2歳のお子さんがいて、きちんとご飯を食べてくれないことに悩んでいる親御さんもいるのではないでしょうか。そもそも2歳前後の子どもはイヤイヤ期が表れ始める時期でもあるため、食事のときにもイヤイヤが発動し、なかなかご飯を食べてくれないことがあります。
今回は北海道旭川市豊岡にあるふたば幼稚園が、2歳の子どもがご飯を食べないときの理由と対処法を詳しく解説します。お子さんのご飯問題に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてくださいね。
2歳の子どもがご飯を食べない理由
イヤイヤ期が引き金となり、ご飯を食べない状況に陥ることも少なくない2歳児。ここでは、2歳の子どもがご飯を食べない理由には、どのようなものがあるのかを確認しておきましょう。
イヤイヤ期真っ盛りだから
前述したとおり、イヤイヤ期真っ盛りの時期であることが理由のひとつとも考えられます。そのため、親に「食べて」と言われれば、とりあえず「イヤ」と答える子も少なくないといいます。
お腹が空いていないから
ひとつ前に食べたご飯の量が多かったり、おやつを食べてからそれほど時間が経っていなかったりすると、お腹が空いていないため、ご飯を食べないことが多いといいます。
食事以外のことに興味が向いているから
おもちゃが近くにあったり、テレビを見ていたりして、食事以外のことに気が散ってしまってご飯を食べないこともあります。2歳児はいろいろなものに興味が出てくる時期でもあるので、食事だけに集中することはなかなか難しいようです。
食わず嫌いをしているから
見慣れない食材だったり、見た目からイヤだと思い込んで食べないような食材があったりすると、食わず嫌いをして食事を食べないこともあるようです。
食事の形態が合っていないから
2歳児にもなれば離乳食も完了しているので、大人と同じ、もしくは少し小さめの大きさで、薄い味付けの食事を食べられるようになります。しかし、噛む力や飲み込む力にはまだまだ個人差があるので、食べている途中に疲れてしまい、ご飯を食べなくなってしまうことがあるといいます。
2歳の子どもがご飯食べないときの対処法
2歳の子どもがご飯食べない理由はわかりましたが、健康に育ってもらうためにはご飯を食べてもらう必要があります。続いては、2歳の子どもがご飯を食べないときの対処法を確認しておきましょう。
ご飯の量を減らす
できれば子どもにとっての適切な量を食べてほしいところですが、どうしても食べないのであれば、まずはご飯の量を減らしてみるといいかもしれません。
減らした量でも完食することができるようになると、子どもの自信にもつながっていく可能性があります。減らしたときにもの足りなさそうにしている場合は、おかわりを用意してあげるとよいでしょう。
食事をするときの環境を整える
食事以外のものに興味が向いていしまう子どもの場合は、食事をする環境を整えてあげることが大切です。たとえば、テレビを消したり、食卓に料理以外のものを乗せないようにしたりするとよいでしょう。
また、食器を子どもが使いやすいものに変えたり、椅子の高さや座り心地を調整したりすることでも効果が出る場合があります。
食べることに興味を持ってもらう
ご飯を食べる前にご飯を作る工程を見せたり、お手伝いをしてもらったりすると、食事をすることに興味を持ってもらえるかもしれません。
普段の食事作りに自分が関わることで、食事が身近に感じられるようになるからです。また、ご飯の時間以外にも野菜やご飯をテーマにした絵本を読むことで、子どもの食への意欲を高められる可能性があります。
みんなはどうしてる?2歳子どもがご飯を食べないときエピソード
ミルトークにて、お子さんがいる・いた方を対象に子どもがご飯を食べないときの解決策を聞いてみました。すると、以下のような意見をいただくことができました。
- 一緒に食べる
- 家族みんながおいしそうに食べている姿を見せる
- 食べさせる量を少なくする
- キャラクターや動物などの子どもの興味を引くような形にする
- 無理に食べさせない
最も多かった意見は、一緒に食べることでした。やはり、一緒に食べる姿を見せることで子どもに食べてもらうというのがねらいのようです。また、親だけではなく兄弟も含めて、家族がみんながおいしそうに食べている姿を見せるという方法も有効のようです。
他にも、食べさせる量を少なくしたり、ご飯自体をキャラクターや動物などの子どもの興味を引くような形にしたりするなどの工夫をしていることがわかります。
それでも食べてくれないときは、無理に食べさせないでお子さん本人が、お腹が空いたというまで待っていることも多いようです。
まとめ
イヤイヤ期真っ盛りの2歳の子どもは、ご飯をきちんと食べようとしない子が多いです。言うことを聞かないことに落ち込んだり、イライラしたりしてしまいがちですが、ご飯を食べることを強要してしまうとかえって逆効果になってしまうことも少なくありません。そのため、今の時期特有のものだと気長に構えておくようにしましょう。
イライラしたり、悩んでしまったりするかもしれませんが、ほんの少し心に余裕を持って対応することを心がけることが大切です。子どもがご飯食べないときの対処法を参考に、うまくご飯を食べない時期を乗り切りましょう。
旭川ふたば幼稚園のすぐ隣には、定員12名の小規模保育園「ふたばの庭」があります。幼稚園同様、遊びを中心とした保育を取り入れており、子どもたちの自主性と好奇心を育む環境づくりに力を入れています。保育園見学も受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
なお、旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。対象は幼稚園に入園していないお子様であれば、特に年齢制限はありません。
園庭遊びやごっこ遊び、製作遊びなど日程によって体験できる内容が異なるため、興味のある遊びがある場合はお気軽にご参加ください。
幼稚園見学のご予約はこちら 園遊び体験「園開放」も実施中旭川ふたば幼稚園
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