前回は0歳児の遊びをご紹介致しました。まだあの頃はしなかった表情や動作も、1歳児となれば毎日の成長に驚くことも多いのではないでしょうか。

例えば、物を掴む力が強くなって目につくものをいじってみたり、ハイハイや掴み立ちをしてみたり。危うく「お父さんの脱いだ靴下を口に入れそうになった！」なんてこともあるかもしれません。

好奇心旺盛な我が子に、一瞬たりとも目を離せないと感じることも多いでしょう。

また、大人たちが赤ちゃんに対して感じる見た目の変化だけでなく、お子さま自身が見ている世界もぐんと広がる時期になります。五感や言葉などの認知機能が高まることで、お子さま自身が自発的に考えて出来る遊びも増えてきます。

ふたば幼稚園では、そうした子どもたちの『主体性』を大事にした遊びによって『心を育む保育』に力をいれております。今回はふたば幼稚園の教諭が、子どもたちの好奇心を刺激するような遊びの例もご紹介致します。

1歳の室内遊び3つ紹介

暑い日や雨の日は室内の遊びを取り入れたいところ。ここでは、室内で遊べるものを3つ紹介します。

1. 遊び方は無限大「新聞紙遊び」

自宅で簡単にできる、新聞紙を使った遊びです。

まずはお子さまの手に取らせてみて、どんな反応をするでしょうか。くしゃくしゃっとしてみたり、破いてみたり、頭の上に被せてみたり…。ただの新聞紙がお子様にとっては楽しい遊びになります。また、新聞紙を丸めてボール状にすれば室内で簡単な運動遊びにもなります。

飽きてきたら今度は大人がハットを作って被せてあげると、お子さまも大喜び間違いなしです。

参考：【折り紙】かぶれる『帽子』を作ろう！《折り方・作り方７選》｜新聞紙や包装紙で作る帽子

2. 色んな音を奏でてみよう「マラカス遊び」

自分で手を動かして音を出すことで、音に対する興味を高められます。マラカスの作り方は意外と簡単！

用意するもの	ペットボトル ビーズ 短く切ったストロー

お子さまが持ちやすいサイズの空のペットボトルにビーズとストローを入れ、蓋を締めればもう完成！マスキングテープで装飾をしたり、油性ペンで絵を描いたりすればおしゃれなマラカスに変身です。秋には拾ったどんぐりを入れて季節感を出すのも素敵です。

ぜひ、お子さまが好きな色や形のものを選んで入れてみてください。

3. 今がシャッターチャンス「とびきり可愛いペンギン遊び」

ご自身もやってもらった経験がある、という方も多いのではないでしょうか。保育者の足の上にお子さまの足を乗せ、両手を掴みながら一緒に歩く遊びです。パパママやおじいちゃんおばあちゃんと遊ぶその姿、ぜひ写真に収めてみて下さい。笑顔で一緒に歩くほほえましい姿が撮れるはずです。

この遊びですが、実はお子さまの歩く練習にもなっています。道具を使わず気軽にできるので、ぜひやってみてください。

1歳の屋外遊び3つ紹介

天気の良い日はぜひお外に出て遊びましょう。私たちの当たり前が1歳のお子さまにとっては大冒険になります。

ここでは、外で一緒に遊べるものを3つ紹介します。

1. 「不思議」を育てるシャボン玉遊び

空間が限られない屋外ではぜひ、思いっきり体を使って遊んでみてください。ハイハイをしているお子さまにもおすすめなのがシャボン玉遊びです。

「ふぅー」と息を吹きかけて透明な玉が宙を浮けば、きっとお子さまは走って追いかけていくことでしょう。

シャボン玉はお子さまにとって好奇心をくすぐってくれる、不思議が詰まったアイテムです。見ている周りのお友達も、自然と集まってきそうですね。

2. 温かい緑の上で大人も楽しい「ピクニック」

近くに芝生がある公園があれば、ぜひレジャーシートを持って遊びに行ってみてください。思いっきり走り回って転んでも、緑の上なら少し安心かもしれません。自然の中では家では感じられない新たな刺激があるはずです。

大人たちは我が子が遊ぶ姿を見守りながらゴロゴロしたり、いつもと違う環境でお弁当を食べたりするのがおすすめです。

3. 大人たちも天国「ビニールプール遊び」

場所に限らず、日本も夏の暑さが厳しくなってきました。そんな時には涼しいビニールプールがおすすめです。現在は形やサイズ、柄など多種多様なビニールプールを手に入れることができますよね。

大きいサイズを買えばお友達を呼んで一緒に入るのも楽しいです。もちろん大人たちが一緒に入ることもできます。海や川も良いですが１歳児にはまだまだ危険がつきまとうもの。まずはビニールプールで安全に水遊びに慣れさせましょう。また、コップやジョウロがあればお子さまは色んな使い方を発見できるので、さらに楽しくなります。

まとめ

今回は1歳児が大人と一緒にできる遊びをご紹介致しました。同じ1歳といえど、出来ることは人それぞれです。

違う成長スピードの中でも、子どもたちは遊びを通して日々色んなことを感じたり表現したりしながら学んでいます。

また、家族と触れ合うということもお子さまの心に良い影響を与えるので、ぜひ今回の遊び例を参考にしてみて下さい。

旭川市豊岡にあるふたば幼稚園。1975年に活動を開始し、地域に根ざした保育園、幼稚園として実績を積んでまいりました。ふたば幼稚園の最大の特徴は、子供が思いっきり遊べる環境があることです。

こちらは校庭の写真です。子供たちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計されました。子供たちは時にどろんこまみれになりながら、遊びを通して「生きる力」を育んでいきます。机に座って学ぶだけでは「生きる力」を育むのは難しいでしょう。子供が遊ぶ大切さは、いつの時代も変わらないのではないでしょうか。

「生き生きとした子に育って欲しい」「自分で考え、行動する子に育ってほしい」

ふたば幼稚園は「遊び＝学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいています。

また親御さんが気になる園での安全管理として、送迎バスにはダブルチェックシステム、おたすけボタン、職員同士の共有、園児への声かけ等を通し日頃から確認・すぐに対応できる環境作りを心がけております。

詳しくは電話でも承りますので、入園相談の方はこちらからお問い合わせください。

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