1年中いつでも楽しむことができる「公園遊び」。
公園で取り組む遊びにはお子様の身体面や精神面を育む様々な効果が期待できます。
この記事では、『お子様が主体となり遊ぶことができる環境や保育』に力を入れているふたば幼稚園が、公園遊びのメリットについてや親子で楽しんで取り組むことができる遊びを多数ご紹介しています。
いつも同じ様な遊びになってしまいがち…と感じていらっしゃる方にも、ぜひこの記事を読んで頂けたらと思います。
公園遊びの嬉しいメリット
公園遊びは、遊具を使ったり、広いスペースで伸び伸びと遊ぶことができます。好奇心旺盛で遊び盛りな子どもにとって、思う存分遊ぶことができる公園はまさにオアシスです。
そんな公園遊びには、身体面や精神面を育むメリットがたくさんあります。それぞれに養っていくことができる力をご紹介します。
- 神経回路をが発達、適度な筋肉が身につくことで健康的な身体を育む
- 体力や瞬発力、バランス感覚などの運動能力が育まれる
- 太陽の光を浴びることで自律神経が整う、生活習慣が整う
- 友達を遊ぶことで、コミュニケーション能力が育まれる
- 公園のルールを守っていくことで、協調性が育まれる
- ストレス解消になり、情緒が安定しやすくなる
- 自然の変化を肌で感じることで感受性が育まれる
これらの身体面や精神面での成長は、幼稚園・保育園を卒業してからの集団生活や学習でも役立つ力です。公園遊びで育まれる様々な能力は、一生ものの財産と言えるでしょう。
子どもと公園で遊ぶ時の気をつけること
実際に子どもと公園で遊ぶ時に気をつけていきたいことを、簡単に3つご紹介します。
安全面での配慮
幼児期のお子様は、目を離さないことを意識しましょう。特に、1〜2歳頃の子どもはまだまだ体が成長途中で転倒しやすいため、常に良く見ておきましょう。
危険な行為についても理解するのが難しい年齢です。遊んでいる間に道路に出てしまったり、遊具を間違った方法で使用していた場合には、できるだけ理由をきちんと説明して注意しましょう。
また、公園で遊び始める前の準備として、怪我や事故に繋がりやすい服装(マフラーやフードに紐がついたパーカーなど)は控え、未然に防ぐ対策を行いましょう。
衛生面での配慮
砂遊びをしたり、木の実や葉っぱをたくさん触った後は、石鹸で良く手を洗いましょう。
公園にはゴミが落ちていたり、周辺に様々な動物が住みついていることで、気づかない間に細菌や寄生虫に触れてしまっている可能性が考えられます。だからといって外で遊ばせないと神経質になる必要はありません。
事前に不衛生な物や危険な物が無いか確認すること、遊び終わった際には、石鹸を使用してしっかりと手を洗うことを意識して対策を行っていきましょう。
楽しく遊べる様な工夫
遊びを通して得られる楽しさや成功体験は、子どもの「やってみたい」「自分にはできるはず!」という意欲や肯定感を育む効果があります。まずは子どもが楽しんで取り組める様なサポートを心がけていきましょう。
また、時間帯によっては公園に人が多く、遊具が使えなかったり、遊ぶスペースが取れない場合があります。子どもとゆっくり公園で遊びたいとお考えの方は、比較的人が少ない午前中に行くことをおすすめします。
午前中に公園でたくさん体を動かすことは、内臓を活発にはたらかせることにも繋がります。内蔵を活発にはたらかせることで、お腹が減りやすく、お昼ご飯もしっかり食べることができる様になるでしょう。
遊具がない公園での遊び方
ここからは、実際に公園に行った際のおすすめの遊び方をご紹介したいと思います。
公園に着き、あたりを見渡すと「遊具がない」といった場合も考えられます。遊具がない公園は、あえて遊具を設置していない場合があります。それは、遊具を設置しないことで、「発想力」を養っていくことができると考えられているからです。
遊具がない公園での遊びには、以下の様なものが挙げられます。
- 鬼ごっこ
- 靴飛ばし
- ごっこ遊び
- 木の実・石集め
- 生き物観察
これらの遊びは、道具を使わずに取り組むことができ、その時の人数や状況に合わせて遊び方を工夫していくこともできる遊びです。
時には遊具の無い公園へ訪れ、子ども達自身で遊びを工夫していく環境を作ってみましょう。そうすることで、自由な発想力を養っていくことができます。
次の項目では、一般的な遊具がある公園も含め、年齢に合わせた公園での遊び方や遊びの例をご紹介していきたいと思います。
1〜2歳児の公園での遊び方
