学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

幼稚園の夏休みはいつから?期間・過ごし方・注意点まとめ

幼稚園に通うお子様を持つ家庭では、夏休みの時期が気になる方も多いでしょう。小学校と同じように長期の休みがありますが、園によって期間や内容は異なります。

家庭の予定を立てるためには、夏休みのスタートや終わりの時期を知っておくことが大切です。

今回は、北海道旭川市豊岡にあるふたば幼稚園が、夏休みの期間や預かり保育の利用方法、家庭での過ごし方、夏休み明けの登園渋り対策を紹介します。

幼稚園の夏休みはいつからいつまで?

幼稚園の夏休みは、多くの場合7月下旬から8月末までの約40日間です。

幼稚園は文部科学省管轄の学校教育施設の一つのため、小学校や中学校などとほぼ同じスケジュールで夏休みが設定されています。

ただし、地域や運営母体によって日程が異なるため、入園している幼稚園の年間行事予定を必ず確認しておきましょう。

一般的には、7月20日前後に1学期の終業式があり、翌日から夏休みに入ります。

8月末に始業式を迎え、2学期がスタートする場合が多いようです。

なお、近年は猛暑の影響から熱中症対策として夏休みを長めに設定し、冬休みを短縮する園もあります。

特に共働き家庭にとっては休みの長さによってライフスタイルが変わる場合もあり、早めに確認して予定を立てておくと安心ですね。

夏休み期間も幼稚園は利用できる?

夏休み中に幼稚園を利用できるのか気になるご家庭もあるでしょう。

幼稚園では、長期休暇中の子育てを支える仕組みとして「預かり保育」や「夏季保育」が設けられている場合があります。

ここからは、それぞれの特徴や利用の流れを解説します。

預かり保育について

預かり保育とは、夏休み中に幼稚園を利用したい家庭の子どもを園で受け入れる制度です。

園によって利用できる日数や時間帯、費用が異なるため、事前に申し込み方法を確認しておきましょう。

基本的には通常の登園時間(例9:00〜14:00まで)に合わせて受け入れを行う園が多い一方で、朝早くから夕方遅くまで延長できる場合もあります。

また、長期休暇中は給食がなく、子どもがお弁当を持参するケースも少なくありません。

保護者にとっては少し負担が増えることもありますが、子どもが慣れた園で友達や先生と過ごせるため、安心して通園できるでしょう。

なお、預かり保育は夏休み中に生活リズムを大きく崩さず、規則正しい毎日を送れることも預かり保育を利用するメリットといえます。

預かり保育を上手に活用することで、夏休み中も安心して過ごせる環境を整えながら、規則正しい生活習慣を保つことができるでしょう。

夏季保育について

夏季保育とは、夏休みの一部期間に登園日を設け、普段の保育とは少し異なる活動を行う取り組みです。

実施される日数は園によって違いますが、数日から1週間程度に設定されることが多く、参加は希望制になっている場合もあるようです。

内容はプール遊びや水遊び、夏ならではの製作活動など、子どもたちが楽しめるプログラムが中心です。園によって異なるため、確認してみるとよいですね。

夏季保育は遊びと学びを両立しながら、子どもが充実した夏を過ごせる貴重な機会として実施する園が多いでしょう。

夏休み中に先生や友達と会うことで、休み明けの登園渋りを防ぐ効果も期待できます。

預かり保育がない場合

園によっては夏休み中に預かり保育を実施していない場合もあります。

ただ、仕事や急用などで子どもを預けられる場所を探しているご家庭もあるでしょう。

ここでは、子どもを預けるために利用しやすい保育制度を紹介します。

地域のファミリーサポートを利用する

ファミリーサポートとは、自治体が窓口となり、子育て中の家庭と支援を行いたい地域の住民をつなぐ制度です。登録制になっており、事前に面談を行ったうえで利用が始まります。

