遊び方砂で山を作ったり、トンネルを作って遊ぶ
ポイントサラサラの砂やドロドロの砂、様々な形状のものを触ることで、手先の感覚や状況分析能力をアップさせていきましょう。
遊んだ後はしっかりと手を洗いましょう。

下記の記事では、感覚遊びの効果や遊び方を紹介しています。年齢別に取り組める感覚遊びを知りたい!という方はぜひご覧ください。


③模倣遊び(ごっこ遊び)期

模倣遊び(ごっこ遊び)期は、特に1〜5歳頃にかけて取り入れたい遊びです。この遊びを通して、「創造性」や「社会性」を身に付けることができるといわれています。

1歳頃は大人の真似をする「見立て遊び」の段階ですが、成長するに連れて絵本やアニメに出てくるキャラクターを真似する「ごっこ遊び」、さらには自分達で設定や配役を決めて遊ぶ「寸劇」の様な遊びもできる様になります。

お子様の成長段階に合わせた模倣遊びを取り入れてみて下さい。

小さなお子様からでも取り組める模倣遊びを紹介します。

見立て遊びから始める「もしもしごっこ」

見立て遊びから始める「もしもしごっこ」

1歳頃には、ごっこ遊びの基礎となる「見立て遊び」を行いましょう。

見立て遊びとは、お子様が大人の行動を真似する様な遊びで、例えば「もしもしー?」と電話をする真似をしたりする遊びです。

この時期には、大人との身振りや手振りを真似していくことで、その後の想像力を養っていくことに繋がります。遊びを通して、少しずつ周りの人との関わり方簡単な言葉を覚えていきましょう。

用意するもの四角いおもちゃ
遊び方四角いおもちゃを電話に見立てて遊ぶ
ポイントお子様が「もしもしー?」と話したら、大人の方もそれに応えてあげましょう。
簡単な言葉を覚える取り組みにもなります。

優しい心が育つ「お世話ごっこ」

優しい心が育つ「お世話ごっこ」

2歳頃は、だんだんとごっこ遊びができる様になっていく時期です。おもちゃを身の回りの道具に見立てて遊ぶこともできる様になっていきます。

大人の方はお子様のイメージを汲み取り、相手役となってあげたり、体験したことのあることの中から助言することで、イメージを膨らましやすい様サポートしてあげましょう。

お世話ごっこ」では、人形を赤ちゃんに見立てて遊ぶことで、お子様の愛着想像力を育むことができます。赤ちゃんを育てる様子を真似していくことで、お子様の優しい心を育てていきましょう。

用意するもの人形やぬいぐるみ
遊び方人形やぬいぐるみを子供に見立てて、お世話の真似をする
ポイントミルクをあげたり、あやす動作を取り入れることで、お子様の愛着や想像力を育んでいきましょう。

社会性や協調性を養う「お店屋さんごっこ」

社会性や協調性を養う「お店屋さんごっこ」

5歳頃は、子供達で配役や物語を設定してごっこ遊びを展開していくことができる時期です。さらには、子供達の間でルールやシチュエーション、配役を設定した上で必要な道具を作ろうとする様子も見られるでしょう。

また、お子様同士は円滑なコミュニケーションを取る取り組みをしている段階ですので、配役決めで喧嘩や口論になってしまった際には、大人の方が仲介しサポートしてあげましょう。

用意するものおままごとセット、紙、ペンなど
遊び方お子様にお店の人かお客さんか配役を決めてもらい行う
ポイント想像力を養うために、設定や配役はお子様に決めてもらいましょう。
ごっこ遊びに必要な道具を紙とペンで描いて作成してみるのもおすすめです。

