学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

「子どもの想像力を育む遊び」を幼稚園の教諭が紹介

「子どもの想像力を育む遊び」を幼稚園の教諭が紹介

お子様の想像力を育むと、将来勉強や仕事を円滑に進めることができると言われています。

しかし、具体的に何をすれば想像力を身に付けることができるかできるのか、どのような態度で子供と接すれば良いのか、悩ましいことばかりですよね。

今回はお子様の「想像力を育む重要性」についてや、お子様と一緒に取り組める「想像力を育む遊び」を紹介していきたいと思います。

紹介するのは、北海道旭川市にあるふたば幼稚園

45年以上保育に携わってきた実績があり、『遊びを中心とした保育』『こどもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育』の2つを基本に『遊び=幼児期の学び』と捉えて、五感を通して学ぶことを大切にしています。

遊びのプロだからこそわかることを盛りだくさんお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

勉強や仕事にも役立つ!子どもの想像力

勉強や仕事にも役立つ!子どもの想像力

想像力とは、目に見えないものをイメージする力のことを指します。

目に見えないものは、物理的なものだけでなく、経験をしたことがないものや未来の姿など、誰もが見たことの無い物も含みます。

また、想像力を育むことで自分では体験したことのない相手の気持ちが分かる様になったり、将来勉強や仕事をする上で目的のために自分がすべきことや、資料を読み込む際にもより理解を深めることができます。

そのため、想像力を育むことは、将来コミュニケーションや仕事を円滑に進めるための能力をサポートしてくれる力と言えるでしょう。

子どもの想像力は「0歳」から育まれる

子どもの想像力は「0歳」から育まれる

皆さんは、お子様の想像力は何歳から芽生えてくるものだと思いますか?

実は、想像力は「0歳10ヶ月頃」から芽生えてくるものだと言われています。

皆さんも、小さなお子様にいないいないばあをして遊んであげたご経験があると思いますが、その遊びも想像力が影響している遊びなのです。

お子様は、大人の方が顔を隠している間には表情を予想し、イメージして待っています。そして、予想通り顔が現れると嬉しくて笑ってくれます。

この様にして、想像力は幼い頃から徐々に身についていくものと言えるでしょう。

子どもの想像力を育むおすすめの遊び

お子様の想像力を育む方法は様々にありますが、「遊び」を通してもお子様の想像力を高めていくことができます。

お子様は、遊びを通して脳を活発に動かし、頭に思い描いていることを形にしようと試行錯誤します。また、複数人で遊ぶ場合には物の貸し借りをしたり、会話をしながら遊ぶことで相手の気持ちを考える想像力も身に付けていくことができます。

遊びを中心とした保育」に力を入れているふたば幼稚園が、ご家庭でも親子で取り組んで頂ける様な遊びを5つご紹介していきたいと思います。

想像力を育む遊び①:お絵描き

想像力を育む遊び①:お絵描き

お絵描きは、想像していることを表現する過程で、想像力が培われていくと言われています。

お絵描き遊びで大人の方が気を付けるポイントは、お子様の作品を否定せず、自主的に自由な発想をしてもらうことです。

例えば、ネコをテーマにお絵描きをする場合、上手に書かせたいがために「しっぽはこんな形だよね」「もっと耳は短いよね」と尋ねがちですが、「しっぽはどういう形かな?」「耳はどういう形かな?」と質問を投げかけてあげる様にしましょう。

この様にして、お子様が描く絵を否定せず、自由に描ける雰囲気を作りましょう。

想像力を育む遊び②:ごっこ遊び

想像力を育む遊び②:ごっこ遊び

ごっこ遊びは、人間関係を築いていくために必要な想像力を育むのに最適な遊びです。

お子様達はごっこ遊びを通して、演じる役の気持ちや考えていることを表現するために、様々なコミュニケーション方法を試行錯誤して試します。

ごっこ遊びで大人の方が気を付けるポイントは、お子様の世界観を崩さない様注意して一緒に遊んであげましょう。もちろん、他のお子様と喧嘩をしそうになったり、危険な行為に及ぶ際には止める必要がありますが、基本的にはお子様のペースに合わせて遊びましょう。

