子供は風の子元気な子!と言いますから、冬でも外で思う存分、雪遊びをさせてあげたいですよね。ですが、大人は火の子です笑。我が子のためとは言えど、冷たい風が吹き付ける中で、遊びを見守るのは大変です。
子供遊びでも季節感を大事にしたい、でも毎日外に出るのはつらい・・・。
今日は、室内でできる氷遊びをしませんか?
氷遊びを通して、お子さんの感覚が豊かになり、氷の性質の不思議さを肌で学ぶことができます。
ふたば幼稚園は、遊びを通して「生きる力」を育むことをモットーにしています。
そんな私達が、室内でできる氷遊びを5つ紹介します!
1. 溶ける前に描けるかな「アイスペン」
- ゼリーカップに水と絵の具を入れて混ぜます
- アイスの棒(または割り箸)も入れ、凍らせれば、アイスペンのできあがりです
- 紙の上にお絵かきしてみましょう!
完成したアイスペンは、まるで本物のアイスキャンディーのよう。また、氷が紙の上をなめらかに滑る感覚は、筆やクレヨンなどのいつものお絵かきでは味わえません。加えて、アイスペンが溶け切る前に絵が描けるかハラハラしそうです。そうしてできあがった作品は、唯一無二のものになるでしょう。アイスペンは、見た目も、絵を描くときも楽しめる遊びです。
2. え?なんで!?好奇心をかき立てる「氷釣り」
- お皿に氷をのせます
- 釣りたい氷の上に糸を垂らします
- その状態のまま、塩を振りかけます
- 10秒待って、そっと糸を持ち上げてみましょう!
塩をかけると糸が氷にくっつくのは、塩が氷に溶ける時に、塩の周りの水が一気に冷やされ、氷になるからです。初めてみたお子さんにとっては、まるで自分が魔法使いであるかのように思えるでしょう。「え?なんで!?」という驚きや疑問。これこそが知的好奇心の扉を開きます。
3. 気分はまるで、考古学者「氷の化石遊び」
- 木の実、お花、落ち葉などを牛乳パックやゼリーカップに入れます
- 容器に水を入れて凍らせます
- 氷の化石が完成したら、凍っている様子を観察しましょう
ありふれた草木も、凍らせるだけで神秘的に映ります。分厚い氷の中で、じっと固まったお花は、まるで誰かに発見してもらうのをずっと待っていた化石のよう。容器から氷を取り出す瞬間も、お子さんはきっとワクワクするでしょう。
自然物の代わりに、おはじきやビー玉などの耐水性のおもちゃを入れて凍らせれば、発掘ゲームも楽しめます。叩いてみたり、温めてみたり。自由な発想に任せていると、さすがウチの子!なんてアイデアも生まれるかもしれませんね。
4. 世界に一つだけの氷をつくろう「アイスアーティスト」
- 水風船やゴム手袋などに水を入れ、凍らせます
- 凍ったら水につけて少しずつ溶かし、水風船やゴム手袋を破ってみましょう
- 形を観察してみましょう
面白い形のゴムや袋、容器が身近にあれば、水を入れてオリジナルな形の氷を作ってみましょう。どんな形になるかや、凍らせる前と後で大きさが変わったか(例えば、ゴム手袋であれば膨張します。水は氷になると体積が増すからです)をお子さんと一緒に考えるとよいでしょう。
5. 氷が溶けるほど盛り上がる「ミニミニカーリング」
- トレーを裏返して、机の上に置きます。
- 氷を2つ用意(一人一つ)し、バケットの短辺に並べて置きます。
- 「せーの」で自分の氷をはじきます。
- 向かいの短辺に近かった方が勝ちです。もし、トレーから落ちてしまった場合は相手の勝利となります。
ミニミニカーリングは、つるつる滑るという氷の特徴を活かした遊びです。真っ直ぐにはじくのは意外と難しく、また力加減も工夫がいります。「頼む、止まって!ああー!!」そんな賑やかな声が聞こえてきそうです。親御さんもお子さんも、氷を溶かすほど、盛り上がるかもしれませんね。
氷遊びをする際の注意点
- 凍傷に注意
- 口に入れないように注意
遊びに夢中になるあまり、長時間氷に触って凍傷になってしまう可能性があります。氷遊びの時間を30分と決めたり、いつでも手を温められるように、ぬるま湯を用意しておくのがおすすめです。
また、氷を口の中に入れてしまうかもしれません。落ち葉などに使った氷はきれいではないことを伝え、口に入れないことを前もって約束しておきましょう。0〜1歳児であれば、口に入らないほどのサイズの氷で遊ぶとよいでしょう。
まとめ
氷の冷たさに触れることで触覚が養われるように、氷遊びはお子さんの感覚を豊かにしてくれます。また、氷の性質を楽しみながら学ぶことで、自然科学への興味を深めるきっかけを与えてくれます。いつも震えながらお子さんと外遊びをしているお父さんお母さん、今日はお家で暖まりながら、氷遊びで盛り上がりませんか?
外の冬遊びについてはこちらの記事をご覧ください!
北海道旭川市にある「ふたば幼稚園」は、お子様の成長を促す遊びに力を入れている幼稚園です。
ふたば幼稚園は1975年に活動を開始し、地域に根ざした保育園、幼稚園として実績を積んでまいりました。ふたば幼稚園の最大の特徴は、子供が思いっきり遊べる環境があることです。
こちらは校庭の写真です。
子供たちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計されました。子供たちは時にどろんこまみれになりながら、遊びを通して「生きる力」を育んでいきます。机に座って学ぶだけでは「生きる力」を育むのは難しいでしょう。子供が遊ぶ大切さは、いつの時代も変わらないのではないでしょうか。
「生き生きとした子に育って欲しい」「自分で考え、行動する子に育ってほしい」
ふたば幼稚園は「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいております。
また、親御さんが気になる園での安全管理として、送迎バスにはダブルチェックシステム、おたすけボタン、職員同士の共有、園児への声かけ等を通し日頃から確認・すぐに対応できる環境作りを心がけております。
入園相談の方はこちらからお問い合わせください。
旭川ふたば幼稚園
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