依頼会員(子どもを預けたい家庭)と援助会員(子どもを預かる地域の方)がマッチングされ、必要なときに子どもを預けられる仕組みになっています。

利用できる内容は、保護者の仕事や通院だけでなく、買い物や下の子の世話など幅広く対応しています。短時間だけお願いすることも可能で、送迎を依頼できる場合もあります。

料金は比較的安く設定されており、自治体によっては補助があるケースも見られます。

身近に頼れる親族がいない家庭にとって、地域で安心して利用できるサポート体制があるのは心強いでしょう。

一時保育を利用する

一時保育は、認可保育園や認定こども園などで行われ、一時的に子どもを預けられる制度です。

利用できる理由は幅広く、保護者の仕事や通院だけでなく、上の子の学校行事やリフレッシュのために利用することも可能です。

家庭の事情に合わせて柔軟に活用できる点が魅力でしょう。

預かり場所は、保育園や認定こども園、幼稚園などさまざま。利用時間や日数、料金は自治体や園によって異なります。

定期的に利用できる場合もあるため、長期休みを乗り切るための手段として役立つでしょう。

ただし、事前の登録や予約が必要なケースが多く、夏休み期間は希望者が増える場合も多いようです。早めに申し込み、利用ルールを確認しておくと安心して活用できます。

興味のある方は、自治体の窓口に問い合わせしてみるとよいでしょう。

ベビーシッターを利用する

ベビーシッターは、自宅に来てもらい子どもの世話をお願いできるサービスです。

時間や内容を柔軟に調整できるため、急な用事や夜間の対応など、家庭の状況に合わせて利用できる点が特徴です。

保護者の予定に合わせてマンツーマンで子どもを自宅などで見てもらえるため、安心して利用できるでしょう。

費用はやや高めになる場合がありますが、その分きめ細やかなサポートが受けられることが期待できます。

さらに、兄弟姉妹を同時に見てもらえるなど、家庭ごとのニーズに合わせた対応が可能です。

自治体によっては、ベビーシッター利用に助成金を活用できる場合もあります。事前に制度を調べておくことで、経済的な負担を軽減できるでしょう。

出典:ファミリー・サポート・センター/こども家庭庁

子どもたちの夏休みの過ごし方

夏休みは、園での生活とは少し違い、家庭や地域で過ごす時間が増える期間です。

子どもが安全に楽しく過ごせるよう、体験や遊びを通して創造性や好奇心を育む方法を紹介します。

親子で楽しめる体験活動を取り入れる

家庭では、木工や陶芸、料理など、手を動かす体験を取り入れると創造力や達成感を感じられるでしょう。

木や粘土に触れる活動は、子どもにとって五感を刺激する遊びになり、作った作品を家族で楽しむことで思い出づくりにもつながります。

また、農作業体験や簡単な料理体験もおすすめです。

収穫や調理を通じて食の大切さを学びながら、親子で協力する楽しさも味わえるでしょう。

公園遊びを取り入れる

夏休みには、普段あまり行かない遠くの公園に出かけ、親子で一緒に遊ぶ時間を持つことを意識しましょう。

身体を動かす遊びを通して、子どもの好奇心や探究心を育むだけでなく、親子のコミュニケーションや家族の絆を深める貴重な機会にもなります。

休日の過ごし方を考える際は、複数の公園を巡って遊具や自然を活かした遊びを取り入れると、子どもにとって新鮮で楽しい体験になり、夏休みをより充実した時間にすることができるでしょう。

室内でゲームを楽しむ

猛暑や天候の影響で外出が難しい日には、室内でゲームを楽しむ時間を取り入れるのも一つの方法です。

色探しや簡単な運動系のゲームなどを通して、子ども同士や親子で遊ぶことで、頭を使ったり、身体を動かしたりする経験ができるでしょう。

また、室内でも工夫次第で楽しみながらコミュニケーションを深めることで、夏休み中の過ごし方の幅を広げられそうです。

自然や季節の変化に触れる体験

夏休みには、植物の観察、簡単なガーデニングや昆虫観察など、自然に触れる機会を作ってみましょう。

季節の変化を身体で感じることで、五感を使った学びができます。水遊びや砂遊びも、安全に配慮しながら行えば、体力づくりや集中力を育む遊びになります。

また、家庭で簡単にできる実験や工作も、自然や科学に興味を持つきっかけになるでしょう。

子どもの「なぜ?」という気持ちを引き出す遊びを取り入れることがポイントです。

夏休みが終わる直前にできる登園渋りの予防法

長い夏休みを過ごしたあと、子どもが登園を嫌がることがあります。

園生活にスムーズに戻るためには、休みの終わりに向けて少しずつ生活リズムや心の準備を整えることが大切です。

ここでは、登園渋りを予防するための家庭でできる具体的な工夫を紹介します。

生活リズムをもとに戻す

夏休み中は、夜更かしや朝寝坊など生活リズムが乱れやすくなります。

登園に備えて、2〜3日前から徐々に平日と同じ時間に起き、朝ごはんや身支度を整える習慣を取り戻しましょう。

また、昼寝の時間や就寝前の過ごし方も園生活に合わせることで、身体も心も登園準備が整いやすくなります。

少しずつリズムを戻すことで、子どもが安心して園に行けるように配慮しましょう。

楽しい園生活の見通しを持たせる

登園を嫌がる場合は、「園に行くと楽しいことがある」というイメージをもてるように声かけを工夫しましょう。

友達との遊びや工作、園での特別な活動を話題にするだけでも、子どもの期待感が高まるでしょう。

夏休み前の思い出や園での楽しかった出来事を振り返る時間を作ると、園への安心感やポジティブな気持ちが芽生えます。

子どもにとって楽しい予定を立てる

夏休み最終日や登園初日には、子どもが楽しみにできる予定を組むのも登園渋りを防ぐ方法の一つです。

園で使う水筒やハンカチを一緒に準備したり、降園後に食べる好きなおやつを用意したりと、子どもが喜ぶ事を考えて工夫してみましょう。

家庭での楽しみと園生活を結びつけることで、「登園は嫌なこと」ではなく「楽しいことが待っている」と感じ、気持ちを切り替えることができるかもしれません。

まとめ

夏休みは家庭で過ごす時間が増えるため、生活リズムを整えつつ、遊びや体験を通して好奇心や想像力を育むことが大切です。

読書や工作、自然観察など、親子で楽しめる活動を取り入れるなど工夫してみましょう。

また、夏休みの終わりには少しずつ園生活のリズムに戻し、楽しい予定を話すことで登園渋りを防げるとよいですね。

なお、旭川市のふたば幼稚園では、長期休み中も預かり保育を行っており、朝7:30から19:00まで安心して過ごせる環境を整えています。

友達や先生と過ごす時間を通して、夏休み中も充実した園生活が続けられる環境をご用意していますので、利用について気軽に園にご相談ください。

園見学・園開放に参加して、幼稚園を肌で感じてみよう

旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。

対象は、幼稚園に入園していないお子さんで、年齢制限はありません。

同じように子育てを頑張るママたちと悩みを共有したり、ちょっとした気づきを交換したりできます。一人で抱えていた気持ちが、誰かと話すことで少し軽くなるかもしれません。

もちろん育児相談も大歓迎です!

「遊びは学び」と考えるふたば幼稚園では、お子さんが屋外でも、室内でも、存分に楽しく過ごせる環境を用意しております。

「園開放」について

園開放の参加は当園の入園を強制するものでは一切ございません。

子ども達に楽しみの一つを提供したいと開放しているので、気軽に公園に遊びにいくかのようにご参加いただければ嬉しいです。スタッフ一同、心よりお待ちしております!

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