1〜2歳は身体の発達が著しく、できることもぐんと増えて行く時期です。この頃の子どもが取り組むことができる遊びには、以下のものが挙げられます。
- すべり台
- ブランコ
- 砂遊び
- 鉄棒
- シャボン玉
- 追いかけっこ
ものを掴むことができる様になったり、バランス感覚も養われていく時期でもあるので、滑り台やブランコなどの遊具にも挑戦していくことができます。
しかし、まだルールを取り入れた遊びは難しい時期ですので、シンプルに体を動かす遊びを取り入れていきましょう。
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3〜4歳児の公園での遊び方
2歳頃から芽生えていた「自我」が急速に発達し、1〜2歳の頃ではできなかった動作もできる様になっていきます。この頃の子どもが取り組むことができる遊びには、以下のものが挙げられます。
- 縄跳び
- けんけんぱ
- ジャングルジム
- キャッチボール
- 三輪車や自転車
- 鬼ごっこ
- ジャンケングリコ
- 虫取り
3〜4歳では、1〜2歳ではできなかった、階段をスムーズに登る動作、多少の段差からの着地、後ろ向き歩き、つま先立ち、手足を同時に動かす動作などができる様になります。
また、鬼ごっこやジャンケングリコなどの簡単なルールを取り入れた遊びにも取り組むことができる様になっていき、遊びの幅もぐんと広がっていきます。
親子で様々な遊びに挑戦していくことで、子どもの可能性をさらに広げていきましょう。
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5〜6歳児の公園での遊び方
身体的な発達・成長だけでなく、知的・精神的な発達や成長が顕著に見られる時期です。人間関係や言語能力にも変化や成長を感じることができるでしょう。
この頃の子どもが取り組むことができる遊びには、以下のものが挙げられます。
- おままごとなどのごっこ遊び
- しっぽ取り
- けいどろ
- バドミントン
- フリスビー
- アスレチックや大型遊具
5〜6歳は、身体をより大きく動かすことができる様になったり、想像力を膨らませながら遊ぶこと、複雑なルールを取り入れた遊びができる様になります。
小学校入学を控える年齢でもありますので、遊びを通して、友達との関わり方やルールを守って遊ぶ「社会性」を養っていきましょう。
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まとめ
今回は、公園遊びのメリットや年齢ごとの公園での遊び方をご紹介致しました。
公園で伸び伸びと遊ぶことで育まれていく能力は、保育園・幼稚園を卒業した後の生活にも欠かせない力となります。ぜひ、遊具がある公園だけでなく、あえて遊具の無い公園にも遊びに行ってみて下さい。
北海道旭川市にある「ふたば幼稚園」は、お子様の成長を促す遊びに力を入れている幼稚園です。
ふたば幼稚園は1975年に活動を開始し、地域に根ざした保育園、幼稚園として実績を積んでまいりました。ふたば幼稚園の最大の特徴は、子供が思いっきり遊べる環境があることです。
こちらは校庭の写真です。
子供たちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計されました。子供たちは時にどろんこまみれになりながら、遊びを通して「生きる力」を育んでいきます。机に座って学ぶだけでは「生きる力」を育むのは難しいでしょう。子供が遊ぶ大切さは、いつの時代も変わらないのではないでしょうか。
「生き生きとした子に育って欲しい」「自分で考え、行動する子に育ってほしい」
ふたば幼稚園は「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいております。
ふたば幼稚園が「遊びこむ園庭」にこだわる理由とは。子どもの能力を引き出す環境づくりについて
室内にも遊び込める環境を!ふたば幼稚園内のこだわり遊具を4つ紹介
また、親御さんが気になる園での安全管理として、送迎バスにはダブルチェックシステム、おたすけボタン、職員同士の共有、園児への声かけ等を通し日頃から確認・すぐに対応できる環境作りを心がけております。
入園相談の方はこちらからお問い合わせください。
旭川ふたば幼稚園
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