イヤイヤ期がはじまる時期のお子様は、なかなかお風呂に入ってくれず、毎日悩まされているという親御さんはいらっしゃいませんか？

子どもがお風呂に入りたくない原因は、遊びを中断するのが嫌だったり、水への恐怖心がある場合が考えられます。そのような時は、「お風呂でしか味わえない楽しみ」を作ってみて下さい。

今回は、遊びのプロでもある「ふたば幼稚園」の教諭が、新しいおもちゃを買わずとも取り組める「お風呂の時間が楽しみになるような遊び」を紹介します。

1. 好きなキャラクターになりきろう「髪型チェンジ」

「髪型チェンジ」は、頭を洗う際に髪型を動物やアニメのキャラクターに真似る遊びです。髪の毛をピンと立ててみたり、お団子にしてみたり様々な髪型にも挑戦するのも楽しいですよ。

自分で頭を洗えるようになったお子様から取り組むことができ、3歳ごろからは親子で何に見立てたかクイズを出し合う方法でも遊ぶことができます。

用意するもの	お風呂にあるシャンプー
遊び方	髪型を動物やキャラクターに見立てて遊ぶ
ポイント	親子でクイズを出し合っても楽しいです。

2. お風呂には不思議がいっぱい「石鹸シャボン玉」

体を洗う時、石鹸がついた手で「◯（まる）」を作ると、そこに膜が張ります。上手にフッと息をかければ、シャボン玉のようにして遊ぶこともできますよ。

石鹸が、シャボン玉のように膨らむ様子は子どもの好奇心を掻き立てます。大きな膜を作れたり、上手にシャボン玉が作れればお子様も大喜びで遊んでくれるでしょう。

用意するもの	ー
遊び方	石鹸がついた手で膜やシャボン玉を作って遊ぶ
ポイント	石鹸の誤飲には注意しましょう。

3. お風呂嫌いな子どもも大喜び「洗面器で大爆発」

湯船に目一杯空気を閉じ込めた洗面器を沈め、一気に空気を放出！ボコボコと空気が出てくる姿は迫力満点で、お風呂嫌いなお子様も興味津々で入ってきてくれるかもしれません。

どの遊びでも、つい遊びすぎてのぼせてしまわないように、長めにお風呂に入る場合は「38〜39度程度」にするのがおすすめです。

用意するもの	洗面器
遊び方	空気を閉じ込めた洗面器を湯船に沈め、一気に放出する
ポイント	できるだけ目一杯空気をため、湯船の底から放出するとさらに迫力満点な大爆発を作れます。

4. プカプカ浮かぶクラゲで遊ぼう「タオルくらげ」

空気を包んだタオルを湯船に入れれば、クラゲのようにプカプカと浮かぶおもちゃに変身します。くらげの頭を握るとブクブクと泡が出てくるのも面白いですよ。大人が作ってあげれば、お風呂に入れるようになった年齢のお子様から一緒に遊べます。

用意するもの	フェイスタオル、バスタオル
遊び方	タオルクラゲを浮かべて遊ぶ。握って遊ぶ
ポイント	フェイスタオルでも十分に遊べますが、大きなバスタオルを使えばさらに大きなくらげを作れます。

5. 道具要らずで手軽に遊べる「手で作る水鉄砲」

手の中のお湯をつぶすように押し出すと、隙間から勢い良くお湯が飛び出します。コツを掴んで上手に飛ばせるようになれば、お風呂や温泉でみんなの人気者になること間違いなしです。

親子で水を飛ばし合って遊んだり、洗面器や鏡を狙って水を飛ばせるように挑戦したりと様々な遊び方もできますが、中には顔に水がかかるのが苦手なお子様もいるので、よく様子を見ながら取り組みましょう。

用意するもの	ー
遊び方	手を使って水を飛ばして遊ぶ
ポイント	両掌を組み、親指側から水を出すと手の小さいお子様でも取り組みやすいです。

6. お気に入りの遊びをお風呂でも「お絵描き」

子どもが遊んでいる最中に「お風呂に入るよ」と声をかけてもすぐに遊びを中断してお風呂に入ることは難しいことがあります。もし、お部屋でお絵描きに夢中になっていた場合は、「今日はお風呂でお絵描きしてみようか」と誘ってみましょう。

用意するもの	ー
遊び方	鏡や窓をキャンパスに見立て指でお絵描きする
ポイント	誘ってみても入りたがらない場合は、夢中になっているものが一旦区切りが着くまで待ってから声をかけてみましょう。

7. いつもと違った気分でお風呂に入れる「プールごっこ」

「お風呂でプールごっこ」は、ゴーグルをつけたり、服を着たままお風呂に入る遊びです。普段は服というものは濡らさない、汚さないと縛られているものを開放することで、ストレス解消にもなると考えられています。

普段の生活に少しの工夫を凝らすだけでも、子どもにとっては新鮮なできごとになります。お風呂の時間を楽しめるような様々な工夫を取り入れてみて下さいね。

用意するもの	着ていた服、ゴーグルなど
遊び方	ゴーグルをつけたり、服を着たままお風呂に入る
ポイント	冬服は濡れるとかなり重たくなってしまうので、夏服や下着など軽装で行うのがおすすめです。

まとめ

今回は、「毎日のお風呂の時間が楽しみになるような遊び」を紹介しました。

「お風呂でしか味わえない楽しみ」を作ってあげることが毎日楽しく育児する秘訣です。

紹介した内容はどれも、おもちゃを買わずとも取り組めるようなものばかりですので、気軽に取り入れていただければ幸いです。

北海道旭川市にある「ふたば幼稚園」は、お子様の成長を促す遊びに力を入れている幼稚園です。当幼稚園では、『遊びを中心とした保育』『こどもが主体となり、環境・遊びを通して心を育む保育』について情報を発信しています。

さらに詳しく話を聞いてみたいという方は、以下の問い合わせフォームを、幼稚園選びをされている方、入園を希望される方は見学予約フォームからお気軽にご連絡下さい。

幼稚園見学のご予約はこちら

北海道旭川市にある「ふたば幼稚園」は、お子様の成長を促す遊びに力を入れている幼稚園です。

ふたば幼稚園は1975年に活動を開始し、地域に根ざした保育園、幼稚園として実績を積んでまいりました。ふたば幼稚園の最大の特徴は、子供が思いっきり遊べる環境があることです。

こちらは校庭の写真です。

子供たちが遊びを通して想像力を発揮できるよう設計されました。子供たちは時にどろんこまみれになりながら、遊びを通して「生きる力」を育んでいきます。机に座って学ぶだけでは「生きる力」を育むのは難しいでしょう。子供が遊ぶ大切さは、いつの時代も変わらないのではないでしょうか。

「生き生きとした子に育って欲しい」「自分で考え、行動する子に育ってほしい」

ふたば幼稚園は「遊び＝学び」を基本とした保育を通して、子どものサポートをさせていただいております。

また、親御さんが気になる園での安全管理として、送迎バスにはダブルチェックシステム、おたすけボタン、職員同士の共有、園児への声かけ等を通し日頃から確認・すぐに対応できる環境作りを心がけております。

入園相談の方はこちらからお問い合わせください。

お問合せ