下記の記事では、ごっこ遊びの効果や小さなお子様でも取り組める遊びを詳しく紹介しています。ぜひ、合わせてご覧ください。

④運動遊び期

3〜4歳頃からは盛んに動ける様になる時期なので、この頃には運動遊びにも力を入れていきましょう。

運動遊びは、身体の成長積極性を育むだけでなく、以下の様な効果が期待出来ます。

  • 体の動かし方が身に付く
  • 心肺機能の向上
  • 骨形成を促す
  • 社会適応能力の発達を促す
  • 認知能力の発達を促す

この様に、運動遊びで育まれる能力と効果は沢山あります!お子様の体調やペースに合わせて取り組んでいきましょう。

運動遊び期に最適な遊びを幾つか紹介していきます。

リズム感が身に付く「スキップ競争」

リズム感が身に付く「スキップ競争」

スキップ競争」は、スキップをしながらゴールを目指す遊びです。

スキップは、全身のバランス感覚や、リズム感覚を養ってくれる動きの1つです。まずは簡単なことから初めて「できる!」という体験を増やし、自信や積極性を伸ばしていきましょう。

もし、お子様がうまくスキップできない時には、大人の方がお手本を見せてあげながら取り組んでみましょう。慣れてきた際には高くスキップをしてみたり、出来るだけ速くスキップをしてみたりと変化を加えてみるのもおすすめです。

用意するもの
遊び方
  1. スタート地点とゴールを決めておく
  2. 「よーい、どん」の合図で走り始める
  3. ゴールに最初に到着した人が優勝
ポイント慣れてきたら、高くスキップしてみたり、出来るだけ速くスキップをしたりと変化を加えてみましょう。

バランス感覚を養う「けんけんぱ」

けんけんぱ」は脚の動かし方バランス感覚を養うことが出来る、昔ながらの遊びです。

この遊びは、身体能力だけでなく即時反応力(音やリズムの変化に素早く反応する能力)も同時に身に付けることができる一石二鳥な遊びです。

特に用意する道具も無いので、簡単に取り組むことができます!丸を描くパターンを変えてみたりと、お子様の成長段階に合わせて変化を加えてみるのもおすすめです。

用意するもの
遊び方
  1. 地面に丸を複数書く
  2. 丸が1つの時は「ケン」、2つ並んでいる時は「パッ」と言いながら進む
ポイント慣れてきたら、丸を描くパターンを変えてみましょう。

下記の記事では、運動遊びの効果や運動遊びの種類を紹介しています。ご家庭でも取り組める内容となっておりますので、ぜひご覧ください!