想像力を育む遊び③:砂場遊び

想像力を育む遊び③:砂場遊び

砂遊びは無限の遊び方があり、お子様の想像力を育むのに最適な遊びです。

砂だけで山を作ってみたり、砂と水を合わせて泥団子を作ってみたりと、決まった遊び方が無いため、お子様が自由に想像して遊ぶことができます。

考えていることを形にしてみたり、どんな道具で想像通りの形を作れるかなど、遊びを通して新しいものを作り出す想像力を鍛えましょう。

砂遊びで大人の方が気をつけたいのは、衛生面と安全面です。まだ小さなお子様の場合、泥や小石を口に入れてしまう可能性があるため、注意をしましょう。また、遊んだあとはしっかりと手洗いをして衛生面と安全面に気をつけましょう。

想像力を育む遊び④:絵本の読み聞かせ

想像力を育む遊び④:絵本の読み聞かせ

絵本には、お子様の想像力や感性を育む力があります。

テレビなどの動画と違い、絵本はお子様のペースで理解や想像をしながらストーリーを味わうことができます。

さらには、絵本を読み終わった後には、「〇〇ちゃんならどうするー?」「このお話の後にはどうなったと思う?」など質問してみましょう。その様にすることで、さらに想像が膨らみ、自分の考えを言葉にできるようになっていくでしょう。

絵本の読み聞かせで大人の方が注意したいのは、お子様のペースに合わせて話を読み進めてあげることです。お子様が分からなそうな部分があった場合には、ゆっくりと説明してあげながら想像しやすい様サポートしてあげましょう。

想像力を育む遊び⑤:お話づくり

想像力を育む遊び⑤:お話づくり

お話作りは、ストーリーを想像する遊びです。

この遊びに取り組むことで、自身の経験や知識を元に想像を膨らませることで、想像力を鍛えるのに役立ちます。

お絵描きや読み聞かせと比較すると少し難易度が高いと思われる方は、ぜひ人や物、場所をあらかじめ絵に描いたカードをいくつか用意し、引いたカードを組み合わせて話を作るといった遊び方をしてみて下さい。

お話作りで大人の方が注意したいのは、「毎回全てのストーリーを考えることができなくてもOK」と思うことです。引いたカードの組み合わせの中には、話を作るのが難しいものもあると思います。

そのため、毎回全てのストーリーを完璧に作れずとも、お子様の自由な発想を否定せず、お子様のペースに合わせて遊ぶ様にしましょう。

まとめ

今回は、お子様の想像力を育む遊びについてご紹介しました。

「想像力」は、お子様の将来の勉強や仕事に役立つ能力です。遊びを通して親子で楽しみながら、身につけていきましょう。

北海道旭川市にある「ふたば幼稚園」は、お子様の成長を促す遊びに力を入れている幼稚園です。

ふたば幼稚園は1975年に活動を開始し、地域に根ざした保育園、幼稚園として実績を積んでまいりました。ふたば幼稚園の最大の特徴は、子供が思いっきり遊べる環境があることです。

まとめ

こちらは校庭の写真です。

子供たちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計されました。子供たちは時にどろんこまみれになりながら、遊びを通して「生きる力」を育んでいきます。机に座って学ぶだけでは「生きる力」を育むのは難しいでしょう。子供が遊ぶ大切さは、いつの時代も変わらないのではないでしょうか。

「生き生きとした子に育って欲しい」「自分で考え、行動する子に育ってほしい」

ふたば幼稚園は「遊び=学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいております。

また、親御さんが気になる園での安全管理として、送迎バスにはダブルチェックシステム、おたすけボタン、職員同士の共有、園児への声かけ等を通し日頃から確認・すぐに対応できる環境作りを心がけております。

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