⑤構成遊び期

構成遊び」は積み木や粘土を利用した、お子様の「想像力」や「図形の理解」を深めるにはもってこいの遊びです。

3歳頃からは、何かを作り出すという行為をし始める時期ですので、特にこの時期には取り入れて頂きたい遊びです。

構成遊びによって育まれる能力は、以下の様なものがあります。

  • 想像力
  • 集中力
  • 手先の感覚
  • 図形の理解
  • 協調性

この様に構成遊びにも、お子様の成長を促していく効果が様々にあります

ご家庭でも取り組める構成遊びを紹介します。

立体構成能力が高まる「積み木遊び」

立体構成能力が高まる「積み木遊び」

構成遊びの視点として、「立体構成」と「平面構成」の2つの視点があります。

積み木遊びブロック遊びは3Dで物事を考えるため、「立体構成能力」を高めるのに最適な遊びです。

初めはお子様が好きな形を作るのを暖かい目で見守りましょう。慣れてきたら、動物や建物の形を目指して取り組んでみましょう。

また、数人で遊ぶ際には全員で協力して1つの作品を作ることで、協調性やコミュニケーション能力を養うこともできます。

用意するもの積み木
遊び方積み木で形を作る
ポイント数人で行う際には、全員で協力して行うのもおすすめです。また、小さなお子様は誤飲に注意しましょう。

想像性を育む!「粘土遊び」

想像性を育む!「粘土遊び」

どんな形も作ることができる「粘土遊び」は、お子様の想像性を育むのに最適な遊びと言えるでしょう。

また、お子様の好きな色の粘土や何色か組み合わせて作品を作ることで、お子様の意欲アップを目指していきましょう。

用意するもの粘土、粘土板
遊び方粘土で形を作る
ポイントお子様の好きな色の粘土で行うと、興味や意欲が増すでしょう。誤飲にも注意しましょう。

マンネリ化防止におすすめ!「ペグさし」

マンネリ化防止におすすめ!「ペグさし」

ペグさし」とは、穴の空いたボードなどに棒状のペグを刺す遊びです。

市販の商品では、木製の大きなものからプラスチック製の細かい表現ができるものまで様々な製品があります。お子様の成長過程に合わせて適切な物を選ぶ様にしましょう。

新しい遊びを取り入れたいという方には、ぜひおすすめさせて頂きたい遊びです!

用意するものペグ、ペグを刺すボード
遊び方ペグをボードに刺して形を作る
ポイント市販で木製の大きな物や、プラスチック製で細かい表現が出来るものなど様々にあります。
お子様の成長に合わせて選びましょう。

以下の記事では、構成遊びについて詳しく紹介しています。構成遊びにもお子様の成長を促す効果がたくさんあります!ぜひ、合わせてご覧ください。

⑥ルール遊び期

ルール遊びとは、3〜4歳頃から取り組める様になっていく「鬼ごっこ」「双六」「ボードゲーム」などの規則性のある遊びです。

目的のために考えたり話し合うことで、思考力コミュニケーション能力を養うことができます。

ルール遊び期に取り入れていきたい遊びを紹介します。

協調性が身に付く!「鬼ごっこ」

協調性が身に付く!「鬼ごっこ」

鬼ごっこ」はお子様の身体を動かしながらも、体をコントロールする力、ルールを守って遊ぶことで周囲との協調性が身に付く遊びです。

成長過程に合わせて「色鬼」や、鬼に捕まったら手を繋ぐ「手繋ぎ鬼」などレベルをアップした遊びもぜひ取り入れてみて下さいね。

用意するもの
遊び方
  1. 鬼役を決める
  2. 鬼役は逃げる人を追いかける。
  3. 逃げる人に追いついたら鬼役を交代する
ポイント成長過程に合わせて「色鬼」や「手繋ぎ鬼」を取り入れてみましょう。

遊び方色々!自制心と社会性を養う「双六(すごろく)」

遊び方色々!自制心と社会性を養う「双六」

双六は、自分の思い通りに行かないこともルールを守ってゲームを行うことで、自制心社会性を養っていくのにおすすめの遊びです。

また、遊びを通して文字を読んだり、数字を楽しく覚えていくこともできます。ぜひ、親子で楽しんで取り組んでみて下さいね。

用意するもの双六用のボード、駒、サイコロ
遊び方
  1. サイコロを振る順番を決める
  2. 順番に従ってサイコロを振っていく
  3. サイコロが出た目の数駒を進める
  4. 最初にゴールした人の勝ち
ポイントオリジナル双六ボードを自分達で作ってみるのも、お子様の意欲アップに繋がります。

⑦自律期

お子様の自律心の芽生えは、6〜10歳頃と言われています。

自律とは「自分を律する」と書く様に、「自分自身で立てた規範に従って行動できること」です。

お子様の自律は、自分で考え、行動し、納得した経験を通して身についていくものです。ですので、大人の方は焦らずにお子様の成長を暖かい目で見守ってあげましょう。

お子様の自律心を促す遊びを紹介します。

ちょっとユニーク!?好奇心を育てる「お散歩クエスト」

ちょっとユニーク!?好奇心を育てる「お散歩クエスト」

少しユニークな遊びですが、「お散歩クエスト」という遊びを紹介させて頂きます。

お散歩クエストとは、お散歩で発見したいものを紙に書き、それを見つけながらお散歩をしていくという遊びです。お子様が自分で、見つけたいもの=目標を決めて行うことで自律心を育んでいきましょう。

いつもと同じお散歩コースでも、色々なものに注目しながら歩いてみると新たな発見ができるかもしれません。

用意するもの紙(折り紙や落書き帳など)、ペンや色鉛筆(1本)、シール
お散歩クエストの流れ
  1. まず紙とペンを使い、お散歩の中で「探したいもの」を文字や絵で書く
  2. 準備が出来たらお散歩スタート。散歩の中で「探したいもの」を探していく
  3. 「探したいもの」を見つけられたら紙にシールを貼ってあげる
ポイント初めは見つけやすいものからクエストの内容を考えていくことで、難易度を調整してみましょう。

お手伝いにポイント制を導入した「ママペイ」

ママペイとは、コロナ禍で休校中の子供たちが、自ら進んでお手伝いしてくれるようになったと話題のお手伝い遊びです。

作り方は簡単で、まずその日にやって欲しいことをリストに書きます。

また、やって欲しくないこともリストに書きます。そして、リストをこなしていき、達成した際のご褒美もポイントに応じて記載します。

例)

−やって欲しいことリスト−

生活編

  • 朝7時に起きる…5ママペイ
  • 夜9時には寝る…5ママペイ

勉強編

  • 算数ドリル1ページやる…5ママペイ
  • 本を読む…(内容に応じて)5~100ママペイ

お手伝い編

  • 洗濯物をたたむ…50ママペイ
  • 食器をさげる…10ママペイ
  • お風呂掃除をする…50ママペイ

−やって欲しくないこと−

  • 片付けない…マイナス10ママペイ
  • 朝10時に起きる…マイナス5ママペイ

−交換出来るもの(ご褒美)−

  • 1ママペイ1分換算でYoutube鑑賞タイム!
  • 1ママペイ1分換算で好きなゲームが出来る!

この様に子供と相談しながらリストを作成していきます。

下記の記事には、プリントできるママペイのシートとオリジナルの紙幣のデータがあるので使ってみたいという方はぜひご覧下さい。

参考サイト:【休校支援】プリントできるママペイ作りました!

お手伝い遊びを通して、目標達成をする喜び自律心を育んでいきましょう。

用意するもの紙、ペン、お手伝いの内容
遊び方
  1. お手伝いしてほしいことを紙に書く
  2. お手伝いが完了したら、ポイント(ママペイ)を付与する
  3. ポイントが溜まったら、景品やご褒美と交換してあげる
ポイントお子様の成長に合わせてお手伝いの内容とご褒美を考えてあげましょう。
達成できたらしっかりと褒めてあげることで、達成することの喜びを体験させてあげましょう。

まとめ

今回は、お子様の発達段階に合わせた遊びの種類効果を紹介しました。

お子様の発達には段階があり、取り入れるタイミングや養っていく能力が異なります。遊びの効果を理解しながら取り組むことで、より楽しく活動できるのではないでしょうか。親御さんは、効果を意識しながら実践してみて下さいね。

北海道旭川市にある「ふたば幼稚園」は、お子様の発達段階に合わせた遊びを取り入れている幼稚園です。

ふたば幼稚園は1975年に活動を開始し、地域に根ざした保育園、幼稚園として実績を積んでまいりました。ふたば幼稚園の最大の特徴は、子供が思いっきり遊べる環境があることです。

まとめ

こちらは校庭の写真です。

子供たちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計されました。子供たちは時にどろんこまみれになりながら、遊びを通して「生きる力」を育んでいきます。机に座って学ぶだけでは「生きる力」を育むのは難しいでしょう。子供が遊ぶ大切さは、いつの時代も変わらないのではないでしょうか。

生き生きとした子に育って欲しい」「自分で考え、行動する子に育ってほしい

ふたば幼稚園は「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをしております。

また親御さんが気になる園での安全管理として、送迎バスにはダブルチェックシステム、おたすけボタン、職員同士の共有、園児への声かけ等を通し日頃から確認・すぐに対応できる環境作りを心がけております。

入園相談の方はこちらからお問い合わせください。

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